表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

恋敵

「御兄弟いらっしゃるのですか」

先生は目も合わさずにこう告げた。

「実は居るのだよ」

空は晴れわたり、皆、沢山の生徒が居るのに何故、先生は嘘をつくのだろう。


私には恋人が居るのに、先生は教室に居る、皆に嘘をついた。

先生は一度だけ、私にキスをくれたが、それを隠す為なのだろう。

彼氏は振り向いてこういった。

「お前、浮気してたよな」

「なんで知って居るの?」

授業が終わり、廊下に2人して並ぶと、身長差で私の方が小さい。

大体25cmぐらい。

「なあ、千鶴。どうして俺がお前のそばに居るか分かるか…?」

「…知らない…」

彼氏は背を傾げて、私の顔を覗き込むとこう言った。

「先生に頼まれたからだよ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ