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魔王と魔法

〜前回のあらすじ〜

早速準備に取り掛かる冬璃とファイズ。冬璃はこっちの世界の一時間を元いた世界の時間に計算すると72時間ということに気づく。それに気づいた冬璃たちは準備をすすめるのであった。


「冬璃、これから我らが魔王様がおられる玉座へ行こう。」

「分かったわ。」

よし、たしか魔王様は私の推しではないけどめっちゃイケメンだったはず、ワクワクするわぁ

「冬璃、着いたぞ。」

「ここが、、」

「失礼します。破滅の騎士のサクリファイスです。入ってもよろしいでしょうか。」

「入室を許す。」

「魔王様、こちら先程召喚した異世界から来たものです。」

「名を何と言う。」

へぇー玉座には意外といっぱい人がいるんだな、

「冬璃と申します。」

「冬璃か、覚えておこう。それで、要件はなんだ?」

「3日後にせまる人間の侵攻についてですが、良い案を持ってきたので提案に参りました。」

え、ちょっとまって、魔王様想像の1億倍くらいイケメンなんだけどこっちもかぁー

「神展開きたぁぁぁーーー」

「「!!!」」

「おい、冬璃そんな失礼な態度を取ってどういうつもりだ!」

「ところで冬璃よ、カミテンカイとは何だ?」

魔王様も聞いてきたよこれ、まぁ、そっか

「いえ、知らなくていいことですよ。」

「そうか、」

そんなに悲しそうな表情しないでぇ、、、こっちの胸が痛くなるわ、、

「とりあえず人間の侵攻についての案とやらを聞こうか。」

「はい、その件については私、冬璃から説明させていただきます。」

………

「なるほど。それならどうにかなりそうだな。」

「1つずっと疑問に思ってたことがあるんですけどいいですか?」

「許そう。」

「なんで人間がこちらに侵攻してくるんですか?」

「…………」

「?」

「それについては、答えられない。」

?なんでだ?人間と魔族の間に何かあったのはわかるけど、ここはラノベにも書いてなかったから気になっていたんだけど、、、

仕方ないか、

「じゃあもう一つ、なぜあなた達魔族は魔法を使えるのに使おうとしないんですか?」

これも気になっていた質問の一つだ。ラノベの世界でもほとんど使っているシーンがなかったから気になっていたのよねー

「我々魔族はもともとは魔力の塊なのだ。」

え、そうなの?

「ファイズは人間と魔族のハーフだから何回も使えるが、我々魔族は普通はああやって何回も使えるわけではないんだ。魔力でできている以上使うときは常に死を覚悟しなければならない、それが怖くて使えていないのだ。」

へー死ぬことって魔王様でも怖いんだ

「それ、私どうにかできるかもしれないです。」

「「!?!?」」

「要するに魔力の塊じゃなきゃいいんですよね?ってことは少し身は削るかもしれないけど何か憑依できるものに憑依してみたらどうですか?そうすれば「魔力の塊」としてじゃなくて「体内にある魔力」ってことにできません?」

我ながらに良い案だ

「なるほど、そしたらこの前の戦争で生け捕りにした人間を持ってこい。」

「了解しました、魔王様」

「良い案をありがとう冬璃。」

推しから褒められるとなんかいつもよりも嬉しいな、やっぱり推しがいるっていいわ。。

「ファイズ」

「はっ、魔王様」

「お前の親は今どこにいる?」

「母上は地上に、父は病に倒れ家で安静にしています。」

「分かった。」

?どうしたんだろ?魔王様がファイズの両親の居場所なんて聞いて?


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