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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第一章 ダンジョンの出現

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第17話 帰還

面白かった、続きが見たいと少しでも思ったら、下の★評価、ブックマーク、感想よろしくお願いいたします!

……ん? 光が……治まった……のか? 瞼に入ってくる白い光が、段々と弱まっていくように見えた。

恐る恐る目を開けると……。


「ここは……地下鉄の……」


目を開けると、俺たちは元の地下鉄の駅にいた。

だが違和感がある……周りの人も戻っているかのように見えたが、人がまばらのように見えるのだ、確か変な洞窟に行く前はもっと人がいたはず……。


「おい社長さん、ミオちゃん」


2人に声を掛けると、2人も瞼をゆっくりと開けた。


「ここって……駅?」


ミオちゃんは困惑した表情で辺りを確認している……その一方で。


「ない……ない! ないぞ! どこいった!!」


社長さんは自分の体を弄って、何かを探しているようだった。


「おい社長さん、まさかとは思うが……」

「そうだ! あのエネルギー物質が無い! どこだ!」

「おいおい、こんな時に金の話かよ」

「当たり前だ! 世紀の大発見! 私の会社が独占できるものだったのに!! あぁ! なんてこった!!」


なんか、身長も相まって子どもが駄々をこねているようにも見えるな、これ。


「おいトム! お前も探せ! まだ遠くにはないはずだ!」

「いやいや……」

「いいから! 私の身体を触ってくれ!」

「はぁ?」


社長さんがどうやら興奮のあまり、俺が社長さんの身体を触った瞬間に豚箱送りになることを把握していない様子だった。


「おい! ユミ! どこだ!?」

「誰か! 私の息子を知りませんか!?」

「もしもし? こちら85M車掌、現在運転士と連絡が……」

「ママー!! どこー!?」


社長さんがてんやわんやする中、周りの人々は身内を探していたり、忙しなく電話を掛けていたりしていた。


「おい社長さん、とりあえず外出ないか? この状況じゃ地下鉄も動かねぇし……」

「だが……」


気持ちは分からんでもないが、今はそんな状況ではないと思う、それに……。


「なぁ、社長さんよ、今のあんたは興奮気味だし、ちょっと風にでもあたった方が良いと思うぜ」

「うーむ……」

「ミオちゃんも一旦出よう、喉とか乾いてないか? 自販機で飲み物買ってあげるよ」

「ありがとう……ございます」

「ほら社長さんも」


2人を引っ張り、ホームにあった自販機に千円札を入れた。


「飲み物、おごってくれるのか?」

「馬鹿言うな、あんたの場合は俺よりも金あるだろ」

「ケチだなぁ、そんな男はモテんぞ」

「それセクハラ」

「ほえ?」


ほえ? じゃないが……まぁいいけどよ

各々飲み物を買い、俺たちは地上へと上がった。

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