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佐藤が植えた朝顔の花だけ斑模様だった

「?!ただいま戻りました」


「お疲れ~シュクル~」


家にはギルド長が待っていて驚いた。どうせ王都の町で飲み歩いているのだろうと思っていたからだ。


「ごはんあるわよ~さっき食堂からもらってきたの~」


「うわ~ありがとうございます!その前に外の庭に魔瓜を植えてもいいですか?」


了解を得たので荷物に入れてある魔瓜の種を持ち、庭に出る。魔法で土を少し耕し、土に魔力を込めてから種を植える。


「よし、ニーチェ行くぞ!」


「ウー(うん)」


種に魔力を注ぐとすぐに芽を出した。そこからグングンと成長してあっと言う間に魔瓜が育った。


「イイ感じだな。ついでにトマトも植えよう」


ギルド長が持ってきてくれた食事のサラダにトマトがあったのだ。そのトマトの種を土に植えて魔力を注げばあっと言う間にトマトも出来た。


「グフフ(チェリー)」


「あぁ、チェリーも植えるか?でも大きな木になりそうだな。もう少し端の辺りにしよう」


おやじハント用のチェリーの種が少しだけあったので植えてみる。木を育てるのは初めてかもしれない。


「おぉ?結構魔力を使う感じがするな。今日はこれくらいにしておこう」


シュクルの背くらいの高さまで成長させた。残りの成長はまた明日。

その後、家の中に戻りギルド長と食事を済ませ、シャワーを浴びて就寝した。



「ムヒヒ」「フフフ」「ムヒヒ」「ムチチ」「ムフフ」「チチ」「イチチ」「クフフ」「ハフハフ」「あぁ(好)」


「⋯⋯?ん?何だ?」


何か音がした気がする。まぁいいか。まだ夜だし寝よう。


「ムフフ」「フフフ」「ムヒヒ」「ムチチ」「ムフフ」「チチ」「イチチ」「クフフ」「ハフハフ」「あぁ(好)」



「⋯⋯何だ?何なんだよ!!」


シュクルはベッドから飛び出た。


「あぁぁぁぁぁああああああ!!!何でここにいるんだよ!!!」


シュクルのベッドの中に魔術塔に閉じ込めたはずのエロ集団と新メンバーの裸の男がいた。


「おい!エロチェリー!お前何した?!どうして魔術塔から奴らが出てるんだよ!」


「ウへへへ(寂、楽)」


「はぁ?寂しい?楽?こっちは楽しくねぇわ!!!特に新入りが法に触れるぞ!」


なんてこった。あの塔って見張りがいたはずだろ?どこから出たんだ?


「ス~ハ~」「スンスン」「ハァハァ」


「止めろ!!デコピン」


最悪な事にシュクル愛用の袋は魔術塔にある。嫌だが愛用の白布を風呂敷代わりにして卵を包み、裸の男には濡らして冷やしたタオルを腰に巻いてやる。


「あぁ(好)」


「⋯⋯そうか⋯⋯」


なんでこいつまでここに来たんだろう?理由がわからないが、風呂敷を担いでピーちゃんの手を引っ張って魔術塔に向かった。


「えぇぇ?!それはサバン魔術師ですか?それともサバン魔術師Ⅱですか?!」


「あ~これはピーちゃんといいます。サバン魔術師の姿形と本能的な部分だけが似ている生き物です。割と温和ですが脱走癖と服を嫌う習性があります」


「ぴーちゃん ぴーちゃん」


「⋯⋯なるほど⋯⋯」


これは早急に見分け用の目印が必要だよな。でも明日でいい。もう疲れた。


奴らをもう一度部屋に戻し、家に帰って眠りについた。

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