表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双子星  作者: SAKU
1/1

凶夜




 クスクスクスクス


 薄暗い部屋の中、小さく笑い声が辺りに響く。




 そんな部屋に二つの影が在る。


 一つは床の上、横たわるのは年の頃は10を越えるか越えないかといった所だろう。


 それにを動けない様しかかる背の高い人物。


「…嫌‥だ・」


 喘ぐ様に途切れ途切れに発される声は見た目に比例して幼い。


「ど‥して…、おと…さん…」


 掠れる声なのは上の人物が子供の首を圧迫している為。


 その手は徐々に力を増している。


「助・け‥て、お‥かあ…さ‥」


 悲しみからか、それとも苦しみからか涙を零す視線の先は椅子に座るもう一つの影。


 クスクスクスクスクスクス


 聞こえる笑い声はその人物から発されている。


 ぼうっと紅く輝く瞳にはその凶行は見えているだろうに助ける様子は見られない。


 一段と子供の首を圧迫する力が込められた。



『やめて』




 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ