表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第二章 二度目の遭遇

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/93

第46話 ダンジョン配信の記録

「トム、バイクのケツに乗れ、ほい、ヘルメット」


社長さんは荷台のケースを開けて、もう一個のヘルメットを取り出して渡してきた


「おい、先輩はどうすんだよ?」

「大丈夫だ、私にまかせろ」

「まかせろったって、あんたどこ行きゃいいのか分かってんのか?」

「安心しろ、私はもう数十回も入ってる、大体あの宝石の場所がどこにあるかぐらい分かる」


え? 今社長さんなんて言った?


「すまん、聞き間違いか? 今数十回って言った?」

「あぁ、そう言ったぞ、おっと言い忘れたな、これを見ろ」


そう言うと社長さんは腕輪に挿していたスマホを外し、起動させた。


「グローディ、これまでの配信の記録をこいつにみせてやれ」

『かしこまりました』


そう言うとスマホから、なにやら映像が映し出された……

映像には日傘を持つ手しか映っていない、まるで一人称視点のゲームのようだ。


『ヘロー! ザワメシティー! 私は天才AIプログラマー兼zAI社代表取締役社長兼洞窟探検家のルカだ!』


スマホから社長さんの声が下かと思えば、日傘を持つ手とは逆の手が、挨拶するかのように手を振っていた。

ていうかなんだよザワメシティーって、どこの国の挨拶だよ。


「……なんだよこれ」

「見りゃ分かるだろ、配信の録画だよ」

「録画!? 配信の!? あんた洞窟の中の様子配信したのか!?」

「だってあの時言っただろ」

「いやまさか本当にやるとは……」


そんな事を語る間にも、録画の尺は進んでいく。


『そしてこちらにいるのが助手のジャスミンだ! ジャスミン、挨拶しろ』


カメラが移動し、ジャスミンさんが映し出された。

ジャスミンさんの格好は、かなりセクシーなチャイナ服……なんていうか、凄いな。

というか映像の中のジャスミンさん、なんかもじもじしてる?


『え、えっと……zAI社員のジャスミンです!』

『おいおいおい! もっと可愛らしくやれ! 配信中なんだから印象に残るようなことをしないと!』

『か、可愛らしく!?』


おいおい、社長さん、無茶振りとは結構酷いな。


『きゃ、きゃるーんジャスミンだよー』


……なんだこれは、ジャスミンさんは引きつった笑顔で、可愛らしいポーズをした。

何を見せられているんだ俺は。


「ていうか、この録画5時間近くあるじゃねぇか! もういいよ」

「そうか、まぁ時間がないからな、いいだろう」


全く……ていうか。


「そういえば映像の中にミオちゃんいなかったな」

「あぁミシェールか? あいつは今、色々資格を取らせているところでな、留守番中だ」

「資格?」

「一応我が社に入る入らないは別として、何か資格を取らせた方がいいだろう?」

「あんた結構面倒見いいんだな」

「そう褒めるな」


これは褒めていると言えるのだろうか?


「ま、お喋りはこのくらいにして、行こうか」

「おう……あ、先輩、それじゃ」


先輩を尻目に社長さんはバイクのギアを入れ、俺たちは奥へと進み始めた。


面白かった、続きが見たいと少しでも思ったら、下の★評価、ブックマーク、感想よろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ