■135 白の門
「おはよう、白兎君……」
「おは……おいおい、なんだ、すごい顔してるな……」
登校しようと家を出た僕は、ちょうど同じタイミングで隣の家から出てきたリーゼと挨拶を交わす。
いや、交わそうと思ったが、リーゼのあまりの表情に言葉が続かなかった。
髪はバサバサ、目の下には隈ができ、顔色は青白い。心なしかげっそりとしていて、いつもの美少女さはどこへやら、といった感じだ。
「ここ数日、ずっと働き詰めで……。あんまり寝てないからちょっとね……」
働き詰めって……。ああ、リーゼは【連合】の調査員としての顔もあるからな。そっちの仕事もしながら、学校にも行かないといけないって大変なんじゃないか?
「学校に行くのも仕事のうちだから……。昨日はどうしようもなくて休んじゃったけど、学校行ってれば無茶な仕事を回されることもないし……」
疲れた笑いを浮かべながらため息をつくリーゼ。宇宙船での仕事がキツくてこっちに逃げてきたってことか?
あ、ひょっとして昨日ミヤビさんたちが話していたやつ絡みかな?
「幻想種ってやつか? 結局見つかったのか?」
「なんで知ってるの!? 極秘情報なのに!?」
僕の言葉に心底驚いたような表情を向けるリーゼ。血走った目とやつれた表情が相まって、ちょっとしたホラー感がある。怖いわ。
昨日僕がミヤビさんたちから聞いたことを簡単に説明すると、リーゼの表情が今度は苦虫を噛み潰したようなものに変化した。さっきから表情がころころと忙しいやつだな……。
「くぁ~……。極秘情報が【帝国】に筒抜けじゃん……! なにやってんの、【連合】のセキュリティ部! 仕事しなさいよ!」
あ、しまった。これって【帝国】が【連合】の情報を握ってるって僕がバラしたことになるのか?
そんなことをリーゼに尋ねると、今度は難しい顔をして唸り出す。
「あ~……そこらへんはホラ、私も上に報告できないから。『どこでその情報を聞いた?』って聞かれたら、白兎君のことを言わざるを得なくなるし。言ったら皇帝陛下に首チョンパされるし」
首チョンパって……。さすがにミヤビさんでもそんなことはしないと思うけども。……しないよな?
僕のそんな不安を打ち消すかのように、リーゼが勢いよく顔を上げる。
「よって私はなにも聞いていません! 全部【連合】のセキュリティ部が悪い!」
「いいのか、それ……。背信行為になるんじゃ……」
味方の不利益を黙って見逃したなんて、バレたらやばいだろ。
「白兎君、命より重い規律なんてないんだよ……。でもまあ……いざとなったら【帝国】に亡命させてくれるよね? 皇太子殿下ならできるよねぇ……?」
そう言ってリーゼが血走った目で僕を覗き込んでくる。いや、できないことはないかもしれないけど……。
本当にこの件でリーゼが困ったことになったらミヤビさんに頼んでみるつもりだけどさ。僕のうっかり発言でリーゼが罰せられるのは申し訳ないし。
「あー……もういっそのこと本当に【帝国】に亡命しようかなぁ……。そしたら私、皇太子殿下のお友達ってことで、宮廷侍女長クラスの待遇とかしてもらえるかも。そしたらあんな横暴な上司とも縁が切れて……。あ、なんかすごい良いアイディアに思えてきた……!」
「やめろ。お前は今、疲れてまともな思考判断ができていないから」
なんか目の光が消えて変な笑いをし始めたリーゼを強く揺さぶる。
しばらく説得を続けると、なんとか理性を取り戻してくれたようだ。
「まったくもう、幻想種なんて本当に厄介なものを持ち込んでくれたわ。あれが地球人の手に渡ったらどんな悪用をされるかわかったもんじゃないんだから」
「そんなにヤバいもんなのか……?」
あれ? ミヤビさんたちの話だと大したことないって感じだったけども……。
「幻想種っていうのはね、どんな姿にもなれるし、どんなところにも入り込めるの。ちゃんと知能もあるし、意思の疎通もできる。だけど善悪の区別ってのが皆無なのよ。本能によって行動する、動物みたいなものなの。もしそんなのを悪い地球人が飼い慣らしたりしたらどうなると思う?」
「それは……かなりマズいか……?」
どんなところにも入り込めて、なんにでも変身できる……。どんな厳重な警備も掻い潜り、侵入できるってことだよな?
「それだけじゃないわ。幻想種をその身に纏えば違う人間にだって化けることができる。さらに幻想種は電子空間にも入り込めるから、そっちの知識がある人間に利用されたらとんでもないことになりかねないのよ」
あ、そうか! ミヤビさんたちが言っていたのは、幻想種単体では大したことができないってことだったんだ。
もし、それを利用しようとする悪い人間が幻想種を手に入れてしまったら、その被害は格段に跳ね上がるってことか!
「だから【連合】では必死で幻想種を捜索してる。極秘でね。【同盟】にバレたらこれをきっかけに地球の管理権に口を出してくるのは間違いないから。……【帝国】にはバレてたみたいだけどね……」
そう言ってリーゼは力なく笑う。
「全然見つからないのか?」
「見つからない。手がかりさえもさっぱり。持ち込んだ吸血種のところから逃げ出したのは半年くらい前らしいけど、もうすでになにかに擬態していると思う」
擬態……ってなにかに化けているってことだよな。いや、化けているというか、憑依するんだっけ? 人間は無理らしいけど、虫とか小動物の体を乗っ取る、みたいな。
「逃げ出した幻想種は特殊で稀少なやつでね。たぶん進化したら乗っ取った肉体を変化させることもできるらしいの。例えばあの小鳥の精神を乗っ取ったあと、そこにある石ころに化けることもできるってこと」
「無機物にも化けられるのか……」
「それだけじゃないよ。精神体だけなら電子空間にも入り込めるから、地球上どこにでも行ける。まあ、実際にはいろんなセキュリティがあるからそんな好き勝手に移動はできないと思うけど、それを打ち崩せる人間が幻想種を手に入れたらと思うと頭が痛い……」
リーゼが大きなため息をつく。ハッカーとかクラッカーとかそういった人種に利用されたらやりたい放題ってことか……。
「昨日まで大急ぎで地球全体のネットワークに罠を張り巡らせたの。幻想種が行動を起こせばすぐわかるようになってるんだよ。ただ、幻想種って、精神生命体だから時間の概念があんまり無くてね。下手したら百年くらい動かない可能性もあるの」
「えっ、そんなに!?」
「長引けば長引くほど【同盟】にバレる可能性が高くなるし……。さっさと地球を【連合】に引き入れてしまえばなんとでもなるんだけどねー……」
またしても何度目かの大きなため息をついて、リーゼが疲れた笑顔を浮かべる。
ううむ、地球側としてはどのみちバレるんなら【同盟】側にもちゃんと説明して協力してもらい、共同で捜索にあたってほしいところだが……そう簡単なことではないんだろうな。
こうなってくると、道端の石ころや、そこらの雑草さえも疑わしく思えてしまうな。
「ま、私は下っ端だから責任を取るのは上司なんだけどね! こういうの、『あとは野となれ山となれ』って言うんでしょ?」
いや、それ目先のことさえなんとかなればあとは知らんって意味だから……合ってるのか?
まあ、これについて僕にはできることはないし、【連合】のお偉いさん方に頑張ってもらうしかない。その人らにこき使われるリーゼには心底同情するが。
「仕事が忙しいってことは『DWO』にもあんまりログインできなくなるのか?」
「ううん、もう山は越えたから大丈夫。あとはそっち専門の部署がメインで動くから。私たちはたまに協力するくらいで済むと思う」
そうなのか。それならよかった。僕らだけで先に進んでしまっても、なんかもったいないからさ。
「やっと第五エリアに行けるんだもん、仕事なんて後回しよ!」
「いや、それもどうなんだろう……」
勤めたことがない身なので、なんとも言えないのだけれど、仕事を放り出すのはいかんと思うぞ?
「ジパングエリア楽しみだよねー。レンちゃんが新装備作るのに張り切ってたよ。ここはやっぱり和風でいきたいって」
「レンも凝り性だからなぁ……」
元々、和風スタイルのシズカを除き、僕らの装備も和風っぽくするんだそうだ。
次に行くエリアを【怠惰】の第五エリアか、【嫉妬】の第五エリアかで迷っていたが、【怠惰】の第五エリアがジパングとわかって、僕らは満場一致で【怠惰】の第五エリアへ行くことに決まった。
それからレンは僕らの装備を作り続けているらしい。
「私は魔法使いだから陰陽師みたいな装備かな~。レンちゃんのことだから可愛い感じにアレンジされてる気がする」
「いやいや山伏みたいな修験者スタイルじゃないか?」
「……白兎君は忍者で決まってるから気楽でいいよね」
うぐっ。ちょっとリーゼをからかったらブーメランが返ってきた。
忍者は嫌ということを今まで何度も言っているから、レンがそんな嫌がらせをするはずはない……と思う。
もしも忍者衣装だったら白いのかな……? 目立つぞ、それは。
普通にジャパネスクスタイルのものでいいんだよ。ちょっとアレンジしてあればそれでOKなんだ。奇抜な衣装は望まない。傾奇者とか虚無僧とか。
レンが頑張って作ってくれたものを『着ない』って選択肢はないからなあ……。
彼女のセンスは悪くないから、そこまで変なものはできないと思うけども、そのセンスの方向性が『可愛いもの』に振られることがあるからな……。
女性陣はいいけど、男には似合わないものもあるからさ……。
ウサギマフラーなんかまさにそれなんだけれど、もうアレはウチのギルドのマークということで受け入れてしまったけどね……。
「もうすでに第五エリアに入ったパーティもけっこういるみたいだよ」
すでに第五エリアに入ったパーティというのは、僕らとエリアボスであるフロストジャイアントを倒した時のメンバーだろう。
今のところまだ僕ら以外にフロストジャイアントを討伐したパーティはいない。
【エルドラド】がギルド単体でフロストジャイアントに挑んだそうだが、あと一歩のところで負けたんだそうだ。
石斧の連続攻撃に盾職が耐えられなくなり、そのまま回復役がやられてしまってそこから瓦解して負けたとか。
僕らの時は【夜兎鋏】で武器破壊をできたからな。運が良かった。
総力戦でアイテムを使い果たした【エルドラド】は、しばらくはフロストジャイアントに挑めないだろう。ギルマスであるゴールディが地団駄踏んで悔しがっている画が浮かぶ。
「動画を見たけど、時代劇のようなエリアかと思ったら、いろいろごちゃまぜっぽい感じだったね。瓦屋根みたいなものもあれば、煉瓦作りの家もあったり、提灯? とかいうのもあるけど、普通にランタンもあったり」
「和洋折衷って感じか?」
「わよーせっちゅー? よくわかんないけど、NPCの着ている服は和服っぽいし、おっきな桜の木とかでっかい赤い鳥居とか、日本っぽいものが多かったよ」
桜か。今年は引っ越しで忙しかったから花見もできなかったな。
『DWO』で遅い花見とかできるかな?
◇ ◇ ◇
「はいっ、これがシロさんの新しい装備です!」
『DWO』にログインするやいなや、レンが僕に渡してきた装備は、リーゼ……リゼルの言っていた通り、和風の装備だった。
一瞬、忍者服じゃないかと疑ったが、違った。まあ、それはいい。
それはいいんだけど、この服はどうなんだ……? 確かに和風かもしれないけどさ……。
期待した目をこちらに向けてくるレンに文句を言うわけにもいかず、装備ウィンドウを開き、その場で装備を変更した。
「やっぱり似合ってます! ほらウェンディさん、私の目に狂いはなかったでしょう!?」
「ふむ。確かにこれはなかなかですね」
「落ち着いた感じでいいと思いますわ」
「いつもと違った雰囲気だけど、これはこれで有り」
褒めてくれたのはレン、ウェンディさん、シズカにリンカさんの四人。
「やっぱり忍者服の方がいいと思うんだけどなー」
「だよねぇ。シロ君っぽさを出すならねぇ」
不満そうなのはミウラとリゼル。お前らそんなに僕に忍者服を着せたいのか。
レンが作ってくれた装備は、白い襟なしのシャツに黒の着物。白鼠の袴に黒い編み上げブーツ。そしてなぜか眼鏡。
いかにも明治・大正時代の書生スタイルなんだが、いいのかこれで……。もっと戦国時代みたいなものの方がマッチしてたんじゃ?
「ブーツか下駄か迷ったんですけど、下駄は私じゃ作れないからブーツにしました」
ブーツでよかったよ。これで下駄にチューリップハットでもかぶってたら、どこの名探偵かと思われる。
着物の上からウサギマフラーを装備して、腰の後ろに双剣を互い違いに鞘ごと装備する。
少し動いてみるが、動きを阻害するような感じはない。
「これ、眼鏡は必要だった?」
今まで『氷結』耐性のつく眼鏡をかけてはいたが、それとは違う眼鏡だ。
「【細工】スキルを取ったので作ってみたんです。形は前のとあまり変わらないんですけど、面白い効果がついたので」
「面白い効果?」
僕は眼鏡のパラメータウィンドウを呼び出し、特殊効果のところを確認してみた。
【レンの伊達眼鏡(黒)】 Xランク
STR(筋力)+15
VIT(耐久力)+14
INT(知力)+12
MND(精神力)+10
AGI(敏捷度)+16
DEX(器用度)+18
LUK(幸運度)+16
■セルフレームのおしゃれ眼鏡
レンズは入っていない。
□装備アイテム/アクセサリー
□複数効果無し/
品質:F(最高品質フローレス)
■特殊効果:弱点鑑定
【鑑定済】
ぶっ!? なんだこりゃ!? 数値は低いけどステータス全UPなんて初めて見たぞ!?
それに『弱点鑑定』? 聞いたことのない効果だな……。名前からして敵の弱点を見極める効果かな?
「その眼鏡を通して敵モンスターを見ると弱点の部分が光って見えるんです。弱点の属性も色でわかります。火属性が弱点なら赤、というように。プレイヤーには効果はないみたいですけど、エリアボスにも効果を発揮するみたいです」
効果を確認するためにわざわざウェンディさんと第一エリアのボスであるガイアベアを狩ってきたらしい。
エリアボスに効いたのならほとんどのモンスターに効くだろう。
僕が眼鏡に感心していると、レンにミウラが声をかけた。
「ところでシロ兄ちゃん以外のみんなの装備は?」
「ごめんね。まだ全部はできてなくて……」
「なーる。シロ兄ちゃんのを優先させたわけだ。あたしたちは後回しかあ」
文句を言ってるわりにはニヤニヤとした顔のミウラが、レンに生暖かい視線を送る。
それに便乗してシズカも同じような視線を放つ。
「まあまあ、いいじゃないですか。きっと私たちのも気合を入れて作ってくれますわ」
「ももも、もちろんだよ! みんなのもちゃんと作るよ! 全力で!」
なぜか赤くなったレンがそんな決意表明をしている。あまり無理はしない方がいいと思うんだが。
「まあ、とにかく今日は第五エリアに入って、一番近くの町まで行くということで」
リゼルが今日の方針を確認する。それに対して異論はない。
まずは【怠惰】の第五エリアに続いている白い門のところまでいこう。
近くのポータルエリアに登録はしてあるから、そこからなら歩いていける。せっかくの新装備だが、その門のあるエリアは極寒のエリアなので、防寒着を上から着ないといけないな。
僕らは万全の準備を整えて、白い門を目指してギルドホームにあるポータルエリアから跳んだ。
◇ ◇ ◇
「おお……。意外とでかいな……」
雪深く積もる峡谷の間にその門はあった。確かに『白の扉』と言うべき門がそこに存在していた。
峡谷を塞ぐようにそそり立つその門は、氷にところどころ閉ざされていて、まるで氷漬けになっているようにも見える。
かなり高く、上の方がよく見えないほどだ。
兎にも角にも門の前まできた僕らは、門の真正面に魔法陣のような紋様を見つけた。
ダイヤル式の錠前のようにも見える、大きな丸い紋様が三つ、少しずつ重なっている。
そしてそのそれぞれの中心に大きな鍵穴が空いていた。
「ここに三つの鍵を入れるんですね」
「たぶんそうだろうな」
レンが自分のインベントリからまず初めに手に入れた緑の鍵を取り出して、左下の鍵穴にガチャリと差し込んだ。
「よい、しょ、と……あっ、緑色に光りましたよ!」
レンがガキンと鍵を捻ると鍵穴を中心とした魔法陣が緑色の輝きを放ち始めた。
続けて右下の鍵穴に今度は青い鍵を差し込み、再びガチャリと回すと今度は右の魔法陣が青色に光った。
いや、正確には全て青く光ったわけじゃない。隣の緑の魔法陣と重なっているところだけ色が混じって空色に光っている。
最後に上の鍵穴に赤い鍵を差し込み、同じように回すと最後の魔法陣が赤く輝き、重なった三つの魔法陣が白を中心とした七色の光を放った。
これがセイルロットさんが言っていた光の三原色か。三つの光を重ねると白になるんだな。
赤、青、緑、赤紫、空色、黄色、そして白。七つのめくるめく眩しい光に目を開けていられない。
やがて光が収まったかと思ったら、目の前には春の野と思われるような光景が広がっていた。
青い空に雲が流れ、花に蝶が戯れる。ポカポカ陽気の春うららといった光景だ。
振り向くと背後にはあの白い門がそびえ立っている。転送されたのか? 扉を開いてないけど……いいんだろうか、これで……。
「ここは……」
マップウィンドウを呼び出し確認すると、間違いなく【怠惰】の第五エリアに僕らは足を踏み入れていた。
フィールド【ヒナタ平原】か。
「いきなり真冬から春だねぇ」
「暑い……。脱ごうっと」
リゼルの言葉にミウラが防寒着をインベントリにしまい、いつもの姿に戻った。みんなも防寒着を脱ぎ、いつもの見慣れた姿に戻る。
「確かここから南に少し行けば、【カグラ】という町があるはずです」
すでに情報サイトで情報を得ていたのか、ウェンディさんが南の方を指差す。
【カグラ】の町ね。神楽、かな? さすがジパングフィールドと言われるだけあって、日本語っぽい響きだな。
「よし、じゃあその【カグラ】の町に向かうとするか」
「はい!」
僕らは意気揚々と平原へと足を踏み入れ、第五エリアの冒険をスタートさせた。
■本名:因幡 白兎
■プレイヤー名:シロ レベル44
【魔人族】
【双剣使い】
■称号:【巨人殺し】
【駆け出しの若者】【逃げ回る者】【熊殺し】
【ゴーレムバスター】【PKK】【賞金稼ぎ】
【刃狼を滅せし者】【グラスベンの守護者】
【骨竜を浄化せし者】【スノードロップを護りし者】
【契約者:セーレ】【リョートを護りし者】
■装備
・武器
双焔剣・白焔改
【ATK+106】
双焔剣・黒焔改
【ATK+106】
・サブ
双氷剣・氷花
【ATK+98】
双氷剣・雪花
【ATK+98】
・防具
レンの着物(黒)
【VIT+64 AGI+61】
レンの襟なしシャツ(白)
【VIT+32 LUK+21】
レンの袴
【VIT+41 AGI+19】
レンの編み上げブーツ
【VIT+29 AGI+45】
・アクセサリー
レンのロングマフラー改
【STR+24 AGI+56 MND+15 LUK+36】
【耐寒40%】
レンの伊達眼鏡(黒)
【STR+15】
【VIT+14】
【INT+12】
【MND+10】
【AGI+16】
【DEX+18】
【LUK+16】
メタルバッジ(兎)
【AGI+16 DEX+14】
ナイフベルト
【スローイングナイフ 10/10】
ウェストポーチ
【撒菱 200/200 十字手裏剣 20/20】
■使用スキル(10/11)
【順応性】【短剣術】【分身】
【敏捷度UP(中)】
【心眼】【気配察知】【蹴撃】
【加速】【二連撃】【投擲】
■予備スキル(11/14)
【調合】【セーレの翼】
【採掘】【採取】【鑑定】
【伐採】【毒耐性(小)】
【暗視】【隠密】【魔法耐性・火(小)】
【挑発】
■ジョブスキル
【双剣熟練】
■奥義
【夜兎鋏】
【首狩り】
【DWO無関係 ちょこっと解説】
■書生
勉学を本分とする者で、明治・大正期には他人の家に住み込みで雑用などを任される学生のことを指した。家賃の代わりに学生に家の手伝いをさせたりしていたようである。1890年代になり、寄宿舎や安いアパートなどが出てくると段々とその姿を消していった。のちに学生ではなくとも、政治家や作家の家に寄宿して、その道に励む弟子のような者も同じように書生と呼ばれた。