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「はー、」俺は今、牢に閉じ込められていた。いったい何が起きたのかを説明しよう。


少し前まで俺は楽しく過ごしていた。

いつものように街中ではしゃいでいた。

だが、少し時間がたつと思った通り、ホノに男が絡みついてきた。

そりゃそうだ。彼女は結構美人だから。だが、俺は見過ごすわけにはいかなかった。

「なあ、少し付き合ってくれないか?」一人の男がストレートに聞いた。

ホノが戸惑っている間に次の男が声をかける。「いやいや、俺のほうがいいって」どうやらここにいる男は無関係のようだ。

「ちょっといいかな」フレンドリーに話しかけようとしたが向こうは聞こえなかったようだ。「俺のほうがいいって」「いいや、俺だ」2人とも勝手に争い始めた。

俺は少し無視されるのが嫌いだ。だんだんといら立ってきた。もうフレンドリーにはいかない。するとホノが後ろに下がった。顔を真っ青にしている。手で耳をふさいでいた。

「お前ら、話を聞け!!!!」大きな声で叫ぶとここら辺にいた人たちは地面に倒れた。気を失っているようだ。

耳をふさいでいたホノでさえ地面に倒れた。まだ意識はある。プルプルと震えている。おびえる猫のようだ。

その時分かった。自分がいったいどこまで大きな声で叫んだかを。アングリーバットを倒したときに得た超音波は話すために使っていた。だが、普通の声とは違うので制限がない。なので俺はめちゃくちゃでかい声で超音波を発したということになる。

慌てたがどうすることもできずに警察らしき者が来た。気が付けばこの牢に閉じ込められていたということだ。何も食べなくていいので結構気楽だったが問題は必あった。暇だ。暇すぎて頭がおかしくなりそうだった。自分の分身を作ってもただのスライム、本能もないし知性もない。動かないただのスライムにしかならない。

(ソウル)に聞くと脱獄するほかないといわれた。だが、そうすれば面倒なことになる気がした。だが、(ソウル)はこう言った。『脱獄することが最高の方法です』

(ソウル)を信用するか考えている間に1日ほどかかった。どうやらここ八かのようで上から笑い声や足音が聞こえてくる。運よく夜は静かだったのでよく考えることができた。

翌日、俺は決断した。(ソウル)を信用すると。だが、いったいどうやって脱獄しようかと思った。普通ならこの体に括りつけられたチェーンだけでも取り外せない。『あなたはスライムですよね』馬鹿にされたような口調だったがそれは本当だった。スライムは好きなように体を変えることができる。そしてこのチェーンは普通のチェーンだと分かる。普通にすり抜けることは可能だがもっといい方法を考えた。「(ソウル)、捕食者!」俺はチェーンごと捕食した。するとチェーンを解析することができた。『チェン、戦闘力30%、魔素0%、うまく使えば戦力になります。』

だが、別に戦力として使いたくはなかった。いつか使う日が来るかもしれないからだ。目の前には塀があった。だが、それは殴るとコンときれいな音が鳴った。だからこれは普通の壁だ。反対側に道があるのだろう。

「脱獄開始!」それを言うと意識が薄くなっていった。「あ、あれぇ…?」だが、もうその時には気を失っていた。

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