表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第一章 ダンジョンの出現

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/93

第14話 鞍馬ミオ

「……あっ、やべぇ!」


ふと後ろを見ると、大変なことが起きていた。

物陰に隠れていたはずの女の子が、怪物に両腕を掴まれていたのだ。

まずい、このままじゃあの子が……咄嗟に俺は走り出した。


「おーい! 今助ける……」


助けようと炎を放とうとした、その時、女の子は怪物の力をものともせず、両腕を押し出して拘束から抜け出した。

そしてそのまま、後ろ蹴りをお見舞いしたのだ……怪物は呻き声を上げて消えた。

えぇ……す、すごい。

そして女の子は、徐に自分のバッグを開け、何かを取り出した。

あれは……カミソリと、ハサミか? おいおいおい、戦うつもりかよ!?

華麗に俺をスルーしたかと思えば、女の子は社長と戦っていた怪物どもに蹴りをお見舞いした。

かと思えば、構えた刃物を使って奴らを刺したり切ったりしだし、また蹴りをお見舞いしたり……その様は、まるで華麗に踊っているようだった。


「なぁ、トム」

「あぁ、言いたい事は分かるぜ、社長さん……」


あの子……戦えたのか。

じゃあなんでスライムの時は窮地に立たされていたんだ? と、考えたが、あいつらはグローディが分析していた通り、炎攻撃ぐらいしか通用しないのだろう。

女の子の戦闘能力にビビった怪物たちは、逃げようとしたが、女の子はそれを見逃さず、一掃していった……。


「す、すげぇ……」


俺は思わず拍手してしまいそうなぐらい感心してしまった。

女の子は、刃物をしまい、再び俺の後ろに直った。

いや、戦えるなら前に出てくれよ、なんでこの期に及んで……。


「なぁ、大丈夫か? 君……」

「……ミオ」

「はい?」

「僕の名前……鞍馬くらまミオ……」


鞍馬……ミオ? それが名前?


「ようやっと名乗ったか、そうだな……ミオだから、ミシェールって呼んでもいいかい? 私は日本の名前を呼ぶのに慣れてなくてな」

「好きに……して」


やっぱり社長さんとは目を合わせたくないのか。後ろに隠れてしまった。


「まぁ、とりあえず行き止まりとやらに向かおうぜ、この先には怪物はいないだろうしよ」

「だな、行こうか」

「改めてよろしくね、ミオちゃん」

「うん……よろしく……為朝さん」


お、俺の名前を呼んでくれた。

社長さんと比べて俺には信頼を寄せているのか? 嫌じゃないが、なんでそこまで社長さんを避けているのだろうか?

そんな事を考えながら、歩き続けた。

面白かった、続きが見たいと少しでも思ったら、下の★評価、ブックマーク、感想よろしくお願いいたします!


挿絵(By みてみん)


鞍馬ミオ(イラスト制作:ニニ様)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ