表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

もし地球で1人だけになったらどうするのか

地球で一人だけ


2022年2月22日22時22分22秒

に平凡極まりない一人の男だけを残して地球にいる人々がSF映画の様に一瞬にして消えたのである。


「ドン、」


大きな衝突音と大きな揺れ?と共にやっと寝始めたのにビックリして毛布を足元へ無造作にして飛び起きるこの物語の主人公でる。


飛び起きると言う表現は悪いかもしれない。

身長177cm 体重86kgと

それなりに身長があるから、これ位の体重でも重くないと思いたい。それでもお腹周りに脂肪が付いている。言わなくてもいいだろう。


いや、あえて言おう。主人公は、肥満です。


ぎこちなく起きる。


毛布が擦れる音が出る


「スーーー」


布団の頭越しに窓が有り、大慌てでカーテンを開けると集合住宅の新しいアパートの一階の角部屋から見える景色は、横一列にまだらにフロントをこちらに向けて綺麗に自動車が停められている。


いつもと変わらぬ光景だが、その眼下右側横の道路に軽自動車が中型トラックと正面衝突をしてるではないか。


窓を開けると、目の前には横一列にまだらに自動車が停められた自動車の後ろに田んぼ、道路、大型家電量販店が見える。


が、そこそこ大きい量販店の頭上奥を大型飛行機が急降下してるではないか。


急降下では無い、目をこらして観ると斜めに墜落してくるではないか。


「えっ、」


と観ていると大型家電量販店に

隠れて見えなくなると同時に


「ドカーン」ユラユラ


大きな爆発音と小さな揺れを感じる。


日頃の仕事のストレスで身体が揺れてる感じがする。違うか、、、


窓を開けているので


「ヒュー」


小さな寒い風が身体を冷やす。


まだ寒さの残る2月である。


先程まで寝ていた布団へ目をやると、

先程まで大きなな爆発音と大きな地震?で


何故、起きない人物二人が居るのだ。


横で寝ているはずの嫁と一歳7ヶ月の娘が居ないのである。


それに気付くといなや大慌てで嫁と

娘が寝て居た布団を捲ると


「バッ」


嫁と娘の寝間着が毛布の中にあるではないか。

寝間着のズボンの上側から嫁のパンツの端が見え

小さいズボンの上側から娘様のオムツの端が見える。


「えっ?」


確か、寝る直前に夫婦喧嘩はしてないから

嫁と娘は嫁の実家に帰ってないはずだ。


まさに、寝間着を着ていた人物が急に消えた様に布団の所々に寝ていた様な跡がある。眠さを忘れて、えっ、えっ、となりながら頭が起きてくる感じである。何が何がか分からない。とにかく、外の状況を観に行かなければならないだろう。寝間着のまま、外はを出歩く事は出来ないし外は寒いので着替えてアパートのカードキーと車の鍵とiPhone と財布を持って出てみる。アパートの敷地前な道路からは、そこらじゅうで自動車が正面衝突してたり、車が電柱や外壁に衝突してたりする。



さっきまで自分が寝ていた場所に座り込む。冷静になれない自分をとにかく落ち着かせなければならない。布団の横にライトニングケーブルに繋がれて充電されているiPhoneを手に取り、時間が表示される。22時25分。混乱する頭でiPhoneでGoogleのアプリを起動させる。

異常事態だ、怪奇現象なのか、世界の終わり?、宇宙人に攫われた?、日頃のストレスで頭が可笑しくなったのか?色々事を試行錯誤する。


Googleで『世界が自分1人だけ』と検索してみる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ