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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第一章 ダンジョンの出現

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第15話 行き止まり

さて、しばらく歩いたが、もうそろグローディの言う「行き止まり」だよな?


「なぁ、社長、そろそろ……」

「あぁ、わかってるさ、グローディ、もうすぐ行き止まりみたいだけど、行き止まりには何かありそうか?」

『はい、確認します、携帯を前へ出してください』


グローディは社長さんの指示に従い、分析を始めた。


『分析が完了しました、行き止まり付近にに謎のエネルギー反応を確認』

「エネルギー? 電気か何かか?」

『ここからの距離では認識は困難です』

「わかった、ありがとう、グローディ」


エネルギーか、石油や石炭とかだったら俺たち大金持ちかもな。


「こりゃ儲けのチャンスかもな! そうは思わないか? トム! ミシェール!」

「いや、考えている事同じかよ」


どうやら社長さんも考えは同じだった。

流石実業家というべきか……。

……社長さんに同情を求められたミオちゃんは、相変わらず俺の体に引っ付いたままだった。


「なぁ、ミオちゃん、エネルギーってなんだろうな、もしも発見したらどうする?」

「……」


ミオちゃんは下を見たままだったが、その唇はかすかに動いているように見えた。


「……らない」

「え?」

「僕は……いらない」

「いらない?」


そんな、この子そう言うのには興味がない?


「どうして? 大金が手に入るかもしれないってのに」

「いらない……そんな……ものなんて」

「うん?」


俺にはミオちゃんが何を言っているのかさっぱりだった。


「おうトム、あれだな」


社長さんが指を差した先、そこに、かすかに光を放つ何かがあるように見えた。

どうやら見た感じ、あそこが行き止まりのようだ。

あの光がエネルギーとやら? まさか……。


「なぁ、社長さん……」

「お前の言いたい気持ちは分かる、近づいてみるぞ」


俺と社長さんの考えはやはり一致していた、あれが謎のエネルギーなのだろうか。

気になった社長さんは行き止まりまで駆け込んでいった。


「ミオちゃん、走れる?」

「うん……」


俺とミオちゃんも、社長の後を追うように走り始めた。

と言うより、俺がミオちゃんの手を繋いで引っ張っているような感じだが。

歩幅を合わせるの結構難しいな……。

ミオちゃんが転ばないように若干早歩きのスピードで社長さんの元へと向かった。

近づくにつれて、光はどんどん輝いていくように見えた。

行き止まりのところでは、社長さんは光を覗くように見ていた。

社長さんの表情は、どこか絶景を見ているようだった……そんなに凄いものなのか?


「よぉ社長さん、どうした?」

「凄いぞ! トム! ミシェール! 見てみろ!」


社長さんは興奮気味にこちらに手招きをしている……星空のように目を輝かせながら。


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