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「ボケー」俺は今、日向ぼっこをしていた。

日向ぼっこは人間の姿がよかったので、今は人間の姿にしてもらっている。

「ん?」空を見ると、小さな点が見えた。

いったい何かはわからない。

それはだんだんと大きくなっていた。

「ブラックホールだったりして」


ドスーン!


「何だ?今の音」瘋癲(フウテン)、ホノと闇狼(やみだ)がいつものようにのんびりとしているところへ大きな音が聞こえて切った。

遠くの山を見ると、そこには大きな球が置いてあった。ついさっきまではそんなものがなかったのに。

「あれって…」瘋癲(フウテン)は目を疑った。「黒い球?」そこまで大急ぎで行くと、確かに大きな球が置いてあった。

というか空から降ってきたのだろう。地面にめり込んでいた。これはいったい…

彼らは思いっきり殴ってきた。びくともしない。だが、少しずれた。それはいい報告でもあった。

だが、悪い報告でもあった。

それはどんどん打ずれ始め、転がっていった。

それは彼らの村には向かわなかった。

だが、ダンジョンの目の前に突っ込み、入ることができなくしたのだった。

普通に穴を作ればいいが、たくさん物を得れば、出るのが一苦労だろう。

説明は苦手だ。

「ゲー…」近くから誰かの声が聞こえてきた。

「誰だ?」周りを見たが、誰もいない。

声が聞こえてくるところを見れば…


大きな音ともに落ちてきた。

黒いものが。

俺はペッちゃんこになり、下敷きになった。

目の前が真っ暗になったが、スライムだからなのか、まだ生きている。

「ッッッッッッッッ(何が起こったんだ)!」すると、頭の中に(ソウル)が現れた。

『はい、つぶされました』それはわかってるんだって! 俺は突っ込みも入れつつ、また違う質問をした。

何につぶされたんだ! 『検索中…検索中…』そのまま、静かになった。

どうやら教えてくれないのか、教えることができないのか、わからない、だろう。

それはいいとして、出る方法はあるのか? 『待てばデレマス』最後の言葉が怪しかったが、それ以外に方法はないようだ。

その時の俺はバカだった。ただ単に滑るスライムボディで外に出ればいいのだが。

それを教えてくれなかった(ソウル)も責任があるのだが。

俺が待っていると、遠くから足音が聞こえてきた。

敵か!? 無防備で寝転がっていた俺は何もできなかった。

少しすると、上に乗っかっていたものが動き始めた。

それは様々なところを踏みつけ、結構いたい気分になった。

本当に痛覚がなかったのはよかったと思う。

さっき(ソウル)が言ったことは当たっていた。

乗っていたものはどき、近くにはホノ、瘋癲(フウテン)闇狼(やみだ)がいた。

だが、彼らはどうしてか俺に気づかなかった。声を出そうとしたが、あまりにも平べったかったため、回復に体力を使っていた。

最後に出せた言葉はたった一つの言葉だった。というか、うなり声のようにしか聞こえなかったが。

彼らはその声に気づいたのか、あたりを見渡してから俺のほうを見た。

彼らは俺を見るなり、吹き出して笑い始めた。

いったい何がおかしいのかがわからなかった。

「だってお前…」瘋癲(フウテン)が言った。「真っ黒だもの」

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