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狼と少女の物語  作者: くらいさおら
34/101

第34話

 「ルティ殿を呼んできてくれ。あ、お前は部屋に入るでないぞ」

 レヴァイストルは、部屋の外に控える侍女に命じた。



 眠い目を擦りながら、ルティはレヴァイストルの部屋のドアを叩いた。

 入室を許可する声に、ルティはレヴァイストルの部屋に入りドアを閉める。


「──!?」

 ルティは何度も目を擦り、状況把握に努める。


「……そういうことだったのね……いえ、それは個人の自由だもの……認めなくちゃいけないのよね。……だから、あたしに……手を出さなかった……の?」

 ルティはこの世の全てが崩れ去ったというような表情で俯きながら、うわ言のように言葉を紡ぐ。

 今このときルティが見たものは、椅子に腰掛け悠然と葉巻を燻らすレヴァイストルと、シーツに包まって向かい合うアービィだった。


「いや、何か盛大に誤解しているようだが」

 ルティに対して疑問を呈するような言葉とは裏腹に、してやったりといった表情をレヴァイストルは浮かべている。


「だから言ったじゃないですか、絶対誤解されるって。とりあえずさ、着替えがほしいんだけど」

 レヴァイストルとは対照的に、アービィの表情はこのあとどうしようといった怯えが含まれていた。


「それでは私が男色家だと、家族たちに誤解されても良いと言うかのね?」

 それはそれで楽しそうだと、レヴァイストルは考えている。

 まさか、家族たちが本気で信じるとは思わない。

 沈痛だった渦中に一服の清涼剤があってもいいと、そう思っていた。


 なんとなく状況を察したルティは無言でアービィの部屋に行き、着替えを取って戻ってきた。レイも連れてきちゃおうかしら。



「で、説得力を増すために獣化したってこと? ……莫っ迦じゃないの!? ちょっと見ないでって言って、脱いでからすればいいでしょうに」

 しこたま叱られ、正座のまま説教されているアービィを、レヴァイストルは微笑ましい目で見ている。


「ルティ、そのくらいにしてやってくれんかね。妻やレイにも言うなということだしな。しかし、レイには見せてやりたいものだな。あの気の強い娘が、どんな反応をするかは楽しみだ」

 潮時と見て、レヴァイストルはルティを宥めに掛かる。

 それまで人狼といえば恐怖の対象でしかなかったが、改めて見るとその毛皮は優美としか言いようがない。

 この魔獣のどこに死を撒き散らす力が潜んでいるかと、訝しむほどだった。



 翌日、アービィたちはレヴァイストルからの資金援助を得て、ラシアスへと向かった。

 資金に関しては心配ない。その他にも必要なものがあれば、早馬で知らせてくれたらいつでも送る。と、レヴァイストルから後方支援の確約されている。


 レイはアービィの獣化以外のことを聞き、安堵と共に申し訳なさでいっぱいになっていた。

 そして、友人を死地へと送ることにした父に対し、怒りすら覚えていた。

 行かせないでほしい。ボルビデュスの不始末のせいで大切な友人たちを死なせたくない。

 レイは父に抗議せずにはいられなかった。

 当のアービィや、ルティ、ティアからも説得され、メディも地理に明るいから協力すると言い出したのだが、レイは首を縦に振らない。


「ならば、私も連れて行ってください。全部を、任せて……私だけ安全なところにいるなんて……貴族としての振る舞いではありません」

 ついに、レイは同行を申し出た。

 だが、さすがにこれは同意できない。

 当然、レヴァイストルも許可できない。


「レイ様、あなたが行ってはいけません。その間ラガロシフォンはどうするのです? 領民を守ることが、貴族として一番大切なことではないのですか?」

 ルティが諭す。


「レイ様、足手まといです。僕たちが行くと決めたことですから、任せていただきたいのです。それに……人を殺すことになるかもしれません。ランケオラータ様も、それは望まないのではないですか?」

 それでも首を縦に振らないレイに、アービィが宣告した。

 はっきりと足手まといと言われ、レイは憮然とだが頷くしかなかった。

 現時点でレイは戦場はもちろん、野盗の征伐に出たこともない。

 魔獣や獣を殺した経験はあるが、まだ人間を手に掛けたことはない。

 いざというとき、一瞬の躊躇いで命を落すことになりかねない。


 ティアは、人を殺さなければならない可能性があること、それが最も心配な点だった。

 先日の奴隷狩りを撃退した際のアービィの目を、ティアは思い出していた。

 あの時のアービィは今一歩のところで踏み留まり、狂気に染まり切ることはなかった。

 もし、今回アービィが人を殺めるようなことがあったら、今度こそ人狼の本能が解放されてしまうのではないか。

 ティアはそれが心配でならない。

 その役は自分が負うと、ティアは覚悟を固めている。

 ルティが悲しむようなことがあっては、ティアは悔やんでも悔やみきれない。


 メディは、一つの勝算を持っていた。

 北の大地の宗教は、マ教が支配する南大陸とは異なるゆるやかな多神教の世界だ。

 メディの生まれた集落は違うが、蛇を神と崇める集落も少なくない。

 そのような集落の人間にとって、ティアの獣化は神の降臨と同義語だ。

 もし、ランケオラータがそのうちのひとつに捕らえられているのであれば、ティアに神託を出させることで意外と簡単に解決するかもしれない。

 違ったとしても、そのような集落の協力が得られるかもしれない。

 無駄な血を流すことなく、帰ることも可能ではないかと思っていた。


 しかし、それを今ここで言うことは、ティアを窮地に陥れるだけだ。

 なぜ、それなりに高位の魔獣が人に付き従っているのかは解らないが、態々この仲を引き裂く必要は認められない。

 この魔獣を従えさせるほどの冒険者であれば、今回のことは難事のうちには入らないのではないか。そう思える。



 ようやくのことでレイの説得に成功した一行は、リムノを伴いラシアスへ行くことにした。

 北の大陸に渡る前に、向後の憂いは絶っておきたい。

 ボルビデュス家の人々に見送られ、アービィたちは征く。


 リムノはだいたいの事情は掴んだが、それを報告するように命令はされていない。

 たまたま、行き会っただけのことだと思っている。

 確かにランケオラータ救出は、インダミトに恩を売る良い機会だろう。

 しかし、それを行うかどうか判断するのは、ドーンレッドを含む国の中枢に位置する者たちだ。


 既にランケオラータが捕虜となっていることは、南の大陸では周知の事実だ。

 動くのであれば、とっくに動いているだろう。

 それこそ、アービィたちがウジェチ・スグタ要塞に着く前に。

 だが、その答えを出すのは国の中枢に位置する者たちの仕事であり、一介の暗殺者でしかないリムノが悩むべき事項ではない。

 分不相応な思考に囚われたリムノは頭を軽く降ると、手綱を握り直し手前を向いた。



 ウジェチ・スグタ要塞では、そのランケオラータ救出について軍議が紛糾していた。

 いずれの国も救出にいくべきだと、考えているのは同じだ。

 しかし、つい先日のアーガストル部隊の壊滅劇が、将官の脳裏を占めていた。

 北の大地にもできる将がいる。

 一部の将官は自覚しているが、少なくともここにいる将官のほとんどより有能な将だ。


 ラシアスにしてみれば、単独で救出を成功させ、インダミトに対する立場を少しでも回復したい。

 ディティプリス子爵の功名心が招いたともいえる、アーガストルの独走。

 副指揮官リシマキアの制止を振り切ったのはアーガストルとはいえ、唆した上に出撃を黙認したのはディティプリスだ。

 しかし、他国に派遣軍を要請している状況では、ラシアス単独での救出作戦は不可能だった。

 派遣軍から抽出した軍勢の御輿に乗りたい。それがディティプリスの本心だった。


 対してインダミトは、中核となる軍勢と将を失った状況で動くことはできない。

 ましてや他国への要請など論外だ。

 自力で取り返す。それが残された将兵の願いだが、これ以上の派兵は無理という現実に阻まれている。


 ビースマックにしても、ランケオラータ子爵の命が危険であるという認識はある。

 もちろん救出したほうが良いと考えているが、あまりにも馬鹿馬鹿しい理由で自国の兵を消耗したくない。


 ランケオラータ子爵の人物は立派だが、軍人としての才はない。

 そのような人物のため、大軍を動かす必要があるのか。

 いや、軍を動かしてもアーガストルの二の舞だろう。

 救出作戦は、少数精鋭の隠密行動であるべきだ。


 職人気質からか、極めて現実的な見方をしている。

 しかし、ビースマックには、そのような任務に適した人物はいなかった。


 ストラーは、相変わらず口だけは威勢が良い。

 派遣軍の精鋭を持ってすれば、蛮族など鎧袖一触。

 食料がなくとも精神力で耐えるべきだ。

 武器が届かなければ、腕がある。折れたならば足もある。手足を奪われても噛み付けば良い。

 しかし、それを行うのは平民の兵だ。

 自らは決して危険のある場所に近寄ろうとはしない。


 アーガストルを唆したのはディティプリスだけの責任ではなく、その大半はストラーの貴族たちに拠るものだった。

 彼らは、またそれを行おうとしている。

 そして、凱旋するための名誉だけを望んでいた。


 結局、各国の思惑が入り乱れ、軍議は決を採ることさえできずにいた。

 北の民は身代金等を要求することもなく、不気味な沈黙を保っている。



「リムノは一緒に行ってくれないの?」

 ルティは諦めきれない様子で、同じ問いを何度か繰り返している。


「私は、北の民よ。それが北の民に刃を向けられると思って? 集落同士の殺し合いはあるけど、南大陸に力を貸そうとは思わないわ」

 何度聞いても、リムノの答えは変わらない。


「南大陸の人に使われてて、北に潜入とかはしたことないの?」

 それまでは何も言わなかったアービィが疑問を呈する。

 ラシアスは対北に力を入れているはずだ。

 この優秀な密偵を使わないはずがない。


「ドーンレッド様は、そこは考えてくださってるわ。違う者が行くの。私は、対南の国家要員よ。南が荒れることは、北にとって望ましいもの」

 かたくなな表情で、リムノは答えた。

 もちろん、アービィが底意地の悪い問い詰めをしたわけではないと、理解はしている。


「情報を教えてくれるくらいはいいでしょ?」

 ティアが言った。


「答えられる範囲でね。メディもいるんだから、私はあんまり役に立たないと思うわ」

 リムノの答えに、そんなことはないでしょ、と言ったティアは矢継ぎ早に質問を並べる。


 今回の戦は、明らかに組織立った戦闘が行われている。

 その将の目星。

 ウジェチ・スグタ要塞を通らずに、北の大地に渡る方法。

 蛇を神と崇めている部族の数と規模。

 ランケオラータだけではなく、捕虜はどこに捕らえているか、その候補地等。

 特に隠蔽すべき内容はなかったのか、リムノはそれに対して判る範囲で答えていった。


 南の民は北の民のことを蛮族と見下し、部族間の争いばかりで組織立った戦闘を行うことはできないと思い込んでいる。

 一部は正しい認識ではあるが、一部においては間違いだ。

 実際には、北の民たちはいくつかの大きな地域集団に別れている。

 それぞれの中にも部族を率いる族長たちによる合議の場があり、地域の指導者が選出されている。

 今回は、特に優れた者が選出されたのだろう。


 ウジェチ・スグタ要塞は地峡の街道を塞ぐように建設されているが、周囲の山岳地帯には地元民族しか知らないような間道が、それこそ血管のように張り巡らされている。

 この間道は、北と南の間にある極僅かな交易ルートとして活用されていた。


 全ての北と南の民が対立しているわけではなく、国境を接している辺りでは、昔から僅かではあるが交流が見られた。

 北の民の南大陸への移住は確かに悲願ではあるが、地峡に近づくにつれ山岳地帯は険しくなり、土地の生産力は極端に落ちる。


 このため北大陸の中心部に近くは優勢な部族集団が占め、さらに北や地峡周辺には弱小部族が圧迫され押し付けられている。

 敵の敵は味方とばかりに、南大陸との交易で飢えを凌いでいる部族もあった。


 南大陸では、北の民の作るものはエキゾチックな雰囲気を持った珍品として、産地不詳のまま高値で取り引きされている。

 両者の利益が一致するなら、そこには殺し合いやいがみ合いは起きない。


 部族集団は、同じ神を崇める集落で形成されている。

 北の宗教は他の神を排斥することはなく、互いを認め合っている。

 部族同士の諍いは、宗教によるイデオロギー闘争ではなく、生存圏の奪い合いだった。


 蛇を神と崇める部族は中心部に多くいるが、決して多数派ではない。

 他にもあらゆる動物が神と崇められているが、狼や熊、虎や獅子といった猛獣を神とする部族が多い。


 捕虜が一人二人であれば、それは砂漠の中から特定の一粒の砂を探し出すようなものだ。

 しかし、二,〇〇〇人近い集団を捕らえておける場所は、そう多くない。


 候補はいくつかに絞れるだろうが、それは現地で情報を集めるしかないだろう。

 リムノは物心付く前に、南大陸に渡っている。

 地名等はほとんど分からないし、地図がない北の大陸では、自分が住んでいる周辺だけが世界の全てだった。


「結局、全部は行ってからかぁ~」

 メディがぼやくように言った。

 やはり、リムノの情報は、メディが知る以上のことではなかった。

 ここはやはり、ティアに頑張ってもらうしかないか、とメディは独白した。


 ティアも図らずも同じことを考えている。

 自分が獣化することで北の民を味方に付けられるのであれば、躊躇う理由はない。


「ティア、もうすぐ寒い季節になるから、そこは気をつけてね」

 メディはラミアの身体を気遣っている。

 メディはアービィの正体を知らないし、ティアも教えるつもりはなかった。



 ドーンレッドはアービィたちをインダミトに送り出してすぐに、ラシアスに戻っていた。

 ラシアスの王都アルギールに着くなり登城したドーンレッドは、ニムファに謁見を申し込む。


 通常であれば謁見の間で報告ということになるのだが、宰相コリンボーサに聞かれるのは都合が悪い。

 そのため、ニムファの私室で報告を行うことにした。


「摂政殿下、『痣』を持つ男を確保いたしました。現在、リムノの監視下で、こちらへ向かわせております」

 宮廷魔術師は、摂政に報告した。

 これで、国を憂いた若き指導者に安寧をもたらすことができる。


 彼は、『勇者』とはあくまでも『魔王』に対抗するための人材だと思っている。

 『魔王』が覚醒しては、南も北も四国家もない。

 これに対しては、世界を挙げて立ち向かわなければならない。

 彼はそのための切り札が『勇者』だと考えていた。


「ご苦労様でした、ヘルフェリー。これで、勇者は私たちの手に戻ってきたわけですね。長かった……いよいよラシアスは……お下がりください。長旅でお疲れでしょう、今日はゆっくりとお休みになって。勇者が到着するのを待ちましょう」

 見る者を虜にしそうな笑みを浮かべ、ニムファはドーンレットを労った。

 その笑みに隠した野望は誰にも気取られていないと、ニムファは思っている。


 摂政が言葉にしなかった部分に言いようのない不安を抱え、宮廷魔術師は久々の居室に戻ろうとする。

 城の通路を歩く彼に、声を掛ける者がいた。


「宮廷魔術師殿。そのご様子では、勇者を見つけられたようですな?」

 声の方に目を向けると、コリンボーサが柔和な視線を向けていた。

 だが、ほんの僅かではあるが、忌々しさを視線の中から消し切れていなかった。


「これは、宰相閣下。幸いにも、ベルテロイにて相見えることができましてな。これもマ・ターヨシ神のご加護と言うもの。現在、リムノがお連れいたしておるところ。数日後にはアルギールに到着されるでしょうな」

 この一〇年向けられ続けていた見下しの視線を、そっくりそのまま返すようにドーンレットはコリンボーサを見つめ返す。

 あくまで口調は穏やかに。

 端から見える意趣返しなど、もっての他。

 宮廷魔術師の振る舞いではない。


「さようか。大儀でしたな。これで……。今日はゆっくりされるがよかろう」

 ドーンレットが叩きつける見下しの視線など、コリンボーサはものともしない。

 そして、心底労わるような視線と共に、労いの言葉をコリンボーサは平然と送る。

 この程度の挑発に乗るようでは、権謀術数渦巻く宮廷で生き残ることなど夢のまた夢だ。


 コリンボーサは考えている。

 宮廷魔術師は摂政の寵愛こそ受けているが、それだけだ。

 ドーンレットの財力や権力の基盤は、それほど大きくない。

 せいぜい、勇者を釣ったエサは、騎士爵階級程度だろう。


 おそらく、摂政に会わせれば、摂政が伯爵程度はすぐ与えようとするだろう。

 しかし伯爵という爵位は、摂政の独断で与えられるほど軽いものではない。

 叙爵するには閣議に諮らねばならず、それに反対意見を述べる程度では、反意と言われることはないだろう。

 その前に宰相の権限で子爵あたりを与えておけば、こちらに与することは確実だ。

 権威と財力しか人を惹きつけるものはないと信じる男は、最良の果実を我が物にするための策略を柔和な笑顔の下に隠していた。



「私の役目はここまで。あなたたちって、不思議ね。ここまで私と偏見なしで付き合ってくれた人たちなんて、いなかったわ。仕事じゃなければ、楽しかったでしょうね」

 アルギール城の城門前で、馬車から降りたリムノが残念そうに言った。

 衛兵に取次ぎを頼み、リムノは去っていく。

 おそらく宮廷魔術師の下へ行くのだろう。


 アービィはこれから起こるであろう権力との戦いが、心底嫌だった。

 ドーンレッドはアービィが騎士爵の地位に釣られていると、思い込んでいる。

 おそらくは、彼を自分の手駒とするために、様々な誘惑を仕掛けてくるだろう。

 中には脅迫や、仲間を盾に取って膝下に敷くことを強制してくることもあるかもしれない。

 もし仲間を傷つけるようなことがあれば、彼はこの国に敵対する覚悟がある。

 なんであのひとは、召喚なんて面倒なことしたんだろう……



 ルティはリムノやメディとの旅を通して、北の民も普通の人間であることを改めて確信していた。

 害意を持たずに付き合えば、友として互いを信じることは難しいことではない。


 北も南もなく、偏見のない世の中になれば、あたしたちも安心できるようになるかなぁ……

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