大場助教授不倫殺人事件。日野OL不倫放火殺人事件。不倫の代償は死で終わる?
物事にはすべて裏と表がある。
それは本音と建前の差でも有るだろうか?
本来はそうした二重性がなくて一面だけなら理想的だがこればっかりは
人の世の常でいたし方あるまいか?
建前では理想論をぶち上げておきながら
裏ではあこぎな商売している人も、この世には多い。
タイガーウッヅの不倫騒動が報道されている。
数十人の親密な女友達がいたという。
私は不倫というといつも反射的に
立教大学
大場助教授事件を思い出す。
☆大場助教授不倫殺人事件
大場助教授は同大学生の女子学生Kと親密な中になり、
交際を重ねるうちに
やがて女子大生は
今の奥さんと別れて自分と結婚するよう迫るようになって行ったという。
どっちが先に誘ったのか?
それはわからないがスマートな容貌の大場助教授は女子学生から人気があったという。
当初、大場助教授は
結婚することを約束し関係を持ったが、本音は火遊び程度と
思っていたのに対して、女子大生のほうはは妻との離婚、自分への結婚を要求したのである。
さらには妊娠を告げられて結婚を迫られるようになると
大場助教授はノイローゼ状態だった。
大場助教授は其の板ばさみに悩み、
奥さんに知れるのを恐れて
K子を呼び出し上司の教授の所有するの別荘で殺害して
遺体を付近の山林に埋めた。
その後、k子の家族から捜索願が出され
大学も調査を始めると大場助教授が浮かび上がってきた。
上司の教授はは大場が殺したと確信して自首を進めたが大場は家族を連れていず下田で無理心中をはかり死んで清算?という結果になった。
その後警察は大掛かりに捜査してやっとk子の遺体を発見し、
この事件の全貌が明らかとなったのである。
建前は大学助教授であっても、
ふと、魔が差して?男と女の関係に、、女子大生との禁じられた関係にのめりこみやがては死をもって清算するしかなかったという事件であった。
小説などの不倫モノドラマも必ず末路は凄惨な死で終わっているようだ。
つまり、不倫は百害あって一利なし、である。
とはいえ、隣の芝生は青いのである。
自分のところの芝生は枯れているのである。
よその異性はいつも魅惑的である。
それは秋波を送って自分を誘惑しているかのようだ。
そして甘い誘惑の果てには凄惨な死が待っているとも
知ってか知らずか、のめり込んでいってしまうのであろうか?
男の欲望と
女の愛情が
禁断の恋を今日もまたどこかで紡いでゆく。
その結末は死とわかっているのかどうか?
それでも人は
不倫に走り
つかの間の愛欲をむさぼる。
ここにも、、
人間実存の深い闇が
ひそんでいるのであろう。
この事件を通じて思うのは、
不倫とは一方的に男が責められがちですが、
そもそも、全く女が拒否すれば、不倫なんて成立しませんよね?
結局女にも、水心(下心?)があったからこそ、男の魚心になびいて
通じたのです。
ですから、不倫はイーブンだと私は思います。
どっちもどっちなのです。
おとこだけが責められるべきではないでしょう。
とはいえ、
どっちが最初に誘ったか知りませんが
結局は妻子がいるわけですから
いずれは、
「奥さんと別れて私と結婚してくれ」という
話になるのでしょうね。
そうなると、
もし地位も名声もある男であればこのスキャンダルで
それが失われることですから
何とか女を始末しようと考えるでしょう。
金で?
脅しで?
それでも、、死で?
女がしつこく毎日、結婚を迫ったら、バラすと言われたら、
それはもう選択肢は殺害しかないのでしょう。
アニメ「エイトマン』の主題歌を歌った、あの歌手Kのように
愛人を殺害してしまうしかなったのでしょうね。
注、この事件は不倫ではありません、念のため。
歌手Kが自分の独身歌手という立場上、ソープホステス上がりのこの女と
結婚して名声に傷がつくと思って殺したようですね。
結局は不倫は高い代償を要求してきます。
死を持って支払うしかないような支払いを要求してくるのです。
☆日野OL不倫放火殺人事件
これはまた別のお話ですが
サラリーマンの上司と女子社員の不倫でした。
もちろん上司には妻子がいます。
これもまた始まりはどっちが悪いとも言い切れませんが、
女が完全に拒否すれば不倫なんて成立しないのですからね。
女にも隙があったというか水心があったと言わざるをえませんね。
それはともかくとして
さて、こうしてこの二人の不倫関係は見つからずにずっと、続いたのです。
しかし実はその間、この女は2回も中絶しています。
いずれ結婚するからというお決まりの男のウソですね。
それを信じていたのでしょう。
しかしいつになっても奥さんと別れる気配もありません。
女は騙されていることにやっと気が付きました。
そして怒りの炎はその上司の幸福そうな家庭に向けられたのです。
自分は2回も中絶しているのに
上司は家庭で妻子と幸福に暮らしてる。
怒りは狂気に変わったのでしょう。
ある日女は上司の家に行って、放火したのです。
たまたま家にいたのは子供2人でした。
二人は焼死でした。
この事件も当時大きく取り上げられましたね。
ここでも不倫は結局は高い代償を支払わされたのですね。
しかも何の罪もない子供の命です。
不倫の代償は、結局は、死です。
甘い昼ドラのように、うまく別れて、ハイおしまいなんてならないのです。
死が待っているとも知らずにはまる
甘い?不倫の罠?
それを知らずに今もこれからも
不倫にはまる多くの人々、
愚かにも、懲りずに、
おとこも女も
安易にアバンチュールなんて言ってますが
さて
はまったら、そこに待ってるのは結局は
死
だけなのですよ。
それを知らずにはまるハニーポット?ハニートラップ?
人間というのはつくづく愚かだなあと思います。
それでもやまられない?
止まらない?
不倫の魅惑なのでしょうね?
ええい、
ままよ、
それならば二人で地獄を見るがよいのだ、
そう切り捨てるしかないのでしょうね?
色欲の道はそもそも、一切が『空』であり、あえて色欲に、落ち込んでどっぷりと、はまるならば
そこからは獣欲の、悪因果が生まれて、
あるいは罪を犯し、人をだまして破滅に追い込んだり、果ては、人の命をも殺めたり、
そうして
結局は、最後は、あなた自身の、投獄と、劫病と、惨死が待っているのみである。
ゆめゆめ、色欲に、どっぷりと、はまり込んではならない、
妻以外に心動かしてはならない、夫以外に心移してはならない
その悪しき因果の根を生やしてはならない。くれぐれも人の道に背いてはならない。
色欲の、手綱を緩めてはならない、、、そう深く心に刻むことである。
色欲をほしいままにしたら、色欲にどっぷりはまったら?、
恐ろしい結末が待っていると分かっていたら、、
誰でも、心ひきしめるはずなのだが?、、
現実は、今日もどこかで色欲が原因の殺人事件が起こっているのですよね。
まあ、人間の愚かさというか
これが、人間の救いがたさ?なのでしょうね。
「色欲の手綱緩める愚か人、末は荒れ野に朽ちる白骨」 道歌