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エピローグ
エピローグ
眩い朝日に、零士は、無理矢理起こされた。
「もう……朝か」
気だるそうに声を上げる。「世喰らい」の騒動から何年経ったか。最近は、徹夜で書類処理をしていたせいで、目元には、隈が出ている。
「こりゃあ、軽く死ねるわ」
そう言って、欠伸をする。すると、開いた扉から、声が届く。
「こぉら、紫雨支部長サボっちゃだめですよー」
その声に、零士は、うんざりとしたような声で答える。
「桜子。その呼び方は止めろよ」
ウフフッと笑う桜子。そこに、褐色の肌の二人の少女が入ってくる。
「紫雨支部長。報告に参りました」
彼女達は、C支部で引き取られた少女たちだった。
「ああ。話を聞こう」
「はい……。あ、紫雨副支部長もきちんと聞いていてくださいね」
「は~い」
間延びした桜子の声が支部長室に響いた。
いまままでありがとうございました。
終盤、畳み掛けてさっさと終わらせてしまったのですが、読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
あともう一話、カラーコードの簡易表を投稿させていただいて、この作品を完結させたいと思います。




