表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

まさかの異世界は、、

私はふゆる(冬璃)3月11日生まれの高校一年生だ。震災で親が死んでしまい、最近施設から出てひとりぐらしをしている。とある朝、学校に行こうとしたらいきなり玄関が光りだして、、、気づいたら魔法陣の上に立っていた。

周りにはあからさまに異世界っていう感じの服装の人がいる。

「これは、まさか、!!異世界ぃぃぃー!?」

よくラノベを読んでいた私は気づいてしまった。

これは、この後王様が来て国を救うために力を貸してくれ!的な展開なのかも、、!!と、期待をいだきながら待っていた。いきなり大きい扉が開き、

「異世界から召喚されし賢者よ。よくぞこの世界に来てくれた。今は人間の侵攻のおかげで我々は絶滅の危機なのである。」

これは、私が活躍する番が来た!と一気に心がワクワクした。、、ん?人間の侵攻?まさか、私、魔族の方?これって普通人間の世界でちやほやされるもんじゃないの?イケメンの騎士様、イケメンのタンク、勇者パーティーに召喚されるもんじゃないの?マジかぁ、オワッタぁ。そう思い扉の方を見てみると、え、、、バカイケメンじゃん。しかもスタイルめっちゃ良いし、

「神展開きたぁぁぁーーー!!!」

「どうした、転生賢者よ、カミテンカイ?とはなんだ?」

「いえ、あなたは分からなくてもいいことですよ」

「お、おう」

まじかまじか、、、キタキタきたーーー!よっしゃやってやる!

「お前の名前は何という」

「私は冬璃よ」

「我が名は破滅の騎士サクリファイスという。皆は騎士様とか、サク様などと呼んでいるぞ」

「なるほどです。じゃあ、、これから私はあなたのことをファイズって言うわね」

よく読んでいるラノべ、「破滅の世界はもうごりごりよ」通称はめごりと呼ばれるものの中に出てくる騎士の名前と一緒だった。

「もしかしてあなたって魔族と人間のハーフ?」

ファイズは驚いた様子で、

「なぜそれを!?」

やっぱり。これははめごりと同じ世界観だ。そう思った。つまり、20周もしている私ならどうにか出来るんじゃね?と思い、ファイズに訪ねてみた。

「もしかして人間って勇者三途さんず達ですか?」

と質問すると、

「!??」

と驚きが隠せないようだった。あのラノベをざっくり説明すると神からの刻印をもらった三途がパーティーを組んで魔族に侵攻してくるという内容だ。そこで出てくるファイズがめっちゃイケメンで私の推しだ。推しが目の前にいる、、ああ、もうこの世に悔いは無いわ。私がそんなことを想像しているうちに私に対してファイズたちはバケモノを見るような目で私を見てきた。

「ま、まぁとりあえずこの世界のことはなんとなく把握してるわ。あと3日後に侵攻してくるはずだからそれまでに準備をしましょう。」

「おう!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ