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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第二章 二度目の遭遇

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第35話 送迎と別れ

「さぁて、お前の会社はどこだ?」

「あぁ、松ヶ峰駅の近くだが……」

「よし、ジャスミン、出してくれ」


後部座席の隣に社長さんが座り、車が門を出た。


「ところで、今後の連絡についてだが……」

「あぁ、名刺なら昨日貰ったし、連絡先もその名刺に書いてあんだろ?」

「その通り、考えがまとまったらそこから連絡してくれ」

「りょーかい」


そんな他愛もない会話をしながら、車はあっという間に会社の前に着いた。


「あぁ、ここだ」

「ここか、よし、タクシー料金は100億円だ」

「おいおい、金取るってか!?」

「冗談だ、さ、行け」

「なんだよ、驚かせやがって」


ジャスミンさんがドアを開けてくれ、俺は車から降りた。

ドアが閉まると同時に、窓が開いて社長さんが顔を出してきた。


「じゃ、運が良ければまた会おう、トム」

「あぁ、こちらこそ世話になったな、社長さん」

「いやいや、世話になったのはこっちもだ、あの洞窟は私一人じゃ無理だったよ……あ、そうそう、これ持ってけ」


そう言うと社長さんは、一昔前のスマホを窓越しに手渡してきた。


「おいおい、なんだこの携帯?」

「グローディ入りの携帯だ」

「グローディ入り? なんでこんな古い携帯に入れてんだよ?」

「新しい携帯買う金が勿体ないからに決まってるだろう、こいつはリサイクルショップに売っていた物を私が改造したものだ、利益を出すなら削れるものは削らなきゃな」


利益を出すため……まぁ、それについては否定しないが……


「ま、餞別として受け取っとくよ、ありがとな」

「おう、それじゃ、仕事頑張れよ、トム! ジャスミン、出してくれ」


社長さんは窓を閉めて手を振り、俺もそれを返した。

車は颯爽と走りだし、どんどん小さくなっていった……にしても、本当に目立つなあの車……通行人みんなあの車見てるじゃねぇか。


「鏡ルカ、変な社長さんだったな……」


名刺を見ながら、俺はそう呟いた。

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