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イモイチャパラダイス2!!

作者: 阿山利泰

今日は朝から父も母も出かけていてそうそう帰ってこない、

妹と二人、妹の部屋で留守番をしていた・・・

妹:「あっあっだめだよ、お兄ちゃん、そこは・・・ダメ!」

少し顔をしかめながら言う。

兄:「なんだよいいじゃないか、そんな減るもんじゃないじゃないか」

妹:「だけど・・・ダメっ」

うるんだ瞳で見つめてくる。

こういう顔をされるとさらに虐めたくなる・・・。

「じゃあ、ここなっ」少し顔をにやかせスッと手をのばす「えっ!!そこはもっとだめだよぉ」

妹は焦って兄の腕をつかむ、それは必死の抵抗だ、しかしそれはささやかな抵抗である。

兄:「だけど、ここ以外ないじゃないか」

妹は顔を赤く染めふるふると顔をふる。

妹:「でも、やだよぉここが大切なところだって教えてくれたのはお兄ちゃんでしょ?」

妹は上目使いでのぞき込んでくる。

兄:「そうだけど・・・」

妹の腕が少しゆるんだ。

「やっぱり我慢できない、いくよっ」「まって!、ダ、ダメーーーっ・・・」

パチッ!

斜め一列黒が占拠した。

妹:「お兄ちゃんのバカーーーっ!、オセロの四すみは大切だって、いってたのにぃ〜」

妹はゲームなのに真剣に涙を浮かべ怒っている。

みるとオセロ盤は黒一色、白は数えるほどしかなく壊滅状態だった。

兄:「最初に隅二つ渡して、『まった!』十回も許して、こんだけ手加減して負けてるおまえが悪いよ!」

妹:「ひどいよぉお兄ちゃんっ!!」

この後、ポコスカポコスカと殴られた。

読んでいただきありがとうございます。


第二弾です。

まあこんな感じな前作もあるので読んでなかったら

ドウゾ。


一応第三弾も書きます、タブン、キット。

ご期待ください!!

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― 新着の感想 ―
[一言] 短かったけどよくまとまっていて良かった。
[一言] タイトルは『NARUTO』のパロですか? と訊いてみる。 オチを読んだ後、「バカ! 俺がバカ!」と自責の念に駆られました(笑) 内容に関しては文句の付け所が無いのですが、台詞の前に名前を入れ…
2006/06/30 20:49 ミスタ?forest
[一言] 第一弾よりも、話の“引き”が上手くなったな、と思いました。 さらなる上達を期待しています。 頑張って下さい。
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