第48話 社長の戦いとトムの援護
「さぁ、突撃ぃぃぃぃぃ!!」
社長さんの叫び声と共に、俺たちは走り出した。
「うおおおおおお!!」
社長さんは剣を抜くように日傘を構え、最初に盾を持つ連中に蹴りを入れた。
すると、盾を持つ奴らは体制が崩れ、隙が生まれた。
その間に日傘を振り回し、奴らは吹っ飛ばされていった。
えぇ……これ俺が入る隙あるか……?
そう思ったが、盾持ちの奴らが消滅した途端、武器を構える連中が一斉に社長さんを襲おうとしていた。
「あぶねぇ!」
俺は咄嗟の判断で催涙スプレーを噴射した。
俺の素人エイムとは裏腹に、奴らは目を抑えて苦しみだした。
それを社長さんは見逃さず、傘でそいつらを一掃した。
「やるな、トム」
「どうも」
「っと、そい!」
「おお……」
話しながらも社長さんは蹴りと日傘で奴らをボコボコにしていく。
すげぇな、マルチタスクもこなすなんて、ちょっと関心してしまった。
防具を身に纏っている奴らに蹴りを入れて、後ろにいた連中をボウリングのピンのように倒したり、剣を持った連中に対して日傘で応戦したり……
俺はそんな中、水鉄砲で奴らを妨害したり、火炎放射で防具を着ていない連中を倒したり……
段々と、奴らも数を減らしていき、勝てないと判断したのか、奴らは撤退しようとした。
「逃がすか! トム! バイクに戻るぞ!」
「あ、あぁ!」
社長さん、逃がさない気だな、俺もそれに乗ってやるか!
先程と同じくバイクのケツに乗り、片手で荷台を抑えつつ、もう片方の手に水鉄砲を構えた。
「吹っ飛ばされるなよ! トム!」
「あぁ! 応援は任せろ!」
社長さんがギアを入れると、間髪入れずにスロットル全開にした。
社長さんは走りながら左手で日傘を構えた。
そのまま背中を向けて逃走する奴らに向かって傘攻撃をお見舞いさせていった。
「よし! ここからなら足でも追いつくぞ!」
再びバイクを停止させ、俺たちはバイクから降り、追い打ちを掛けようと追いかけた。
俺も火炎放射で奴らを溶かそうと噴射をしながら走った。
見事に奴らに命中し、奴らは保脳に苦しみながら消えていく……
社長さんも傘攻撃で倒していった。
気が付くと奴らの姿は……消えたなくなった。
「よし! 行き止まりはもうすぐだ! 急ぐぞ! トム!」
「あぁ!」
バイクに戻り、俺たちは先へと急いだ。
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