第4節 盗賊の襲撃 迎え撃て業火の様に
三日月家から家への帰路
夜道の山道で・・・見た夢を思い返しながら帰路についたがそこで襲撃が
三日月さんの家での三日月さんと二月さんとのお話はとても楽しく家への帰り道にその事を思い出しながら道を歩いていた。
森の中は風が吹くと木々や雑草がガサガサザワザワと音を立ていた、私はいつもの帰り道なのにも関わらず何故か恐怖を感じ始めた、三日月さんの家で気絶していた時の夢のせいだろうか、私は夢の内容について少し考えてみた。
けれどそんな事が起こるわけが無いと、私は考えた、それはただただ恐怖を膨らませただけだった。そんなことばかり考えていると目の前に盗賊が現れたボロボロの服に刃こぼれした刀を持った盗賊が6人だリーダーだと思われる奴が言った、
「女が山道の夜道で一人だと危ないぞ?」
と言ってきたので私は言い返した、
天月「いえ、寧ろあなた方が大丈夫ですか?」
とすると「「舐めやがって」」盗賊の2人が言ってきた。
盗賊リーダーは「そうか」とため息を吐き
「此処から先に行きたいなら出すもん出してもらおうか」
と私の身体を見ながら言った、私は
天月「出して欲しければ力尽くで奪ってみなさい!」
盗賊は刀を振り下ろしてきたもちろん私もこんな奴らにやられる程弱くは無い!。
1人目の攻撃をかわした後に盗賊の腹に拳を一発叩き込んだ
天月「そんなの当たるわけが無いでしょ!」
もちろん盗賊は吹っ飛び壁にぶつかって声を上げる間もなく気絶した他の盗賊は後ずさりしていた少し気が緩んでしまった、シュン!背後2人切りかかる敵に気がつき攻撃をかわすと2人同時に頭に回し蹴りを食らわせた。
天月「甘い!そんな程度で私に勝てるとでも思っているの?」
盗賊は残り3人になった所で
「そこのリーダーと思わしき方もう終わりですか?」
リーダーと思われる奴が前に出て言ってきた、
「調子に乗るな小娘!」
一喝のつもりなのだろう少なくとも今の私には意味の無い行為だった。
盗賊3人は私を囲うようにして1人は右にまたもう一人は左にそしてリーダーは正面に、そして合図と共に一斉に掛かってきた
「今だ息の根を止めろ!」
リーダーは叫んだ、私はもうこれ以上時間を掛けられなかった。
天月「はぁ、もう遊びは終わりよ!」
私は自身の心に集中し叫んだ、
天月「烈火の術式『業火大円』!!」
火が空を舞い私の周りは瞬く間に火の海になった、そして術を解くと同時に火は消え盗賊リーダーは火だるまになり転がりながらただひたすら叫びまわっていた。
残っている2人に
天月「早く去りなさい!今なら見逃して上げます」
すると2人は脱兎の如くリーダーを抱えて、
「「すみませんでしたー!」」と走り去っていった、そのまま私は少しやり過ぎたと思いながら家へと大急ぎで走って帰った。
文面や言葉分かりにくい部分もあるかもしれませんが。
誤字や言葉がおかしいなどが、あればコメントをしていただけると良いです。
5つの島と5つの軌跡第4節を読んでいただき、ありがとうございます。
次もまた、読んで頂けると嬉しいです。