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VRMMOはウサギマフラーとともに。  作者: 冬原パトラ
第一章:DWO:第一エリア
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■018 乱戦デスマッチ

■今日はもう一話投稿します。





「乱戦デスマッチだと!? ナメやがって!」


 乱戦デスマッチとは多人数での決闘方法だ。通常はバトルロイヤルに使われたりする。が、この場合1対3の戦いになる。

 怒りに顔を歪ませた残りの二人が、乱戦デスマッチモードにした【PvP】に参加してきた。


─────────────────────

【ラゴン】から決闘デュエルの申請があります。


時間:無制限

モード:乱戦デスマッチ(ハード)

スキル:使用可

戦技:使用可

アイテム:使用不可


勝利条件:自分以外の全プレイヤーの死亡


参加プレイヤー

【ラゴン】【グリフ】【バーン】


受託しますか?

─────────────────────


 YESを押し、【PvP】への僕の参加が承認される。

 この条件だと相手は僕を殺した後、三人で殺し合いをしなければならないが、そこまで頭が回ってないらしい。


『【PvP】が成立しましたですの。カウントダウンを始めますの』


 ポンッ、と、三頭身のデモ子さんが現れ、その頭上にカウントダウンが流れ始めた。

 三人がそれぞれ武器を抜く。

竜人族ドラゴニュート】の金髪男は斧、茶髪の【獣人族セリアンスロープ】は槍、黒髪の【夜魔族ヴァンパイア】は棍棒を手にしている。

 どうやら魔法使いや弓使いはいないようだ。前衛ばかりか? バランス悪いパーティだな。

 僕も腰から双雷剣『紫電一閃』と『電光石火』を抜いて、決闘デュエル開始を待つ。


「お前らは手を出すな。俺がこのウサギを嬲り殺しにしてやんよ」

「少しは俺たちに残しとけよ」

「交代制にしねえ?」


 軽口を叩きながらニヤついている三人を僕は冷めた目で見ていた。


決闘開始デュエルスタート!』

「オラァ! 【パワースラッシュ】!」


 デモ子さんの宣言と同時に、金髪男が戦技をしかけてきた。【スラッシュ】の強化版【パワースラッシュ】だ。

 しかし、僕はそれを横にひょいと躱し、斧の一撃を避ける。


「のやろォ!」


 ブンブンと斧を振り回し、金髪が迫ってくるが、どの攻撃も僕に当たることなく空を切る。


「その程度か?」

「うるせえ! 【フルスイング】!」


 横薙ぎの一撃が僕の目の前を通り抜けていく。今日も【見切り】は絶好調だ。

 金髪男は何度も戦技を繰り出してくるが、余裕で見切ることができる。こいつ、あんまりDEXが高くないな。


「おい! お前らも攻撃しろ!」

「お、おう!」


 先ほどの言葉を翻した金髪の声に、槍を持った茶髪の【獣人族セリアンスロープ】と、黒髪の【夜魔族ヴァンパイア】が駆け寄ってきた。


「【二段突き】!」

「【インパクト】!」


 槍と棍棒の戦技が同時に放たれるが、全然連携が取れてない。僕はその隙間を縫うようにステップで移動して、背後から二人を斬りつけた。


「ぐあっ!」

「うっ!」


 【PvP】だと、残酷な描写は緩和されるため、血飛沫などが舞うことはない。腕などを切り落としたとしても、骨などが見えることもなく、そこには現実感のない切断面があるだけだ。

 さらにレンのようなフィルターがかかっているプレイヤーには、切り落とされた腕の先が古い映画のようにモノクロームに見えるだけなので、肉体が欠損したという感覚はかなり薄れるらしい。

 今斬りつけた二人の背中も、傷つけた痕跡はあるが、血などは一切流れてはいない。光の粒子が漏れているだけだ。痛みだって軽く平手を受けた程度だろう。しかしHPダメージはそうはいかない。

 普通、短剣は攻撃力が低い。しかし、この双雷剣『紫電一閃』と『電光石火』は、そこらで売ってる短剣よりかなり高い攻撃力を持っている。

 実際、今の一撃で、二人ともHPの残量が五分の一も減っている。


「囲め! 囲んで同時に戦技を放つんだ!」


 焦った表情で金髪が声を荒らげる。


「いい考えだ。けど────」


 一気に金髪の下までダッシュし、その腹に膝蹴りを喰らわす。


「ぐふっ!」

「作戦を口に出す馬鹿にやられるか」


 そのまま背中に『紫電一閃』を突き入れようとしたが、横から槍の一撃が伸びてきたので、一旦離れる。

 懐かしいな、この感覚。島にいた時は伯父さんのとこの門下生とよく乱取りしたな。


「てめえ、調子乗ってんじゃねえぞ!」


 三人が戦技を次々と繰り出してくるが、赤牛……ブラッドホーンの一撃に比べたら、全く怖くない。

 正直、当たる気がしないな。僕は回避率だけは熟練度がかなり高くなっている。「逃げ回る者」の称号は伊達じゃないぞ。今の今まで最初のグレイウルフ以外、【怠惰】の領域で死に戻ったことはないからな。

 加えてバッジとマフラーのAGI(敏捷度)補正も効いているんだろう。あ、疾風の靴もAGIに補正があったか。


「もう一回聞くが、あの子に謝る気は無いんだな?」

「やかましい! 死ね!」

「じゃあ、もういい。無様に負けてもらう」


 金髪の顎を肘で下から打ち抜き、半回転して回し蹴りを脇腹に入れる。思ったより吹っ飛んだな。【蹴撃】の効果だろうか。

 吹っ飛んだ金髪を無視して、今度は槍を持った茶髪の腕を斬りつけた。


「うっ、えっ!?」


 【獣人族セリアンスロープ】の男に麻痺のエフェクトが発生し、槍を地面に落とす。双雷剣『紫電一閃』と『電光石火』の特殊効果が発生したか。


「おっと、ご愁傷様」


 この隙を見逃すつもりはない。右手と左手の双雷剣を連続で叩き込み、とどめに【スラッシュ】を喰らわせると、茶髪の獣人は光のかけらとなって消滅した。

 今ごろ強制ログアウトで現実世界に戻っていることだろう。【PvP】のデスマッチルール上、二時間はログインできないはずだ。


「このっ……!」


 棍棒を振りかぶった黒髪男の攻撃を躱し、横腹を斬りつける。そのまま背後に回って、双剣を交差させるように胴体を薙いだ。

 【獣人族セリアンスロープ】の男に続いて、【夜魔族ヴァンパイア】の男もこの場から退場した。


「あとはあんただけだな」

「るせえ! 【パワースラッシュ】!」


 斧を持った金髪男が立ち上がり、僕へ向けて戦技を発動させようとするが、不発に終わる。


「なっ……!」

「お前馬鹿か? あんだけ乱発すりゃSTスタミナが無くなるのは当たり前だろうに」


 戦技は使用するのにスタミナがいる。これは時間や食事、その他アイテムなどで回復するが、この状態でその時間をやるほど僕はお人好しではない。


「消えろ。【ダブルスラッシュ】」

「ひ……!」


 【短剣の心得】で会得できる第二の戦技を連続で発動させる。

 左右の双剣で相手の両腕を切り落とした後、左手の『電光石火』を心臓に突き刺し、右手の『紫電一閃』で喉笛を掻っ切る。

 次の瞬間、【Criticalクリティカル Hitヒット!】の文字が浮かび、金髪男は光の粒となって消え失せた。


『決着! 勝利プレイヤー【シロ】!』

 

 デモ子さんが僕の勝利を宣言し、【PvP】が終了する。三人分の所持金の半額が僕の所持金に加算された。

 双剣を腰の鞘に戻すと、ギャラリーの中からレンとウェンディさんがこちらへとやってきた。


「シロさん! すごいです! カッコよかったです!」

「ずいぶんと対人戦に慣れた動きでしたが……何か武道の経験が?」

「うん、伯父さんが道場をやっていてね。少しだけ」


 あの稽古が役に立ったかはわからないが、前よりはゲームの中で動けるようになってきているのは実感できる。

 それに動物のように本能で動く奴らよりも、考えて動く人間の方が動きが読み易い。特に怒りで我を忘れた奴らは単純で、手に取るようにわかる。

 そんなことを思っていると、ギャラリーの中からパチパチパチと拍手をしながら、二人の人物が現れて、こちらへやってきた。一人は僕が知っている人物であった。


「お見事。素晴らしい戦いだったよ、シロ君」

「アレンさん!?」


 全身鎧に盾を装備した【怠惰】のトッププレイヤーがそこにいた。相変わらずのイケメンだ。

 その後ろにいるのは【妖精族アールヴ】の女性で、白い革鎧と白いブーツに身を包んでいた。栗色の長い髪を前の方へ流し、両肩のところで左右結んでいる。


「なんでここに? 第三エリアにいるんじゃ?」

「トーラスから彼女──ベルクレアの弓の素材が手に入ったと連絡を受けてね。ポータルで転移してきたら、目の前で【PvP】が行われているじゃないか。しかも知り合いが、だ。つい見入ってしまったよ」


 あー、なるほど。じゃあ後ろの女の人がアレンさんとこの弓使いか。

 この人も強いんだろうなあ。


「おい……あいつ、アレンじゃね?」

「え? あのブレイドウルフを倒した?」

「あのウサギマフラー、アレンの仲間なのか? 道理で……」


 ざわざわと周りのプレイヤーたちが騒ぎ始めた。そりゃそうか、現時点において、【怠惰】で一番先行しているパーティの二人がいるんだ。注目するなってのが無理な話だ。


「アレン、ここじゃ目立つから移動しましょう」

「ん? ああ、そうだな。トーラスのところに行くとしようか」

「あ、僕らも行っていいですか? レンの弓を新しくしてもらう予定だったんで」


 僕らは連れ立って歩き始めた。幸い尾けてくるような失礼な輩はいなかったので、とりあえず初対面の弓使いの女性に挨拶をしておいた。


「私はベルクレア。アレンと同じパーティの弓使いよ。あなたの噂は聞いてるわ」

「噂って……どんな?」

「『調達屋』だって。どんな素材も手に入れてくるとか?」


 間違えちゃいないが、どんな素材もってわけじゃない。モンスタードロップの素材は高エリアでは無理だし。

 トーラスさんのところに向かいながら、レンには弓の素材をトーラスさんに渡しておいたことを話しておく。

 同じ弓使いとわかったからか、ベルクレアさんはレンと、ウェンディさんは同じ戦闘スタイルのアレンさんにいろいろと質問していた。

 やがて共同工房にいるトーラスさんの作業場に僕らは到着する。


「おや、皆さんお揃いで。そっちの【夜魔族ヴァンパイア】の嬢ちゃんと、【竜人族ドラゴニュート】のお姉さんは初めてやな。シロちゃんのお仲間か?」

「はい。レンです」

「ウェンディと申します」


 二人が初対面のトーラスさんに挨拶をする。もうすでにリンカさんはいなかった。自分の作業場へ戻ったのだろうか。


「トーラスさん、こっちのレンが弓を作ってもらいたい子で」

「ああ、なるほど。ほならウェンディさん、こいつでその子の身長と腕の長さを測ってもらえへんか? 子供でも女の子やし、わいが測るのもまずいやろ?」


 トーラスさんはメジャーのようなものをウェンディさんに渡す。腕の長さ……そこから弓の大きさを考えて作るのか? もっとポーションみたいに簡単にできるもんかと思ってたんだが。

 なんでも弓を引くときの長さ(引き尺)によってある程度の調整をするんだそうだ。その方がわずかに威力が増すらしい。

 レンが左右の手を水平に伸ばし、首の中心から指先までをウェンディさんが測っていた。


「そういやシロちゃん、そのマフラーはどないしたん?」

「プレゼントです。似合ってるでしょ?」

「おう、なかなかカッコいいやないか。あ、そんで図鑑は買えたんか?」

「おかげさまで。レアモンスターの図鑑なんて物も貰いましたよ」

「……ちょっと待ってくれ。レアモンスター図鑑?」


 僕らの会話にアレンさんが参入してくる。あれ? 初耳だったのかな?


「これなんですけど。本屋の主人は聞いたこともない魔獣ばかりなんで、本物かどうかわからないって言ってましたが」


 インベントリから「幻獣図鑑」を取り出してアレンさんに見せる。

 パラパラとページをめくっていたアレンさんは次第に目を険しくしていく。


「これは……! 【月光蛾】に【ストーンゴーレム】……確かにレアなモンスターのようだ……」

「実在しているんですか?」


 ゲームの世界で「実在している」ってのも変な表現だが。


「ああ。間違いない。生息地域も合っている。実際に僕らもこれらに出会ったことがあるからね。もっとも数回だけだが」


 へえ。ってことはこの図鑑は信用できるってことか。レアってことは貴重なアイテムをドロップするのかな。

 アレンさんが次々とページをめくっていく。トーラスさんとベルクレアさんもそれを覗き込んでいた。


「ずいぶんとおるんやなあ。第一、第二エリアだけでもけっこう見つかってないのがおるで。こりゃあ未知の素材が手に入るかもしれんな」


 レアモンスターはその出現条件がいろいろと違うらしい。時間帯だったり、日付だったり、女性だけを襲うとか、まさに出会えたらラッキーという存在なのだ。襲われてラッキーってのも変な感じだが。


「僕が気になるのはこいつだね」


 アレンさんがあるページの魔獣を指し示す。そこに描かれていたのは、大きな黄金の蜂だった。


「【ゴールデンクインビー】……? 生息地域:トリス平原?」

「第二エリアにある平原だよ。そこに【クインビー】という種はいるんだ。しかしこんなのは見たことがない」

「満月の夜に【月鳳花】の蜜を求め現れることがある……」


 生態の説明書きにそんなことが書いてあった。つまり時間と場所が合わないと発見できないたぐいの魔獣なのか。条件はそれだけじゃないみたいだが。


「第三エリア以降は詳細が書かれてないのはなんでですかね? イラストはあるのに。記載漏れでしょうか?」

「うんにゃ。これはまだ第三エリアが解放されてないからや。図鑑シリーズはな、持ち主がその実物を確認するか、一定数以上のプレイヤーが新エリアに踏み込むと更新するようになっとる。たぶん第三エリアにある程度のプレイヤーが行けるようになれば、名前とか大雑把な部分はわかるようになるんやないかな」


 なるほど。だから「魔獣図鑑」の方は僕が出会ったことのないモンスターも詳しく書かれているのか。


「これはちょっとした発見だよ。この図鑑はかなりの価値がある物だ。正直、僕も欲しい。どうやって手に入れたんだい? あ、いや、言いたくなければいいんだけれど」


 別に隠すことでもなかったので、僕はバラムさんとの出会いから今までのことをかいつまんで話した。


「個人イベント発生型か……となると、もう発生することはないな。つまりその主人からはこれ一冊しか手に入らないということだ。他の個人イベントで誰かから手に入れることはできるかもしれないが」

「本を譲るわけにはいきませんけど……。内容は写しても別にいいですよ。なんなら情報公開してもらっても構いませんし」


 僕がそう言うと、アレンさんは驚いたような顔をしていた。


「え? いいのかい? 独占しなくても」

「多分これって【怠惰】だけじゃなく、他の領国にも存在してると思うんですよ。他の領国にもこんな物があるということを知らせた方がいいんじゃないかと……レアモンスターとか、みんな狩りたいじゃないですか」

「確かにその方がゲームとしては盛り上がるけど……まあ、シロ君がいいなら構わないけどね。じゃあ、とりあえず第二エリアまでのやつを写させてもらうよ」

 

 図鑑を開いて、アレンさんがページをスクリーンショット(画像記録)に収めていく。


「さすがは【調達屋】ね。情報までも調達するとは」

「そんなんじゃないですって」


 からかってくるベルクレアさんの言葉を苦笑いで返す。

 このたぐいの情報は独占するものじゃないような気がする。やっぱり他のプレイヤーもゲームにおいて、レアモンスターと戦ってみたいだろうし。

 生態地域とかがわかっても、必ず遭遇するわけでもないし、あとは本人たちのリアルラックと粘り強さ次第だろう。


「さすがにデマ情報を載せるわけにもいかないから、存在が確認されているやつらを先行して公開するけど構わないかい?」

「そうですね。あとは順次アレンさんたちや他のプレイヤーが見つけた時に載せればいいんじゃないですか?」

 

 この図鑑に載っているからって、本当に存在しているかはわからないしな。とりあえず書き込んだりして「出ないじゃないか!」と文句が来たらアレンさんだって嫌だろう。

 おっともちろん図鑑の持ち主が僕だってことは伏せてもらう。アレンさんはたまたま見せてもらったということで。まあ、そのまんまだけど。

 その後、レンは弓の注文を済ませ、さらにトーラスさんからいろんなアクセサリーの購入を勧められていた。

 ホント商魂たくましいなあ。結局、レンはDEX(器用度)の上がるブレスレットを購入してしまったようだった。

 ま、トーラスさんの扱う商品は適正価格だから、損はしてないだろ。














DWOデモンズ ちょこっと解説】


■レアモンスターについて

希少種とも呼ばれる。一定の条件下でのみ出現するモンスターで、レア素材をドロップする。

テイムすることも可能なモンスターも存在するが、通常種に比べてかなり困難。希少種の巣を見つければ、卵から育てることも可能だが、遥かに凶暴化したレアモンスターの洗礼を受けることになるだろう。






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■スラムで暮らす私、サクラリエルには前世の記憶があった。その私の前に突然、公爵家の使いが現れる。えっ、私が拐われた公爵令嬢?
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新作「桜色ストレンジガール 〜転生してスラム街の孤児かと思ったら、公爵令嬢で悪役令嬢でした。店舗召喚で生き延びます〜」をよろしくお願い致します。
― 新着の感想 ―
主人公の強さに説得力がない。相手がクズだから適当でいい、主人公かっこいーさせたいという思惑が透けて見える。
[一言]  決闘勝利までの流れでご都合主義が目立つ。
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