第5節 天月楽しき日常に幸せを見つけた
盗賊を倒し山道を超え家に帰宅した天月
彼女は楽しき日常を見て、夢忘れる
山道を駆け抜けて家のある村にたどり着いた、私は何も無かったかのように家の扉を開けて、
天月「お母様お父様、私天月はたった今都より戻って参りました!」
いつも通りの元気な声を出しながら家に入って扉を閉めた、奥からお母様が出て来た
「お帰りなさい天月」
優しい口調で迎えてくれた。
そのまま食卓へ向かうとお父様が狩って来たであろう猪の肉があった、私に気がついたお父様は駆け寄り抱きついてきた
「自慢の我が娘、天月よ戻ったかー!」
私は恥ずかしくなり
「お父様離してください!離してくださらないなら、もうお父様は嫌いです!」
そう言うとお父様は
「父さんを嫌いにならないでくれ我が娘よ!!」
と叫び抱きつくのをやめた。
「嘘ですお父様」
とお父様は笑顔になっていた所にお母様が
「もう旦那様、そんな事で天月が本気で嫌いになるとでも思ったの?」
天月「そうですよお父様私はお父様が大好きです」
「おおそだなそうだよなぁ」
お父様は冷や汗をかきながら言った。
今日はお母様のお誕生日です、お父様はお母様の好物の猪の肉を私はお母様が欲しがっていた物を私が少しずつ貯めて買った物だ。
天月「はい、お母様私からの祝いの品です」
お母様は驚いていた昔から欲しがっていた簪だからだ。
「ありがとうね天月貴方は私達夫婦の自慢の娘よ」
お母様の顔はとても喜びに満ち溢れていた。
娘に負けまいとお母様の好物である猪の肉調理を出した。
「どうだ天月、父さんも負けてないぞ!」
やっぱりそのとうりでした、お父様はお母様の事になると例え娘の私だろうと負けようとしないつまりお父様はお母様の事を溺愛しているのだ。
天月「あはは、そうですねお父様」
お父様は自慢げな顔をしていた。
そうして幸せな時間はただただ流れていった、私は寝室で今日の出来事を思い返した三日月さんと二月さんに親切にしてくれた事、そして帰り道での盗賊の事。
私は少なくともこの事を一番考えていた、三日月さんの家で見た夢の事をただそれだけを考えながら眠りについた。
文面や言葉分かりにくい部分もあるかもしれませんが。
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5つの島と5つの軌跡第5節を読んでいただき、ありがとうございます。
次もまた、読んで頂けると嬉しいです。