気勢青白淀曇心
気勢堂々みなぎりて
高く仰ぐは澄空の
青白然たる残月ぞ
その清げなる姿こそ
まさに敬すに値せん
されど我が身を省みて
後ろめたきは無きならず
致し方無き事なれど
曇る心は如何せん
(訳:体全体にやる気をみなぎらせ
夜明けの澄んだ空に青白く輝く月を見上げる
その月の汚れのない清らかな姿こそ
まさに尊敬すべき姿である
しかし、自分自身を振り返ってみれば
清らかな姿とは程遠く
後ろめたい事も無い訳ではない
生きている以上どうしようもない事だけれど
この晴れない心を一体どうしたらいいだろうか)