私は君を幾つになっても愛してる
今回も私厨二病の作品を読んでいただきありがとうございます。
皆さんの思ってもみなかった作品になっているといいなと思います。
それではご覧下さい。
そういえば僕は神様なんか信じたことなんてなかったな、でももし本当に神様がいるのなら僕は神様を1度だけ信じてみようと思う。それから特に何かが起こるでもなく、いつの間にか3ヶ月が過ぎていた君との関係は今も続いていたただ一つだけ違ったのは君の体調が優れなくなることが多かったことだ。
「あ〜○○君、元気〜?」それを聞くのは君の方だろうに
「君こそ体調は大丈夫なのかい?入院したって聞いたけど」そう尋ねると君は
「大丈夫だよ、少し疲れてただけだから」そう言って笑った君の顔はやつれていた。
その顔を見る度に僕の胸の内がじわじわと締め付けられるのを感じている。
僕の泣きそうな顔を見た君が
「○○君人は、いつか死ぬよ、でもいつ死ぬかは分からないだから少しでも自分の思いを伝えることが大事なんじゃないのかな?」確かにそうだ、なら君はもう伝えたの?
「いいや、だから今から伝えるんだ、私の大事な人に世界一大事なことを」
「そうなんだ頑張ってね、僕は今日元気な顔を見れて嬉しかったよ」そう言って立ち上がった僕に君が言った
「待って、私の話を聞いて、私は君が、葉月紅秋が好きです」突然の告白にびっくりしてしまった僕は壁に頭をぶつけてしまった。
「それはどう言う、」
「そのままだよ、私は君に恋をしています。一生に一度の恋を……しています」
「どうして僕なんかを?」そう本当に疑問だった何故君が僕のことを知っていたのか?ポクに関わろうとしてきたのか?そのどれもが不思議でたまらなかった。
「それは、○○君と私は昔会ったことががあるんだ、小さい頃勝気で喧嘩ばかりしてた子がいなかった?」
「いたけどその子男の子じゃなかった?」確かにそんな感じの子がいたのは覚えてるけど……
「ププッ違うよ女の子だよだってそれが私だからね、でも君は、私の事全く覚えていないし本当に悲しかったんだよ」そんな嘘でしょ、あの子が君だったなんて……
「で、良ければ返事が聞きたいな」返事……か、この時の僕はこう答えることしか出来なかった、こう答えることが君を傷つけない事だと思っていた。だから僕は君にこう答えたんだ。一言だけ
「ごめん、君とは付き合えない」そう言った。
伝えた瞬間の君の顔を僕は一生忘れられないだろう。
君は、
「そっか、答えてくれてありがとう」とだけ言って泣きながら僕と別れたよね。
それから僕達は学校で会っても話をすることはなかった。
そして、僕はあの日を迎え、君に本心を伝えなかったことをずっと後悔する事になった…………
この季節になると私が今も思い出してしまう出来事があります。
その出来事はたったの半年しかない出来事でした。
私はあの日のことをずっと忘れられずにいます。良ければ私のお話にお付き合い下さい。
あの日彼は学校に来なかった。いつもなら教室の隅の方で彼の大好きな小説を読みふけっているはずなのにその日、主の居ないその机はとても寂しく見えてしまう。そのまま、授業は全て終わりみんなか帰ろうとしたその時だった。青白い顔をした先生が慌てて、入ってきた。その光景を見て私の胸はかつてない程に嫌な予感がするのを訴えていた。
みんなが慌てて席についたのを見て先生はこう言った。
「みんな落ち着いて聞いてくれ、たった今このクラスの一員の、葉月紅秋くんが病院で亡くなったそうだ」
それを聞いたと同時に頭が真っ白になった。
彼は私と病院であったあの日膵臓癌で、余命半年と宣言されていたそうだ。
そして、今日朝起きてから突然発作が起こりすぐに病院に緊急搬送され私か学校にいた時間の間彼は死という残酷な呪いに抗って力尽きたそう先生は言っていた。
それからのことはよく覚えてはいない。私はとにかく、泣いていたそうだ。
彼が死んで数日がたったが私は未だに、彼の死を受け入れられないでいた。
そんな私のところに一通の手紙が届いた。
差出人は彼だった。私は慌てて封を切って手紙を読んだ。
「拝啓 春野桜様。
まず最初に君に病気のことを黙っていてごめん。そして、君の告白を断ってごめん。
でも、病気を伝えなかったのも、告白を断ったのも、君を傷つけないためだったということはわかって欲しいです。
実は君が僕に気づいていたように僕も君があの時の女の子だということに気づいていたんだよ。
でも君と同じで僕も声をかける勇気がなかった。だから君に病院で声をかけられたあの日僕は本当に嬉しかったと同時に君の病気のことを聞いて君が生きることを諦めていることに悲しくなってしまった。
でもそれは違った君は残された時間の中で頑張って生きようとしていた。
君との日々は本当にあっという間でとても楽しかった。
僕は、君に救われたんだ。だから死のうとか考えないで、約束だよ君は絶対に生きるんだよ、約束だからね。
やっぱり
君でよかったな
この手紙を君は読んでくれないかもしれない、でも僕はいつか君が読んでくれることを願って、
この言葉を届けたい!届くかな?届くといいな!
春野桜さん。
君が好きです!
好きです!
どうしようもないくらいに君に恋をしています!
大好きです!
どんな時もどんな君も僕はずっと大好きです!
君に真実を伝えなくてごめんね
嘘をついてごめんね
沢山傷つけてごめんね
こんな僕でごめんね
いっぱいいっぱいごめんね
そして、君と出会えてありがとう。
君との時間をありがとう。
全てのことにありがとう。
出来るなら、君の病気も一緒に持って行けてたらいいな。
さあもうお別れの時間だよ、good luck桜のように美しい僕の大切な人へ」
手紙の内容はこんな感じだった。
手紙と一緒にあるものが入っていた。
それは7年前に君と約束した証のおもちゃの指輪だった。
私は溢れ出る感情を抑えきれずまた沢山泣いた。
そして、君のためにあることを決意した。
そうこれは今から8年前私がまだ高校生だった頃の彼との物語を文章にしたものです。そう奇跡的に私の病気は完治することが出来た、これはやっぱり彼が私の病気も持って行ってくれたと今も信じています。
だから今私は彼の居ないこの世界を彼との思い出を思い出しながら精一杯生き抜いています。
君が言ってくれたように私も君のようになりたいななれるといいな
気君の全てにありがとう。
今回で、最終話になりますが、いかがだったでしょうか?色々と崩壊しまくってるところが多いとは思いますかま辛口評価てもいいので、コメントや、評価をしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
新作書き始めましたそちらも読んでいただけると幸いです。よろしくお願いします。