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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第三章 工場視察と迷える少女

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第65話 殲滅

「大丈夫? ミオちゃん」

「はい……あの……これ」


ミオちゃんは……俺が渡した上着を手渡してきた。


「え?」


折角渡したのに……何故?


「ちょっと……暑いので」

「あ、そう……」


……そりゃあんなに動いてたら暑いよな、俺の気遣いが水の泡……か。

少し落ち込んだが、そんな暇はない。


「ほーら、跡形も無く消してやるぞ!」


ライターを点火させ、その火の中にスプレーを噴射する。

奴らはまるで夏のアイスのように溶けていく、そうだ、このまま蒸発しろ!

ミオちゃんもミオちゃんで、蹴りと刃物で戦っている。

奴らは緑の怪物やスライムと違って、戦略的撤退などはせず、徹底抗戦でこちらを潰すつもりらしい。

チームプレーを組んでいるそれらと違って、この氷のトカゲどもは各々個人プレーで、俺らを捕食しようと取り合いをしているように見えた。

故に同族で争い合うというこちらとしては好都合な事態も起きている。


「仲間割れか? だったら一緒にやってやるぜ!」


俺らはそいつらを見逃さず、一緒に天国へと送ってやった。

気が付くと、奴らは一つ残らず塵となっていた。


「命、燃やしたぜ!」


俺はキメ代わりに、そう叫んだ。

ミオちゃんも連中の処理が終わったのか、ハサミとカミソリをポケットに仕舞っていた。


「ミオちゃん、やっぱり凄いな! 俺なんか体力全然無いから、こんな武器を使わないと戦えなくてよ」


ミオちゃんの戦い方について率直に感想を言うと……ミオちゃんは、少し恥ずかしがっているような姿を見せた。


「そ……そんな……ぼ、僕は……ただ……」


やっぱり、ちょっと答えづらい?

まぁ、そりゃ急にそんな質問されてもな……答え辛いよな。


「ご、ごめん! 先行こうか」

「あ、あの!!!」

「え?」


ミオちゃんは今まで聞いたことが無いような大声で俺を引き留めた。


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