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演劇、舞台
教養がなくて申し訳ないが殆ど見た経験がない。
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キャッツ、猫の群像劇。
汚らわしい嫌われ者の落ちぶれた淫売の猫が、最後にジェリクルキャッツに選ばれて天上に登る。
マグダラのマリヤよろしく、神に罪を赦される感動だとググったら書いてあった。確かに耶蘇教圏の人たちは、死は救済だとかほざいているようだ。
魅力的な沢山のモブ猫たちのなかで、選ばれたグリザベラは神や誰かによって赦されたわけではなく、罪深い自らこそを赦し、自身でその魂に救いの手を差し伸べた話なのだと私は解釈するが、いかがだろうか。
社会的・倫理的な抑圧と純粋な魂の対立で焦点は昇天。