第7節 山菜取りに
山菜を駿河と他の村娘と共に取りにきた
そこでいつもどうりの日常に戻るはずなのに
「おーい、天月!」私は呼ばれたので振り返ると、
「何?駿河」彼女は私の友人の辻宮駿河です、彼女に対する悩みとしては陽気で少し怠ける癖がある事ですね。
駿河「そっちは山菜どれだけ取れた?」
天月「うーん、籠の半分は集めたけど」
駿河は籠を私の前に出した、駿河の籠は山菜で一杯だった。
天月「凄いね駿河は」駿河に呆れ顔で言うと駿河は
駿河「凄いだろー?、だから俺は休んでるんだ。決してサボっているわけでは無いからな天月!」
本当にすごいと思う事はある、駿河はサボり癖は酷い割の性格なのに、いつも私よりも仕事が早い、そういう所は私は駿河の好きなところです。
駿河は話を終えると別の所に行き、別の子にもちょっかいを掛けに行った、その瞬間キャー、と叫び声が聞こえた、何だと振り返ると村娘は駿河に怒っていた。
まぁ、いつもの山菜取りだった、こんな性格だけど皆からは信頼されている、頼りになるからどんな時でも冷静で、昔から私を守ってくれていた、駿河が私の友達で良かったと思えた。
私はついニヤけてしまった、するとそれに気が付いた駿河は、
駿河「おやー?、あそこにお前を見てニヤけている変態がいるぞー?」
と駿河はこれは面白そうな目で私に指差しながら言った、
天月「だ、だれが変態よー駿河!!」
これは、私の望む日常です、このままの日常が続けばと私は何度も望んでいる、あの夢を見てからずっとそう思うようにしている。
私はお母様がくれた、お守りの付いた棒をまだ持っていた何なんだろうこれは、一見すると刀の脇差にも見える、もし脇差なら何から身を守れというの?
そんな事を考え続けていた、キャーまた別の方向から悲鳴が聞こえてきた、
天月「駿河?また何かしたの?」
駿河の方を見ると駿河はキョトンとしていた、
天月「駿河じゃないの?」
駿河はこくりとうなずいた、私と駿河は真剣な顔で見つめ合った。
天月「駿河!声の聞こえた方に行きましょう!」
駿河「そうだな天月、行こうぜ!、みんなを任せた蓮」
蓮はうなずき「はい、駿河姉さん」その返事の後に私達は悲鳴が聞こえた方に急いだ、走りながら話し合った
天月「ねえ駿河、私嫌な予感がするんだけど」
駿河「さすがに俺もそんな気がしている、天月なにがなんでも守ってやるからな」
天月「うん、なら駿河の背中は私が守るから」
駿河と私は目を合わせた後に共にうなずいた。
文面や言葉分かりにくい部分もあるかもしれませんが。
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5つの島と5つの軌跡第7節を読んでいただき、ありがとうございます。
次もまた、読んで頂けると嬉しいです。