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BACK HAND  作者: 空月メア
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天上千里の仕事:2

その後、天上千里は依頼主であろうおばあちゃんに猫を渡しにいった。

依頼主はとても感謝していた。

そのやり取りが終わった後、まつりは洗いざらい気になっていることを質問として、天上千里にぶつけた。


天神まつり「あの巨大な猫は何ですか?」


天上千里「あれは巨大な猫さ。」


天神まつり「あの大量の水は何ですか?」


天上千里「あれは大量の水さ。」


天神まつり「巨大な猫が消えた理由は?」


天上千里「ただ、巨大な猫が消えただけさ」


天神まつり「おばあちゃんが探してた猫があの巨大な猫だったんですか?」


天上千里「Congratulation.正しい答えさ。」


天神まつり「答えが答えになってないですよ!!!今の受け答えで俺が納得するとでも思ってるんですか?そもそも、なんなんですか囮って。俺を殺す気ですか????そもそもあの仕事って何ですか???ていうか、あんた何者なんだよ!!!!誰も覚えていない俺の事覚えてるし、意味わかんないですよ!!!!ちゃんと説明してください!!!」


とてつもない勢いでまくし立てた。今まで、流されるままにこいつこと天上千里のいうことを聞いていたが、さすがに我慢の限界だ。

ここまで感情的になったのは生まれてからはじめてのことかもしれない。


天上千里「とりあえず、ごはんにしない?」


天上千里は片手をだし、会釈のポーズをした。

たしかに、お腹は空いていた。

食べ物を想像したが、どうせ冷蔵庫のパンが提供されるのだろうと思と、気が滅入る感じがした。


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