前へ目次 次へ PR 4/31 四話:畑 いつもの帰路の田舎道を歩いていたら、いつも挨拶をするおばあさんの、いつもはなにやらニンジンなどが育てられている畑に、今日は手が生えていて、おばあさんがそれを収穫していた。何列も並んだ肘から先の腕の群れを視界にいれないよう「こんにちは」としぼりだした。おばあさんはいつものように挨拶をして「何本かいる?」と尋ねてきたので、全速力で走って帰ってきた。明日どんな顔をして挨拶をすればいいか頭を悩ましている。