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VRMMOはウサギマフラーとともに。  作者: 冬原パトラ
第四章:DWO:第四エリア
106/181

■103 星の塔





─────────────────────

■セーレの翼 ★★★


①解放条件:

・レベル4になる。

・死亡する。

・地図を持たずにポータルエリアを使用する。


◉セット中、一日に五回のみポータルエリアを使用することでランダム転移が可能。

(5/5)


②解放条件:

・七つの領国全てに移動する。

・Aランクのモンスターを倒す。

・★★スキルを三つ所有する。


◉セット中、一日に五回のみポータルエリアを使用することでパーティランダム転移が可能。

(5/5)


③解放条件:

・魔王の装備を入手する。

・Sランクのモンスターを倒す。

・セーレの加護を得る。


◉セット中、ビーコンを設置した場所に自由にパーティ転移が可能。

(7/7)


─────────────────────



 これってどういうことだ? いつの間に解放されてたんだろう。

 魔王の装備ってのは……『魔王の鉄鎚(ルシファーズハンマー)』のことか?

 Sランクのモンスターってのは……。オルトロスだろうか。それ以外思い浮かばないし。

 一番目と二番目の解放条件はそれだとして、最後のセーレの加護、ってのがわからん。

 セーレってのは、この【セーレの翼】のセーレのことだよな? ソロモン72柱の悪魔の名前だっけ? 確かウェンディさんが前にそんなことを言ってたような。


「ウェンディさん、【セーレの翼】のセーレって、どんな悪魔か知ってます?」

「セーレですか? 確か……26の軍団を支配する、序列70番めの地獄の貴公子であり君主。翼のある白馬に乗り、黄金の髪と氷のような目を持つと言われています。悪魔にしては珍しく優しい性質を持ち、召喚者の望みをなんでも叶えてくれるとか……」


 翼の生えた白馬、金髪の貴公子……って、あれ? どこかで……あ! あれか! オルトロスのところに落とされたとき、そんなやつに会った気がする。

 あれがセーレ? でも加護ってなんだ?

 調べてみると、【契約者:セーレ】という称号がいつの間にかついていた。それ以外にパラメータが変化した様子はない。加護っていうんだからなにかしらの恩恵があるのかと思ったが……よくわからん。


「また【セーレの翼】がなにか変化を?」

「はい。なんか知らないうちに解放されてたみたいです」


 僕は解放されたスキルの内容をみんなに伝えた。ミウラがうーん、と腕を組んで首をひねる。


「ビーコンってのはなんだろうね?」

「おそらくこの場合のビーコンとは、アクセスポイントとしての役割を示すものだと思う。たぶん、好きなところにポータルエリアのようなものを作れるんじゃないか、と」


 リンカさんの言う通りなら、かなり使えるスキルだけど、どうすればいいんだろ?


「えっと、『ビーコン』? おっ?」


 とりあえず念じてみると、手の中に大きな白い羽が現れた。先端がダーツのように尖っているけど、これがビーコンか?


「どうかしたんですか?」

「え? あれっ? これ見えない?」


 僕はレンの前で白い羽を左右に振った。どうやら僕にしか見えてないらしい。

 これはあれかな。見えていると第三者に排除されたり、罠を張られたりしてしまうからかな。ギルドメンバーくらいには見えてもいいと思うが。

 んで、これをどうしろと?


「その白い羽を地面に突き刺すです!」

「突き刺すの!」


 ……君らには見えてるのかい。

 突き刺す? とりあえずノドカとマドカが言う通り、地面に刺してみる。おっ?

 【登録されました】とのメッセージが流れ、ビーコンの説明表示が(7/7)から(6/7)になった。

 これは転移の回数限度じゃなくて、設定場所の数なのか? 回数制限がなくなったのは嬉しいけど……。


「登録できたら、あとはどこからでもここに戻れるです。パーティを組んでいれば一緒に転移もできるです」

「できるの」


 実験するため、レンとだけパーティを組んで二人で中庭からキッチンの方へと向かった。

 そこで【セーレの翼】を発動させると、小さな選択ウィンドウが出現。唯一表示されている一番上の【01】を選択すると、一瞬にして羽の刺した場所へと瞬間移動した。もちろんレンも一緒にだ。


「すごいですね! 自分でポータルエリアを作れるなんて!」

「それだけではございません。ランダム転移の能力を使えばどこの領域にもビーコンを自由に設置できます。確かにこれなら【星の塔】で死に戻りの脱出をする必要はないですね」


 確かに。ウェンディさんの言う通り、死にそうになったり、帰りたくなったらここへと転移すればいいのだ。

 これって瞬間移動と変わらないんじゃないのか? 七つしか置けないのはちょっと心もとない気もするけど、七つの領国の数に合わせたのかね。どうせならソロモン72柱の方に合わせてくれりゃよかったのに。


「これで【星の塔】にも行けそうですわね。みんなでレベルアップできますわ」

「よーっし! 燃えてきたー!」


 シズカとミウラがハイタッチして喜ぶ。

 その後、僕らは【星の塔】でレベル上げをするための準備を始めた。スキル構成や持っていくアイテムを絞る。

 あとは経験値が高いっていうジャック・オ・ランタンが見つかるかだな。


「ま、やってみるか」

「やってやるです!」

「やってやるの!」


 ……え? 君らも行くの?



          ◇ ◇ ◇




『では気をつけて! いってらっしゃいですの!』


 ナビゲーターであるデモ子さんの声援を受けて、僕らの背中で大きな扉が閉まった。

 ここは【星の塔:二階】。一階はデモ子さんがいる広間だから、実質ここからがモンスターの湧くエリアだ。


「典型的なダンジョン型の造りですわね」

「ダンジョンじゃなく塔だけどね。くぅぅ〜、宝箱とか探そうよ! 絶対あるって!」

「ミウラちゃん、目的が変わってるよ?」


 後ろで年少組がわいわいと話しているのを聞きながら、僕は目の前に広がる光景を眺めていた。

 真っ直ぐに続く通路のその先は丁字路になっている。シズカの言う通り、いかにも地下迷路ダンジョンといった感じだ。壁には窓もなく、光が全く差し込んでいないはずなのにやけに明るい。おかしな話だが、まあゲームだし、と納得しておく。

 道幅は広く天井も高く、戦闘するのに問題はなさそうだ。逆に言うと身の隠し場所がないとも言えるが。その先の曲がり角にモンスターが潜んでとかいないよな? 【気配察知】では感じられないが。


「とりあえず進んでみるか。マップはオートで記録されるんですよね?」

「はい。たとえパーティがバラバラに進んでも、ギルド共有のマップに記録されていくようです」


 ウェンディさんがマップウィンドウを開いて答えてくれる。そうなると、ギルドメンバーが多い方が得なんだな。

 【怠惰】の領国で一番の大所帯ギルドは【エルドラド】。ギルドメンバーが二百人以上いるらしい。その全員で探索したらあっという間にマップが完成するんじゃなかろうか。ここがどれだけの広さがあるかわからないけどさ。

 ま、僕らは僕らでやることをやるだけだ。


 「では前衛は私とミウラ様、中衛にシロさんとリンカさん、後衛にレンお嬢様とシズカ様でいきましょう」

「私たちは応援するです!」

「応援するの!」

「きゅっ!」


 ウェンディさんが配置構成を告げると、元気に二人プラス一匹が答えた。


「……お二人はシロさんの後ろで。スノウは二人を守って下さいね」

「きゅっ!」


 パタパタとエンジェラビットのスノウは翼をはためかせて、ノドカの頭にぽすんと着地した。

 あれからスノウもだいぶ僕たちに慣れたので、もう巻き添えの【光輪】乱舞はないと思う。……思いたい。

 シズカが後衛なのは一応後ろからの不意打ちに備えてだな。攻めも守りもできるシズカならその役に最適だろう。


「よーし! んじゃ、しゅっぱーつ!」


 意気揚々とミウラが歩き出す。おい、一応警戒しながら進めよ? 変なトラップとかあるかもしれないんだから。


「……そういや【月見兎ウチ】って、探索系のスキル持ちがいないよね」

「うん。こういう時、【解錠】とか【罠発見】とかのスキル持ちがいると助かる。いわゆるシーフ系」


 隣にいたリンカさんも同じことを感じていたらしい。

 シーフ……盗賊か。うーん、『DWOデモンズ』で盗賊というと、まんま犯罪を犯したプレイヤーだからなぁ。間違いなくオレンジネームだろ……。


「シーフ系と呼ばれるジョブは、『斥候スカウト』とか『猟兵レンジャー』、それと『財宝探索者トレジャーハンター』とか。あとは……『忍者ニンジャ』」

「……なりませんからね」


 リンカさんがなにか言いたげな目を向けてくるが、僕にその気はない。


「ねえ、これどっちに向かう?」


 最初の丁字路でミウラが僕らに振り返る。

 丁字路のその先は右も左も一方通行で、カクッと道が折れ曲がっていた。どっちでもいいっちゃどっちでもいいな。


「ギルマス。どっちにする?」

「え? あ、じ、じゃあ左で!」

「おっけー」


 我らが【月見兎】のギルドマスター・レンの指示は左である。ものども左へ向かえい。

 しばらく一本道が続いていたが、【気配察知】を持つ僕とシズカが、進行方向の先にある曲がり角の向こうからモンスターの気配を感じた。

 やがて耳でもなにかが駆けてくる足音を捉える。


「くるぞ……!」

『グルガガッ!』

『ガガガッ!』


 勢いよく角を曲がって現れたのは二頭の黒い大型犬。燃えるような赤い目でこちらを睨み、涎を垂らした口を大きく開けて、鋭い牙を覗かせている。

 それを見て後ろにいたマドカとノドカが両手を挙げてはしゃいでいた。あの凶悪なツラを見て、なぜ喜ぶ……。


「へるはんどです!」

「へるはんどなの!」


 へるはんど……地獄の手(ヘルハンド)? あ、ヘルハウンド?

 なんかで聞いたことがある名前だな。思い出せないけど……。


『グガガッ!』


 そのヘルハウンドとやらの一匹がこちらへ向けて飛びかかってきた。その攻撃を前に出たウェンディさんが新しい盾でしっかりと受け止める。

 さすが、と思った次の瞬間、ウェンディさんの大盾から火炎放射器のような炎が吹き出し、真正面にいたヘルハウンドを襲った。


『ギャウン!』

「ふむ。初撃で発動するとはついてますね」


 今のがウェンディさんの新しい盾の特殊効果か。けっこうな威力じゃないかな、アレ。発動率は低いらしいからそんなに何回もは起こらないだろうけど。


「りゃああ! 【スラッシュ】!」

『グギャウッ!」


 火炎攻撃を受けて怯んだヘルハウンドに、ミウラの大剣が炸裂する。


「【ストライクショット】!」


 間髪入れず、僕の後ろから一本の矢が放たれる。その矢がヘルハウンドに突き刺さると、パァンッ、と黒い魔犬は光の粒となった。


『ガルルルルッ!』

「おっと。【一文字斬り】」


 横から飛びかかろうとしていたもう一匹のヘルハウンドを僕はすれ違いざまに斬りつける。


「【ダブルインパクト】」


 僕の後ろにいたリンカさんが巨大化させた【魔王の鉄鎚ルシファーズハンマー】で、左右二回の連続攻撃を放つ。これがトドメとなり、残ったヘルハウンドも光の粒となって消えた。


「むう。参加させてもらえませんでしたわ……」


 一人戦闘に参加させてもらえなかった最後尾のシズカがボヤく。新装備の能力を試してみたかったのだろう。悪いことをしたな。


「アレン兄ちゃんの言ってた通り、二階の奴らはあんまり強くないみたい」

「それでも第三エリア終盤のフィールドモンスター並みですね。……ですが確かに経験値は高いようです。ドロップアイテムは……『黒魔犬の牙』と『黒魔犬の骨』ですか」


 ウェンディさんがウィンドウを開いて確認している。牙と骨か。犬系のモンスターはあまり高そうな素材を落とさないからなあ。狼系だとまた違うんだけど。

 でもシークレットエリアのアイテムだから高く売れるかもしれない。【錬金術】の素材になるかもだし。


「よし、じゃあ進むよー」


 ミウラの先導で僕らは再び塔の通路を歩き始めた。それから十回ほどヘルハウンドやブルースライム、ダークオウルなんてモンスターに襲われたが、難なく撃退し、アイテムと経験値を稼ぐ。

 しかしこの塔広いなあ。上へとあがる階段を見つけるだけでも大変だろ……。まあ、目的のジャック・オ・ランタンはどの層でも出るらしいので登らなくてもいいっちゃいいんだが……。


「あ、いたです!」

「いたの!」


 ノドカとマドカが指し示す通路の先に、突然モンスターが現れる。ポップしたのか。

 そいつはでかいカボチャの頭を持ち、破れかけた黒い帽子に黒いマントを身に纏っていた。下半身がなく宙に浮いている。

 片手にはその名の通りランタンを持っていて、もう片方の手には鋭く光るナイフを持っていた。周囲には二つの鬼火が漂っている。こいつが『ランプ持ちの男ジャック・オ・ランタン』か。


「ピカピカかぼちゃです!」

「ピカピカかぼちゃなの!」


 確かにカボチャの頭が中から光を放ち、ゆっくりとしたテンポで点滅している。なるほど、ピカピカかぼちゃか。


『ギギギ……。ギィィィィィィィッ!』


 金切り声のような声を上げると、カボチャ頭ジャック・オ・ランタン持つランタンから、バスケットボール大の火の玉が飛び出してきた。

 それをウェンディさんが盾で受け止め、その間に僕、ミウラ、リンカさんの三人はカボチャ野郎の側面へと回り込む。


「【大切断】!」

「【インパクト】」


 ミウラとリンカさんが戦技を放つが、カボチャ野郎はゆらゆらと揺れるような動きでそれを躱す。まるで水に浮かべた発泡スチロールのように、ふよふよと漂いながらも手に持ったナイフを突き出してくる。

 こちらも負けじとそれを躱し、攻撃を繰り出すが、やはりひらひらと躱されてしまった。

 ミウラとリンカさんも続けて攻撃を放つが、それもあっさりと躱される。


「むう。これは経験値を多く落とすやつにありがちな、AGI(敏捷度)高めの敵。ムカつくやつ」

「こんにゃろー! ひらひらひらひら、避けるだけしかできないくせに馬鹿にして! 絶対やっつけてやる!」


 なんだろう、チクチクくるな……。カボチャのことだよね?

 リゼルがいたら広範囲の魔法をぶっ放してもらうのにな。あるいは動きを封じるバインド系の魔法とか。


「【サウザンドレイン】!」

『ギギッ!?』


 レンの放った広範囲の戦技による矢の雨がカボチャ男に降り注ぐ。さすがにこれは躱せないだろう。ダメージを受け、動きが鈍った隙を見て僕とシズカが動く。


「【十文字斬り】」

「【乱れ突き】」

『グギャッ!?』


 僕の縦横十文字の斬撃と残像を伴ったシズカの連続突きが決まる。ジャック・オ・ランタンはまともにそれを受けてふらりとよろめいた。


「チャーンス! 【魔神突き】!」


 カボチャの頭より上にジャンプしたミウラが、真下の敵目掛けて暴風剣スパイラルゲイルを突き刺す。それがトドメとなり、哀れピカピカかぼちゃはピカピカな塵となって消えた。


「倒せたか。ちょっと素早くてやりにくい相手かな」

「この手のモンスターにはありがちな特性ですが……。……ふむ。レベルアップしましたね。確かにかなりの経験値を持ったモンスターのようです」


 早速ステータスを開いて調べているウェンディさんに続き、僕もステータスを開いて自分のレベルを確認する。

 おっ、僕も上がっているぞ。レベル36になった。みんなも軒並み上がっているようだ。かなりの経験値を落とすんだな。

 ドロップアイテムは『ハロウィンカボチャ』と『壊れたランタン』……。なんというか……まんまだな。カボチャは食材アイテムらしいので食べられるようだが、あまり食う気はしない……。

 まあこれでレベルの方は上げることができそうだな。ただ、レベルだけじゃなくスキルの熟練度も上げていかないと強くはなれない。

 僕も【気配察知】とか【投擲】あたりを上げようかね。それとも新しい戦闘スキルを買うかな……。シズカの持ってる【カウンター】とか。

 このダンジョンだと【壁走り】とか使えそうだよな……。でもあれは星二つのレアスキルだからあんまり売ってないし、売ってても高いんだよなあ。


「よーし! この調子でどんどん倒してこー!」


 ミウラが元気よく拳を突き上げる。さらに経験値の高い亜種もいるらしいから、そいつを倒せればもっとレベルを上げられるんじゃないかな。

 エンカウント率がどれだけ低いのかわからないけど、普通に徘徊している敵も程よい強さで経験値もまあまあだし、確かにいい狩場だ。

 今度アレンさんも誘ってみるか。【セーレの翼】のビーコンを【星の塔】とギルドホームに設置すれば行ったり来たりできるから、数回に分ければ全員無事に帰還できるしな。

 僕らは【星の塔】のマップを見ながら、まだ解放されていない道を優先的に進み始めた。









DWOデモンズ ちょこっと解説】


■戦闘経験値について

パーティ内での戦闘による経験値取得は各プレイヤー均等に与えられるが、戦闘貢献度によりある程度の差ができる。さらにモンスターにも隠しパラメータとしてレベルが存在し、その差によっても左右される。レベル1のプレイヤーがいるパーティがレベル99のモンスターを倒しても、レベル1のプレイヤーに経験値はほぼ入らないことになる。









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■スラムで暮らす私、サクラリエルには前世の記憶があった。その私の前に突然、公爵家の使いが現れる。えっ、私が拐われた公爵令嬢?
あれよあれよと言う間に本当の父母と再会、温かく公爵家に迎えられることになったのだが、同時にこの世界が前世でプレイしたことのある乙女ゲームの世界だと気付いた。しかも破滅しまくる悪役令嬢じゃん!
冗談じゃない、なんとか破滅するのを回避しないと! この世界には神様からひとつだけもらえる『ギフト』という能力がある。こいつを使って破滅回避よ! えっ? 私の『ギフト』は【店舗召喚】? これでいったいどうしろと……。


新作「桜色ストレンジガール 〜転生してスラム街の孤児かと思ったら、公爵令嬢で悪役令嬢でした。店舗召喚で生き延びます〜」をよろしくお願い致します。
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