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プロローグ

「なぁグローディ! 今スライムに取り囲まれてるんだけどどうすりゃいい!?」


暗い洞窟の中、俺はスマホに向かって叫んだ。

周りには液状の怪物が今にも俺を襲おうとしていた。

俺の叫び声にスマホが音を発して答えた。


『それは大変な状況ですね! そのような状況になった場合はまず冷静になるのが良いでしょう、そして安全な場所へ避難すると良いですね! 以下にその後の対策をお答えいたします……』

「あぁもう! またこれかよ!」


……だが、そう簡単に答えは教えてくれない、俺は武器を構えて戦う準備を整えた。


『まず、スライムは熱や光に弱い生命体と考えられます、懐中電灯などの灯りを放つ道具を使用し怯ませる手段がいいでしょう、次に、ライターなどの火を起こす道具、又は火を起こす魔法を使用し、冷静に一体ずつ倒していきましょう』

「よし! えーっと灯りを放つ道具……このスマホを使うか!」


スマホの電灯機能を入れ、ついでに画面の明るさも最大にした、暗い洞窟の中でその灯りは太陽のように輝いていた。

スライムたちの動きは瞬時に固まった。

よし、次は火を起こすもの……。


「ライターとヘアスプレー……これだ!」


ヘアスプレーの噴射口の前で火を点け、思い切りトリガーを引いた、すると殺虫剤は火炎放射器のような武器に早変わりし、スライムたちは蒸発していった。


「よっしゃ! これだな! ありがとう、グローディ!」

『こちらこそ! お役に立てるのであれば私はどんな質問にも答えます、遠慮なくどうぞ!』


……俺がここにいる理由、そしてこんな風に戦っている理由、これには色んな要因が重なっている。

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