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架空戦記的な物語

新田陸斗にったりくとが目を覚ますと白い世界が広がっていた。

廻りには同じく白い世界に戸惑う人々。 ――――その数、30人


「―――ようこそ死人諸君、俺様の世界へ」



そこに現れた神を名乗る存在『神威』



「お前たちには俺様の暇潰しのためのゲームに参加してもらう。

やる気を出してもらうために……そうだな、ゲームをクリアしたら生き返らせてやろう」


「・・・ゲームの名はなんだ?」


「クククッ、戦争ゲームさ」



彼らは『神威第05小隊』として否応なしにゲームに参加することになってしまう。


―――ルールその1


「これからお前達をとある戦場に送り込む。その戦場から脱出出来ればゲームクリアだ」


―――ルールその2


「武器は俺様が用意してやる。当たり外れはあるがお前達が第二次世界大戦と呼んでいる頃の武器で統一してある」


―――ルールその3


「脱出以外にお前達にはミッションを与える。

 そのミッションを達成できなかった時はゲームオーバー。全員問答無用でお陀仏だ」


―――そしてゲームが始まる


「とにかくお前達がやるべきことは生き残ることだ。

 そのための手段は問わない。精々考えて俺様を楽しませろ」




右も左もわからぬ世界に飛ばされた小隊は生きるために行動を開始する。

だが様々な困難が彼らを苦しめる。


―――疑念


「本当にあいつの言うことに従うのかよ」


「・・・今はそれしかないだろう」


「俺はゴメンだ! あんなやつの言いなりなんかなるもんか!」


―――疲労


「も、もう歩けない。 休ませてくれ」


「そうは言ってもこんな開けた場所じゃ危険だ。 もう少しがんばってくれ」


「・・・ちくしょう、なんで俺がこんな目に・・・」


―――恐怖


「怖いか?」


「・・・はい。 フランクさんは?」


「俺も怖い。 だが俺は軍人、戦うのが仕事だ。 

 本来なら君たちの分まで戦わなければならないのだが・・・」


「そう言ってられる状況じゃないのは理解してます。 僕も・・・覚悟してますから」



戦争は彼らにも容赦無く牙をむく


「フランク! 武装した集団が後方から接近してくる!」


「クソッ! 全員森に走れ!」


―――必死の抵抗


「銃を構えろ! 奴らやる気だ!」


「クソッ! ただでやられてたまるかよ!」


―――次々と倒れていく仲間達


「ああああっ! 撃たれた! 撃たれたぁーっ!!」


「誰か助けっ・・・!」


―――狂乱の戦場で出会う新たな仲間


「瑞穂皇国、第二銃士大隊第三中隊隊長、羽澄隆俊はすみたかとし大尉だ。 君たちの所属は?」


―――そして課されるミッション


「羽澄大尉を死なせれば俺達もみんな死ぬ・・・か」


「結局楽なんてできないってことか。 笑えるな」


「だが・・・やるしかない」


戦闘はさらに激しさを増していく


「戦況は絶望的か。 誰か逃げ出したい者は?」


「そもそも逃げる場所がありませんが」


「それもそうだな。 なら諦めるか?」


「諦める気持ちが少しでもあるならここに来る前にとっくに逃げてる。 俺達全員な」


「なら精々足掻くか。 みっともなくな」



―――果たして彼らは生き残れるのか



        WAR GAME



公開未定


ある程度書き溜めたら投稿します。

投稿できたらいいなぁ・・・。

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