マンガとかアニメ
飽きてきたので、Chapterだけ作っておいて気が向いたら後で追加する。
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マージナル、萩尾望都大先生のこのホモ漫画だけは書いとこう。
滂沱。主人公が親の意志から解放されるところで号泣した。
少女マンガの男という奴は、決して本物の男の事ではない。そこに登場するのは全部チンコの生えた女。スーパーサイヤ人ならぬ、超・女なのである。
不毛の地、マージナルの世界ではそれこそ全員が、その男だ。
汚染された地球では病原体のせいでXY染色体のYがないと生きられない、すなわちXのホモ接合になると死ぬ。……ホモ接合になると死ぬ!
そういう設定。
で、衰退する地球を救う理想家の父博士が、安全な宇宙ステーションからおりてきて実験として主人公を産み出す。
彼の理想を叶える為に自分を殺していた主人公、四つ子の片割れは人との触れ合いのなか、自分の好きな生き方をしてもいいんだ、と気付きハイテンションで踊り回る。
カタルシスに涙が止まらなかった。
解説で、博士と世界の計画者の決して出会わない葛藤は、原罪においてのサタンと神に相当する神話的な話だと書いてあった。達見である。
私の感動の焦点は親の意思による外からの抑圧と、その抑圧された内面が様々な状況や他者の介入によりやっと解放されたところだ。
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エヴァも少し書いとこか。
基本は謎解き。世界の謎を探求する好奇心と、謎を与える製作者の長い駆け引き。
たまに血湧き肉躍るハイクオリティの戦闘シーンで満足させてくれる。
餌をもらってついて行こうとすればすぐまた謎だ。
カッコいい用語も兵器も考証も全部枝葉で、謎で引っ張る事が本質。バランスは取れている。
監督本人は答えを知っていて、解かれた事もあるのだろうが正解は言わないマジシャン。話は知恵の輪パズルみたようなものだ。
でもでも、解ければ本気で相当面白く、まさに筆舌に尽くし難い。漫画版が単なる中坊の成長日記に思える程だ。
言わないけど。
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その他いろいろ