表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第一章 ダンジョンの出現

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/97

第12話 救出者

「はぁ……はぁ……酸欠になったわ!」


遠くに遠くに向かって行き、俺たちはどこかの空間で足を止めた。

幸いスライムたちは足が遅く、何とか撒けたようだった。


「全くだらしないな、トム」

「逆にあんたはなんでそんなピンピンしてるんだよ……」


体力ありすぎるだろこの社長……。


「さ、ところで、お前も大丈夫か?」

「はい……なんとか……」


女の子は、体育座りで震えていた。

さっきはよく見えていなかったが、女の子は耳にピアスを沢山つけ、ゴスっぽい服装、持っているバッグは女児向けのマスコットが描かれていたりと、歓楽街にいる家出の少年少女と同じような見た目だった。

社長さん、ちょっと言い方に圧があるだろ……相手はスライムに殺されそうになったんだぞ? ここは俺が声を掛けるか。


「……怖かったよな、そりゃビビるよ」

「……」


目線を合わせて声を掛けると、女の子は俺の方へと顔を上げてくれた。

不思議と、震えも収まっていくように見えた。


「俺は常盤為朝、君は?」

「……名前……ないです」

「うん?」


名前名乗りたくないのか?


「おいおい、人様が名乗ってやってるんだから名乗らないか」

「まぁ、社長さん、あんまり自分の名前を言いたくない人だっているだろ」

「全く……まぁいい、そこの、私の名刺だ」


社長さんは俺と自己紹介した時と同じように、両手で名刺を差し出した。

怯えつつも女の子は受け取った……。


「zAI……社長?」

「そうだ、鏡ルカだ、よろしくな」

「AI……」


……女の子は、突然立ち上がって、社長さんから隠れるように、俺の後ろへとやってきた。

え? 急に何? 社長さんも困惑しているのか、首をかしげていた


「……まぁ、とにかく、落ち着いたところで先へ進もうぜ」

「あぁ、そうだな、行こう」


俺が立ち上がると、それに合わせるように女の子も立ち上がった。

そして、後ろから俺の腕を掴んできた。

なんだろう、悪い気はしないが、どういうわけか社長さんを避けている気がする。

名刺を渡されるのが初めてだから緊張してるとか? そりゃないか。

こうして女の子の盾になりながら、先へと進み始めた。


面白かった、続きが見たいと少しでも思ったら、下の★評価、ブックマーク、感想よろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ