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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第三章 工場視察と迷える少女

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第59話 名刺

「ごめんくださーい、番場さんいますかー?」


町工場の区間に入るや否や、社長さんはすぐ目の前の工場に入り、大声を上げた。

すると奥から、

初老の男性が姿を現わした。


「おぉ! これは社長のお嬢ちゃん!」

「お嬢ちゃんじゃないですーお姉さんですー」

「あはは! 相変わらず面白いねぇ! 待ってろ、カミさんにお茶淹れさせるから中入れよ、おーい!」


男性は再び工場の奥に入り、俺たちもそれの後をゆっくりと追った。


「なぁ、あの人は?」

「傘工場の工場長の番場荘次さんだ、この傘も彼の職人技によって作られたんだ」

「へぇ」


確かに見た目はザ・プロの人という感じだったな。

彼の技でこの丈夫な傘が出来上がったのか……

工場の奥の応接間に通され、番場さんの奥さんと思われる人がお茶を出してくれた。


「それで、その後どうですか?」

「いやぁ助かってるよ! お嬢ちゃんの特製AIのおかげで仕事がはかどるはかどる……」

「あはは、ありがとうございます」

「あぁ、ところでこの間作ったやつなんだけど、そっちはどうだい? 丈夫で壊れないだろう?」

「ええ、おかげさまで、護身用としても使えて助かってます」

「だろ? 俺の傘は日本一だからな! あぁそうそう……」


社長さんは、番場さんとまるで長い間の知り合いかのように談笑を始めた。

なんというか、営業に来たんだよな? なんで喫茶店で話しているかのように盛り上がってんだ?


「ところで、その隣の兄ちゃんは誰だい? まさかお嬢ちゃんの彼氏かい?」

「あぁ、こいつは先日我が社に入った常盤です、ほら自己紹介しろ」


えぇ? 今!? い、一応名刺は渡されてたけど……まぁ、気を引き締めていくか!


「紹介が遅れました、先日より着任いたしました『常盤為朝』と申します」


立ち上がり、名刺を両手に持って番場さんに渡す。


「おぉ、わざわざご丁寧に、よくできた部下じゃないか、お嬢ちゃん」

「あはは、ありがとうございます」


ふぅ……どうやら好感度は良さそうだ。

まぁ、社長さんの元の好感度が上乗せされただけだろうが…‥

その後も、番場さんの話は長々と続いた……


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