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愛の鏡  作者: 槌谷 紗奈絵
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20歳から大人

20歳になっても何も変わらなかった。ただ心の中の何かが寂しかった。

もう子供じゃない。ヤンチャは終わり。

自分で考えて行動する事が結果となって自分に戻ってくる。

嫌いな大人ついに自分も仲間になるのか

真っ直ぐでありたい

このまま素直でいたい

でも、少しずつ、少しずつ流されていく。

* *


チロ チロ チロ チロ


雪が降る


上に舞ったり


下に降りたり


今日は舞踏会ですか


チロ チロ チロ チロ


わたしの 夢の中にも


愛の色を ふりまいて


白い光が 回ります


チロ チロ チロ チロ


髪にも


肩にも


そして 川にも 木にも


雪よ 輝け


自由に踊れ


チロ チロ チロ チロ



* *


なぜ


人間は 生きられるの


時間に おし流されて


やり場のない自分を


いやと言うほど感じながら


計画だけを 山盛りにして


もみくしゃに なっていく


そして 残されたものは


さびついた 小さな髪飾りと


古い絵日記



* *


悲しい目をした少女


何を笑っているの


そんなに自分を いじめないで


強くなるのよ もっと



悲しい目をした少女


まだ笑っているの


涙なんて 見せないで


ほら お花まで 泣いてしまう


幸せになってね 世界一



* *


この世の愛は


季節はずれの つゆ草


誰にも 知れず


そっと 咲き


いつのまにか 散っていった


季節はずれの つゆ草



この世の愛は


悲しみ 秘めるつばめ


秋空 旅立つ つばめたち


いつの間にか 去っていった


燃える心


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