表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チェイス★ザ★フェイス!  作者: 松穂
第1章 不倫とツチノコはゲスい味がする
8/44

おまけSS①

WEB拍手用におまけのショートショートを作ったのですが、WEB拍手を設置するいろいろがとっても面倒くさくなってしまったので、本編にねじ込むことにしました。

読まなくてもまったく問題のない、些末なお箸休めです。

リリコ:

「うっわ、これ、例の海外土産っていうチョコレートよね。ママったら、こーんなにもらってきたの?」

タマコ:

「仕方ないだろ? わざわざ買って来てくれたんだ。無下(むげ)に断るのも悪いじゃないか」

リリコ:

「でも、誰が食べるのよぉ。ユキヤがマズいっていうんだもの、そーとーマズいのよ? これってどこのお土産? どこの国かしら? これ、ナニ語?」

タマコ:

「えーと……どこって言ってたっけ……英語じゃないことは確かだろうね。こんな文字、見たことがないねぇ」


柾紀:

「――おぅ、何やってんだ……げ、まだそんなにあんのかよ、 “ツチノコの穴” 」

タマコ:

「……は? ツチノコ?」

柾紀:

「いや、幸夜がそう言ってたんだけどな」

リリコ:

「ツチノコってなに?」

タマコ:

「えっ、リリちゃん、あんた、ツチノコ知らないのかい?」

リリコ:

「知らない。タケノコの仲間? キノコの親戚?」

タマコ:

「あんた、ホントに知らないのかい? 若さとバカさをアピールしてないかい?」

リリコ:

「ちょっとっ、バカさってナニよっ!」

柾紀:

「……えぇと、ウィキによるとだな……『――日本に生息する未確認動物(UMA)の一つ……(つち)に似た形態の、胴が太いヘビと形容される……北海道、南西諸島を除く日本全国で目撃例があるとされる――』だそうだ。……ほれ、絵や模型図も載ってんぞ」

リリコ:

「やっだ、生き物なの? ふーん……ツチノコねぇ。でもこのチョコの形、アレにも見えるわよね」

柾紀:

「あれ?」

タマコ:

「どれ?」

リリコ:

「アレよアレ。ア・レ♪」

タマコ:

「きゃん♪ リリちゃんたらっ! おゲレツなこと言うんじゃないよっ♪」

リリコ:

「――ぃったぁい! んもぅ! ママ、興奮しすぎ♪ その顔で恥じらうって怖いからぁっ♪」


柾紀:

(つぅか……ツチノコって、海外にもいんのか……?)





 

お粗末さまでした。次話から第2章です!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ