■178 白獅子・白沢との戦い
『人の子らよ』
「しゃべった……」
コボルトや銀竜が喋るんだから、白沢がしゃべってもおかしくはないのだが、その声は威厳があり、有無を言わさず僕らに緊張を強いるものであった。
というか、話すってことは、こいつはAIとかじゃなく、中身がいるってことか?
『何故我の森に足を踏み入れた。返答次第ではただでは帰さぬぞ』
その白沢の問いかけに僕らはたじろぎ、プレイヤー同士がお互い目線で『おい、どうする?』と問いかけ始めた。
たぶん森ってのは【言霊の森】のことではなく、霧を超えたこの神聖な森のことなんだろう。
さて、なんと答えたものか。迷い込んでしまった、とか?
まさか本人に『討伐しに来た』と言うわけにもいかないか? でも結局やることはそれだしなあ……。
「あのっ、貴方は八岐大蛇を出現させる鍵となりますか? 違うのなら私たちはすぐに引き返します」
突然、僕の横にいたレンがそんなことを白沢へ向けて言い放った。いや、どストレートォ!? 『お前を倒す!』とかよりは遥かにいいけど!
レンの爆弾発言にプレイヤーたちも固唾を飲み、白沢の様子を窺っている。
『八岐大蛇か。確かに彼奴を幽世から現世に戻す鍵は我が持っている』
その言葉にプレイヤーたちから息を呑む音が聞こえた。ビンゴだ! こいつが八岐大蛇出現のためのキーモンスターか!
『だが、それを聞いてどうする? 我と戦うか、小娘?』
「必要とあれば。その鍵は貴方を倒さないと手に入らない類のものなのですか? 譲ってもらうことは?」
白沢と堂々と渡り合うレンにみんなヒヤヒヤしている。アレンさんなんか、クラマスの立場を奪われてなんともいえない顔になってますけども。
『ふむ。渡せと言われれば渡せないこともない。が、我はそこらの有象無象どもに、おいそれとそれを渡す気はないぞ?』
「なにか交換条件などは……?」
『ないな。今すぐ立ち去るのなら此度の無礼は許そう。去る気はあるか?』
「ないです。こちらにも目的があるので」
『ならば今からお前たちは我の敵ということだな』
すっくと白沢が岩の上に立ち上がる。それに対し、僕たちも全員が武器を構えた。交渉決裂か。まあこうなるような気はしてたけど。
アレンさんにレンが頭を下げる。
「すみません、やっぱりこうなってしまいました」
「いや、キーモンスターとわかっただけでも収穫さ。後はあれを倒すだけだ。みんな! まずは様子見して……!」
「【技能封呪】」
白沢の額に第三の眼が開き、一瞬だけの眩い光を放つ。
なんだ!? 目眩しか!?
目が眩んだ隙を見て攻撃が来るかと思ったが、白沢は未だ岩の上にいる。なんだ? なにが起こった? 取り立ててなんの変化もないような気がするが……。
「……なんともない?」
「今のはまさか……? っ、やっぱり!」
【スターライト】のセイルロットさんが慌てている。なんだなんだ? なにがあった?
「全員自分のステータスを確認して下さい! スキルが封じられている!」
「えっ!?」
スキルが封じられている?
慌てて僕もステータス画面を開くと、僕の奥義の一つが灰色表示になっていた。スキルだけじゃなく奥義もなのか? これって……!
「封印の呪い……! 聖水や神聖魔法で解呪はできますが、それをやると……」
「他の呪いも解けて一からやり直し、か……!」
そういうことか……! 呪いで状態異常を作ることを予測してのスキル・戦技封じ。いやらしい真似をしてくれる……!
「何かしらの状態異常を付与するか解除する能力を持っているのではと予想はしてましたが……。これはやられましたね……。これは解呪したくてもできない」
「所持している中の一つだけってのが不幸中の幸いか……。僕は【ガーディアンムーブ】を封じられた」
セイルロットさんの悔しげな言葉にアレンさんがそう答える。
ってことは、この白沢戦でアレンさんは【ガーディアンムーブ】が使えないのか。それはキツい。
【ガーディアンムーブ】は一瞬で護衛対象のところへカバーできる便利な戦技だ。いざというときそれが使えないのはかなり厳しい。
というか僕も……。
「すみません、僕は【首狩り】を封じられました……」
『え!?』
クランメンバーがみんな苦い顔をしてこちらを見てくる。白沢にも首がある。首がある以上、人型より確率は落ちるとはいえ、【首狩り】は通じる。
瀕死状態まで持っていけば、エリアボスでない限り、100%の即死スキルなのだ。それが使えない。
正攻法で削り切るしかないってことだ。
「マジかよ……! なにげにキツいな、それ……」
ガルガドさんが引き攣った笑いを浮かべている。これってまさか運営の方で【首狩り】対策をした結果じゃないだろうな……?
両面宿儺、雷獣、茨木童子、酒呑童子と大活躍だったからな……。ありうる。
他のエリアならさほど問題はないが、中ボスが多いこの第五エリアでは【首狩り】は実に有能なスキルだからな……。
『むっ』
白沢が僕らの背後に視線を向ける。そこには霧の森を抜けてきた【カクテル】と【ザナドゥ】の姿が。
だが【カクテル】は全員いるが、【ザナドゥ】はだいぶ数が少ない。幻影の同士討ちでやられたのか、まだはぐれたままなのか……。
他にも見覚えのあるソロプレイヤーがちらほらと。【雷帝】のユウはいるが、ミヤコさんがいないな? ……まさかと思うが同士討ちの霧の中で、バッサバサと斬り捨て無双とかしてないよね……?
「みんな無事か!?」
「あれが白沢?」
みんな岩の上に立つ白沢に注目している。あ! マズい!
僕がなにか言う前に、再びカッ!と閃光のような光が白沢から放たれる。
「なんだ!?」
「眩しっ……!」
僕は慌てて自分のステータスを確認したが、封印されたスキルや戦技はなかった。どうやら一人につき一つらしい。
「今のはスキルや戦技を封印する光です! なにが封じられたか確認して下さい! ですが決して解呪はしないように!」
セイルロットさんの言葉にあちこちから『嘘だろ!?』という焦りの声が聞こえてくる。おそらくこの封印の呪いはランダム決定なんだろうが、初めから知っていれば、使わないスキルなどをあらかじめセットしておくことで回避できたのかもしれない。
封印されたスキルがスキルスロットから外せないと言った声も聞こえてくる。とことんいやらしい技だ。
『【霧氷雨】』
不意に白沢を中心に一気に辺りの気温が下がったような気がした。
次の瞬間、上空から針のような細長い氷が僕たちに降り注いでくる。
「ぐうっ!?」
アレンさんたち盾を持っている人はそれを翳して防いでいるが、盾を持たない僕らはそうはいかない。何本かは自分で、そして自動防御が働いたマフラーが弾き落としたが、長さ十センチほどの細かい氷の針がいくつか身体に刺さり、小さいがダメージを負った。
次の瞬間、ベルトが急激に締まり、さらに追加のダメージを受ける。
ぐっ、これが呪いのベルトの効果か……! ダメージが倍になってる? けっこうキツくないか、この呪い……! 今のでHPが半分近く無くなったんだが!
「【ストライクショット】!」
「【バーストアロー】!」
回復するためにポーションを飲んでいると、【ザナドゥ】の弓使いたちが白沢に向けて戦技を放った。しかしヤツはひょいとそれを躱して岩山から地面に降り立つ。
『【土傀儡】』
白沢が地面をダンダンと前脚で叩くと、地面から二メートルくらいの土でできた人形がわらわらと這いだしてきた。
セイルロットさんが目を見張る。
「クレイゴーレム……!」
クレイゴーレム? 土でできたゴーレムか!
『ガ』
そのうちの一体がこちらへ向かって駆け出してくる。といってもドス、ドス、といったテンポで、そこまで速くはないようだ。
「【十文字斬り】」
左右に持った双銃剣ディアボロスで、向かってきたクレイゴーレムを十文字に斬り裂く。思ったよりも柔らかい。まるで粘土のようだ。
クレイゴーレム自体は攻撃力はあるものの、HPと防御力が低く、倒すのにそこまで苦労はしないモンスターだ。が、いかんせん数が多い……! あれっ? 白沢はどこに行った!?
辺り一面土人形とプレイヤーばかりで、白沢の姿が見えない。あんな白いやつ、見失うはずはないのに……!
「ぐあっ!?」
「ギムレット!」
突然の声に振り向くと、【カクテル】のギルマス、ギムレットさんが白沢に吹っ飛ばされているところだった。体当たりをくらったのか?
白沢へ向けて攻撃しようとするが、その瞬間、すうっと霧になったかのように消えてしまった。
「消えた……!?」
「ぐはっ!」
僕が白沢を見失い戸惑っていると、風を切るような音と共に、同じように吹っ飛ばされたプレイヤーを見つけた。
瞬間移動……!? 違う、走っているような音は聞こえた。姿を消しているのか!
姿を消して、クレイゴーレムに紛れて攻撃を仕掛けてきている。攻撃時には姿が見えるようだが、とても防御が間に合わない。
くそっ、どうすれば……! あっ、【索敵】を使えば……!
僕は【索敵】をアクティブにし、白沢の気配を探る。……いた!
白沢はユウに目標を定め、駆け出し始めている。
「【神速】!」
スローモーションの世界の中を駆け抜けて、一瞬にしてユウの前に辿り着いた僕は、迫る白沢へ目掛けて戦技を放つ。
「【風塵斬り】!」
『ぐぬっ!?』
風を纏わせた左右の斬撃が白沢を斬り刻み、そのまま竜巻となってヤツを空中へと舞い上がらせる。
「ユウ! 撃て!」
「っ、【雷槍】!」
突然目の前に現れた僕と白沢に戸惑いつつも、ユウがソロモンスキル【フルフルの雷球】により生み出された雷の槍を空中へ向かって放つ。
『ガッ!』
雷の槍に貫かれた白沢が、地面へと落ちる。HPが少し減っている。両面宿儺や酒呑童子に比べ、白沢はそこまで防御力は高くないらしい。再びすうっと消えた白沢の気配が僕らから離れていった。
「助かった。ありがと」
「間に合ってよかったよ」
だけどなんでユウが狙われたんだ? ヘイトを稼ぐほど攻撃はしていなかったと思うんだが……?
まさか……あいつはAIとかじゃなく、中身《宇宙人》が操っているNPCだから、ヘイトとか関係ないのか?
だとしたら、ヘイトコントロールができない。挑発系のスキルは全く効果がないってことだぞ?
「【挑発】!」
確認のため【挑発】を使ってみるが、やはり効果はなかった。白沢どころかクレイゴーレムにも効果がない。喚び出した対象にも効果がないのか!
「白沢とクレイゴーレムに挑発系のスキルは効かないようです! 気をつけて!」
大声でクランメンバーにそう忠告するが、実際には全く挑発されないわけではないだろう。中身が宇宙人であれ、おちょくられたり、馬鹿にされたりしたらそいつを潰してやろうと考えるはずだ。スキルによってその矛先が変化はしないってだけで。
「【氷縛】!」
【六花】のアイリスがその細剣を地面に突き刺し、周囲にいたクレイゴーレムたちの足を氷漬けにする。
その隙に周りにいたプレイヤーたちが、次々とクレイゴーレムを撃破していった。だが、そのすぐそばから新しいクレイゴーレムが地面から現れ、こちらへと再び向かってくる。
くそっ、これじゃキリがないぞ。やはり白沢をどうにかしなければ……。
【索敵】で白沢の場所を確認する。いた!
ターゲットを変え、今度はアレンさんを襲うつもりだ。
「アレンさん! 前方から白沢が来ます! 盾を!」
「っ、【シールドガード】!」
僕の声に一瞬だけ躊躇いを見せたアレンさんだったが、すぐに【シールドガード】を展開、頭から突っ込んできた白沢の攻撃を完全に防いだ。
ガオンッ! と、盾に当たる鈍い音がして、一瞬だけ白沢の姿が浮かび上がる。
『貴様か』
現れた白沢の目がギョロッとこちらを向く。
再び姿を消した白沢の気配がこちらへ向けてものすごいスピードで迫っていた。
どうやらヘイトコントロールを受けないくせに、僕がヘイトを稼いでしまったようだ。
連続で邪魔をしたからな。僕にだけ自分の位置が丸わかりだと察したのだろう。邪魔者は潰せってわけだ。
【索敵】のおかげで姿を消していても白沢の位置はわかるが、細かい動作まではわからない。
体当たりしようとしているのか、噛みつこうとしているのか、それとも爪で引き裂こうとしているのか、その動作がわからないのだ。
相手の動きを読んでギリギリで躱せない以上、大きく躱すしかない。
【神速】をほんの一瞬だけ発動し、突っ込んで来た白沢を横っ飛びに躱す。躱しながら、ここらへんだろうという場所に双銃剣ディアボロスの引鉄を引き、ファイアアローをぶちかました。
『ぬっ!』
ビンゴ。ファイアアローが直撃した白沢が姿を現す。おっ、【燃焼】の効果が付与……したけど、一瞬で消えた? やはり白沢は状態異常の効果を受けないのか?
双銃剣ディアボロスの【呪い】の効果もほとんど意味はないってことか……。
そんなことを考えていると、横からなにかが飛んで来て白沢に当たり、それが弾けて、ビシャッ! と赤い液体のようなものが白い毛についた。
「どや! ベトナの樹液から作った特製ペンキ弾は! 一度ついたらそう簡単には落ちへんでえ!」
向こうを見ると、般若の面を被ったトーラスさんがパチンコらしきものを手に叫んでいた。
白沢がすぅっとまたしても消えるが、毛についた赤いペンキのようなものまでは消えず、位置が丸わかりだった。
「【双烈斬】!」
ミウラの二段攻撃が白沢へと向かう。近くにいたクレイゴーレムがその一撃目を身を挺して受け止め、その間に白沢が距離を取ったため、二撃目は空振りに終わった。
しかしこのチャンスを逃すかと、他のプレイヤーたちも白沢へと次々と攻撃を仕掛ける。
「【パワースラッシュ】!」
「【ヘビィインパクト】!」
「【フルスイング】!」
彼らの攻撃が白沢に届くかと思った瞬間、またしても白沢から強い光が発せられる。
「【爆光閃】」
「ぐわっ!?」
「まぶしっ……!?」
攻撃を仕掛けていたプレイヤーたちが、その場で目を押さえて蹲る。その隙に白沢は遠くへと逃げてしまった。
白沢に仕掛けたプレイヤーたちの頭上には目を閉じたアイコンがくるくると回っている。【失明】の状態異常だ。
「【紫煙】」
逃げた先で白沢がプレイヤーたちに紫の煙を吐きかけていた。周囲のプレイヤーたちに泡のようなアイコンが回り始める。今度は毒か!
「やはり白沢は状態異常を付与するモンスターのようです。その上、広範囲魔法も使う、どちらかといえば魔法使い寄りのモンスターらしい」
セイルロットさんが手にした戦棍でクレイゴーレムを倒しながら白沢を冷静に分析していた。
魔法使い寄りとはいうが、接近戦が弱いとかそういうわけではない。現に今、毒を食らったプレイヤーが追撃で白沢の爪の攻撃を受けて吹っ飛んでいる。
いわゆる万能職なのだろう。モンスターに職業があるかわからないが。
「【紅蓮炎】」
今度は火炎放射器のような炎が白沢の口から放たれる。
攻撃を受けたプレイヤーたちが【燃焼】の追加効果で燃え続け、さらにスリップダメージを食らってしまっている。
地面をゴロゴロと転がっているのはそうすると消えるのが若干速くなる……と言われているからだ。【燃焼】は長さは状況によってもある程度のズレがあるため、本当かどうかわからない。転がっているプレイヤーも気休めのつもりだろう。
「【無音殺】」
また……!
今度は白沢を中心にして、なにか衝撃波のようなものが一瞬にして周囲に広がった。
今度はなにを……っ、音が消えた!?
周りの音が全く聞こえない。自分の声も他人の声も、木々のざわめきもなにもかも。
辺りを窺うと、僕の周辺のプレイヤーも聞こえなくなったようで、おろおろと戸惑っている。
しかし後方のプレイヤーたちはなにも問題なくクレイゴーレムらと戦っていて、こっちの変化に気づいてもいないようだ。
効果範囲があるのか? 自分を中心とした一定範囲の音を消し去る効果、か。
「……! …………!」
近くにいたアレンさんが僕の方を指差してなにか叫んでいるが、聞こえないんだって。ん? 後ろってこと?
振り向くと目の前までクレイゴーレムが迫っていて、その大きな拳を僕に向けて振りかぶっているところだった。
「(うおお!? 【神速】)!」
無音だろうとスキルも戦技も発動する。【神速】によるスローモーションの中を本当に、ほんっとうにギリギリで拳を躱した。あっぶな! あとコンマ数秒遅れてたらダメージ受けてた!
「(っ、のやろ! 【十文字斬り】)」
【神速】を切り、元の速さに戻ったところで戦技を叩き込む。ついでの【蹴撃】による回し蹴りを食らわしてクレイゴーレムを倒した。
くそっ! びっくりさせやがって……! まだドキドキしてるわ!
アレンさんがやって来て、僕の背中にピタリと張り付くように位置を取った。
なるほど、互いにカバーして後ろからの攻撃から身を守ろうってわけだ。
アレンさんが後ろを警戒してくれている間に各種ポーションを飲みまくる。
くそっ、音がないってだけでこんなに戦いにくくなるとは……!
【気配察知】を【索敵】にランクアップしてしまったことが悔やまれる。でもアレがなかったら、姿を消した白沢を見つけられなかったしな……。もう一回【気配察知】を手に入れるかね。
そんなことを考えていると、不意に寒気を感じた。まさか……!?
上を見ると再び氷の針が僕ら目掛けて雨のように降ってきた。
大盾を傘のように翳し、針の雨を凌ごうとするアレンさんの横に張り付いて、僕もその恩恵に与る。いや、ダメージ受けると呪いのベルトのせいで、さらにダメージを受けるからさあ!
少し身体がはみ出してしまったが、飛び道具自動防御のマフラーがペシペシとある程度防いでくれて、なんとかノーダメージで凌げた。ふう……。
アレンさんが『ええ……? なにそれ……?』といったような呆れた目で僕と動くマフラーを見てたが、気にしないでおこう。
【DWO無関係 ちょこっと解説】
■ゴーレム
元はユダヤ教の伝承に登場する動く泥人形のことで、『ゴーレム』とはヘブライ語で『未完成のもの』を意味する。ギリシア神話の鍛冶の神、ヘパイストスが作った青銅の巨人・タロスも、ゴーレムの一種と言われているが、ゲームなどではその体の素材によって、ウッドゴーレム、ストーンゴーレム、アイアンゴーレム、アイスゴーレムなどがいる。宝の守護者だったり、町の守り神だったりと、創作の作り手側としては敵味方問わず広く活用できるモンスターである。