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遺跡マニアによるエジプトツアー選択基準 ②

エジプトに行くパッケージツアーは八日間、九日間、長いもので十一日間というのが主となっています。

そして、旅行案内を見ると宿泊地、それから観光する場所もほぼ同じ。

同じ内容なら安い方がいい。

当然そうなります。

ですが、実はここには落とし穴的要素が含まれています。

これについては別の機会に書くとして、エジプト観光の重要なテーマである見学について述べることにします。


実はエジプトを観光する際に「絶対」といえるくらいに必要なものがあります。


古代エジプトと言って何を浮かべるかといえば……。


大ピラミッドとツタンカーメンでしょう。


もちろんどのコースでも大ピラミッドに行きます。


ですが、もうひとつの目玉であるはずのツタンカーメン。

そのツタンカーメンといえば、彼の墓から見つかった黄金のマスクや黄金の玉座といった光り輝く埋葬品の数々。

エジプトに行くからには絶対見たい。

というか、私から言わせれば見るべきものといえるのですが、これらが展示されているのはカイロ中心部にあるエジプト考古学博物館、通称カイロ博物館ですが、最近のパッケージツアーにはここは見学箇所から外れているものが非常に多いです。

もちろんギザにある大博物物館に多くの展示物が移動しているのですが、それでもツカンカーメンの黄金のマスクがある以上カイロ博物館は観光箇所からは外せない。

そうなれば、タクシーを使い、自身で行くしかなくなるわけですが、時間的余裕がないとそれもできない。

結果、ガッカリ感が出るということになります。

ですから、パッケージツアーでエジプトに行く場合は必ず、「ツタンカーメンの黄金のマスク」を見学できるかを確認し、それがコースに入っているものを選ぶべきです。

重要なので、もう一度言います。


エジプトに行ってツタンカーメンの黄金のマスクを見ずに帰るなどありえないことです。


ついでにいっておけば、コースに入っていない場合、事前に観光会社に手配してワゴン車と運転手を確保しておくという手があります。

多少高いですが、初めてエジプトに行く方がカイロのタクシーを利用するのは相当な大変です。

ツタンカーメンの光り輝く遺物だけを見るなら一時間もあれば十分でしょうが、他にも「大スフィンクスの髭」などという珍品もあるので、最低二時間は確保したいものです。

そして、カイロ博物館はわかりにくいうえに日本の博物館と違い個々の説明がほとんどないので、できれば同行しているガイド、だめなら添乗員、それもだめならグループ内に必ずいる数度エジプトに来ている方と一緒にいくと効率よく、かつ、見るべきものを逃さず見ることができます。


黄金のマスクを含むツタンカーメン王墓から見つかった遺物をカイロ博物館から大博物館へ移動するのは本当にすぐなのかわかりません。

個人的には2024年度中にできるのか怪しいと思っています。←諸々の情報によって。


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