ホルィド大雨林(雨天林)魔物一覧
エスティール大陸東部スアム地方の大部分を占める魔獣区域の1つ、ホルィド雨天林編
魔物の危険度は五段階。人、海、魔、罪、悪の順に位があがります。
リヴァラス…獣目、海竜上科、勇殻科、危険度【罪】。トゥラガ山、ルバル砂丘の南部にあるアミ海峡を縄張りにする、海では多く確認される蛇型の海竜種。オスの個体のみ確認される。
扇のように巨大な尾と白いひげ、巨大な胸ビレが特徴。かなり獰猛で、海に繋がる地底湖などでも確認される。ホルィド雨天林では、洞窟内に地底湖があるか確認するべき。地上活動を可能とするメス個体が縄張りにするため偵察に来ている可能性がある。
レヴィアス…獣目、海竜上科、勇殻科、危険度【魔】。足のあるリヴァラスといった容姿、そのメス個体とされる海竜種。基本的に大人しい性格だが、自身の行動の妨げになるものを発見すると問答無用で攻撃してくる。雨天林地上でもで度々確認され、他の魔物を狩っている様子が確認されている。その姿を見つけたならいち早く物陰に隠れ、不要な行動は避けるべき。
フソウノタツ…獣目、海竜上科、伝災科、危険度【罪】。緑を基調とした赤茶色の混じる背びれや毛で、池や湖の浮草に擬態している。四足歩行の海竜種。淡水、海水どちらも適応可能で、海上で確認されることもしばしば。
体躯が近しい魔物には好戦的だが、草と誤りその毛を採取しそうになった際、視認したもののその場を去るほど基本的に人類に興味がない。その他の事例と合わせて、他の魔物に比べて知能が高いとされている。
意識的に毒を毛やひれ、牙に回らせ、雨天林では頂点に君臨する戦闘能力を持つ。
ヒフラス/ドスヒフラス…別名毒鳥。竜盤目、兎竜上科、ラス科、危険度【海】。
一回り大きい長を中心に群れで活動する。頭部にたんこぶのような毒袋を2つ持つ。退化した前肢は折りたたまれ、発達した後ろ足で立つ鳥竜種。
雑草を主食とし、生まれた老廃物は毒腺を介し頭部に備蓄されていく。
酸を多用し、吐き出されたそれは数秒地表を溶かした後蒸発する。接触厳禁。
毒袋を盾のように使ってくるため、接近戦は気を抜いてはならない。触れれば細胞を破壊され、焼けるような熱に蝕まれる。トワイラジツがあるなら、その果汁で処置が可能。
ヒフラス自身も毒の耐性がないため、逆手に取るのも一種の戦法。
オオバガモス…昆虫目、細翅上科、有爪科、危険度【魔】。
全身黒色の巨大なカマキリ。鎌脚を含め脚は3対。かつてオオバガモスを召喚した悪魔がその1対をもいだとされる。
目撃例は多いが、行動の規則性がつかめないため、遭遇した際は静かにやり過ごすことを推奨される。
威嚇の構えは翅も広げるため一瞬周囲が暗転する。その隙に鎌脚で獲物を斬るか飛翔し逃亡する。
本編で登場しないのもいますが、これもほんの一部。
箇条書きで一部下記にございますので、良ろしければご高覧ください。
ブルータニア…魚類、肉食で獰猛。
キリリパス…巨大なゴキブリ型甲虫。音を鳴らす器官が特徴。
ピョー…非常に小さな緑体科。皮膚に張り付いて牙から血を吸ってくる。