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4. 耳飾り


ーー近頃、人と接していなかったから、この力が嫌がられることを忘れてしまっていた。彼に嫌われてしまっただろうか。


◆◇◆◇◆◇◆


朝食を済ませたあと、ふもに台所を教えてもらい皿を片付けた。


ふもが庭へ飛び出し、凄い勢いで空中回転をしていた。

「ふぁあ〜〜〜」

案の定目が回って地面にダイブだったが。

「腹がへったぞ〜ご飯を作ってくれ〜」

昼ごろになりふもが騒ぐので、部屋に戻ることにする。ふもは、遊びすぎて汚いので水を浴びてくるらしい。春とは言え寒くないのか…


◆◇◆◇◆◇◆


環さんにお昼を作って持っていってもいいのかな。悩みながらも台所にいくと、なぜかおいしそうな香りが漂っていた。

「環さん!」

環さんが、昼食を作ってくれていた。顔をのぞき込む。良かった、顔色は悪くない。

「さっきは中座してしまい悪かった。昼にしよう」


料理を並べ、昼食の準備をしていると、エプロン姿の環さんが、何やら取り出した。

「渡したいものがあるんだ」

「!綺麗」

そこには光を反射した耳飾りがあった。白い鱗が

はめられていて、きれいな装飾が施されている。

「これは能力が無効化できる物で、先ほどの詫びだ。つけてみてくれ。」

「…すみません。つけ方がわからない」

白状すると、つけてくれるようだ。

「少し触るぞ」

近くて、緊張する。

環さんがぼくの髪をかき分けて、丁寧に耳飾りをつけてくれる。ドキドキして、いたたまれない。

「不快にさせて済まなかった。気持ち悪くなかったか。」

「大丈夫。環さんにそんなこと思わないよ」

環さん、気にしていたんだ。

「良かった」

口元がほころび、髪がなびく。

「!?」

環さんが笑った。なんだか息が苦しくなる。


「ご飯〜ご飯~」

ふもが戻ってきた。なんかわからないけど、助かった。

「来たか」

環さんが、ふもに反応しながら鏡を渡してくれる。

「似合うな」

なんだか顔が熱くなる。手であおいで冷ましていると、ぽてぽてとふもが近づいてきた。

「環〜我の鱗加工できたのか〜よくできているの〜」

これふもの鱗だったのか。ってかふも鱗あったのか、角も見たこと無いが。

「ふもって竜らしくないよね」

「この姿は仮の姿だぞ〜翼で飛んでいるだろう!白龍は他の龍より速いのだ〜それに、角もある〜」

そう言ってふもが撫でろと言わんばかりに、擦りついてくる。確かによくモフれば角っぽいのと、翼っぽいのがある。小さいな。

「本当だ!」

「わかればいいのだ〜」

ふもがムフーと自慢している。なんか重要な単語が聞こえた気がする。

「他の龍って?」

「我はこの地の西を守っているが、東・南・北・中央をそれぞれ守っている龍がいるのだ」

「ということは、ふもみたいな龍がもっといる?」

毛玉パラダイス!

「そうだぞ〜赤龍とは特に仲が良くてたまに遊ぶのだ〜」

いつか、会ってみたいな。





時間軸ブレブレだったので修正しました。

ミスがあったらすみません。

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