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茜色  作者: 大空〜sora〜
13/13

難題問題

更新遅くなりました

すんません!!

13節 難題問題


俺はひとまず着替えると、顔を洗うため1階に下りた。


「陽兄、補習行かないの?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「何黙ってんの?だ・か・ら、補習に行かないの?」

今日の千香の髪形は、いつもはポニテなんだけどなんかあれだった、絶対に家から出ないような馬鹿な髪形をしてやがる。なんて言えばいいんだろうか。簡単に言っちまえば、前髪を目にかからないようにか分らんが、額を出して前髪を結んでいた。

そんなことはどうでもいいんだろうが、こいつ今何て言った?俺の耳には『募集』と聞こえた。まぁ、これはただの現実逃避だろう。

「俺?」

階段を最後まで降りてそう聞く。

「うん、兄貴」

「お前は?」

「私は頭いいから」

髪は馬鹿だけどな!なんか腹立つ。

「何で、お前が知ってんだよ!!」

わが妹はこの問いにとんでもない答えを返してきやがった。

「だって、陽兄、いつも馬鹿面引き下げての大行進だもん」

!?、何ですと?何が大行進だって!?

「はっ?」

「まぁ、良いから早く学校いきなよ」

戸惑った、心の中でリピートする。馬鹿面引き下げての大行進。意味分からんわ!!

「おう、今度も忘れてたらよろしくな、我が妹よ」

「おう、任せとけ」

そう言うと俺は途中まで降りた階段を引き返し、制服に着替えるとまた一回に降りて玄関を出た。

千香はと言うと、リビングでソファーにぬめ〜んとなりながらテレビを見ていた。

気楽なこった。


「行ってきまーす」

一応そう言い、サドルにまたがると、いつもの道をゆっくりと、向う。

学校に向けて漕ぐときは、いつもこんな感じだ。



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