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茜色  作者: 大空〜sora〜
12/13

問題難題

この頃、若干更新が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでしたペコリ(o_ _)o))

これからもご愛読よろしくお願いします。

12節 問題難題


夏休み初日、俺はふと、この頃あった出来事を思い返してみた。もちろん布団の中でじっくりと、寝起きである。

あ〜〜〜〜〜〜、思い出してしまった。いや思い出してよかった、と言うべきだろう。まだ俺は百々に謝っていない、と言うか当然会話すらも交わしていなかった。

どうすりゃ良いんだか、さっぱりだった。俺の人脈にはそういうことに親身になって相談に乗ってくれる者は多分、いない。正確には一人いるが役立たずの馬鹿で気まずい空気の中謝る術が手紙だ、普通に笑える。

よし!シンプルに行こう。

シンプルその1

「理由は聞くな百々、大変申し訳ありませんでした」

却下、これだとその後の関係がより一層気まずいものとなるのは間違いない。つーか、なんで謝り方が恐ろしく丁寧なんだよ。馬鹿だろ。

シンプルその2

「なぁ、百々こないだのことホントに悪かったと思ってる、だから前みたいにいい友達で居よう」

おぉ、なかなかいい感じじゃないの、これ、でも問題が1つこの台詞を言い切る自信がまったくない!絶対どっか抜かしてしまうような気が・・・全部言わなきゃ効果ない文面だよなこれ、却下!!!

シンプルその3

「百々、この前、俺ん家来たときのこと覚えてるか?まぁ、忘れたいくらい嫌な思い出だとは思う・・・だけど思い出して!俺の言葉を聞いてくれ!ホントにごめんな、あの時に言えれば良かったんだけど、俺ヘタレだし、スッゲー焦っちまって動揺してたんだ、だから、心の整理がついた今言うね、もちろん、百々の心までまだ治ってるとは思わないけど、ただの自分勝手だって分かってる、でも今しか言えないんだ、前みたいにあんな感じの、言葉で言い表せないような、そう言う関係に戻ろ、百々・・・・・」

シンプルじゃねーだろ!!もう最初の方何言ったか忘れちまったよ!てかこんな重い空気で言っていいことなのか!?もういっつもこんな感じで終わってるじゃねーかよ俺!どうしちゃったんだ、佐野崎陽!!お前はこんなヘタレの馬鹿馬鹿馬鹿野郎だったのかーーーーーーーー!!

シンプルその4

もうなにも考えられない、頭が破裂しそう、やば、俺、脳爆発して死ぬかも、そうなったら俺って頭がなくなるわけだから、気持ち悪くて女子に引かれるよね、あぁ〜やっぱ『脳爆死』はだめだな、やめよ〜、おぉ〜〜(俺の脳の9割はまだ夢の中だった。)


話が変わりまーーす、まぁものすごい中途半端だけどもう1つまずいことがあったんだった。

『思い出すことがこんなにつらいなんて今日のこの日まで俺は分からなかった・・・』


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