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アネモネの言葉  作者: 七夜アキ
第2章*悪夢が消えるまで*
9/30

第9話

この回には、心ない発言が少し含まれています。お気をつけください。


この回はレイ視点の物語となっております。

伊織と出会ったのは小学校低学年のとき。

第一印象は、『お嬢様』と『綺麗』だった。


その時の伊織は今思えば、孤独だったんだと思う。

1人だけ笑いもせずにただただ窓の外を眺めていた。


当時の私はそんな伊織が嫌いだった。

理由は人付き合いが悪かったから。友達も作らず、クラスでも浮いていた。


そしてカイが惹かれていたから。


今までカイが私以外の女子に興味を示した事なんてなかったのに。




綺麗な顔だから。家が金持ちだから。私たちの事見下してるんでしょ?


毎日毎日、友達とそんな話をして笑っていた。



……………伊織が抱えている闇も知らずに……。















今日も伊織は1人で窓の外を眺めていた。

すると何人かのクラスメートが伊織に近づいていく。


「なあ、お前って『見捨てられた』んだろ?」

「親に捨てられるってどんな気分なんだよ」

「親に捨てられて金持ちに拾われたってか?そんなの羨ましすぎるだろ!そんなんなら俺らも親に捨てられたいわ〜」


その言葉は今まで反応を示さなかった伊織の表情を崩した……………。

誤字、脱字等ありましたらご連絡ください。


この回を読んで不可解な想いをした方、申し負けありません。


もう少し、レイ視点の過去にお付き合いください。

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