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閑話休題  登場人物紹介 ④ 袁術編参

袁術側の勢力の紹介です。

 西暦194年 興平元年


 ●陶謙とうけん・・・あざな恭祖きょうそ 【六十二歳】

官位:元、徐州牧  本拠地:徐州・下邳  兵力:十万

 中央集権国家の限界を感じて地方分権国家を目指す。

 辺境の地で異民族相手に武功をあげた名将の一面も。

 黄巾の残党を兗州や冀州になだれ込ませた仕掛け人でもあるが、曹操に看破されて徐州に攻め込まれる。

 曹操には勝てぬと知り、戦上手の張飛に徐州牧を譲って隠居中。

 情勢を見極めて再度徐州牧に返り咲く算段。

 袁術、公孫瓚と三国同盟を結ぶ。


 ●公孫瓚こうそんさん・・・字は伯圭はくけい  【四十二歳】

官位:奮武将軍・薊候  本拠地:幽州・薊  兵力:二十万

 幽州牧である劉虞を討ち、河北では袁紹に匹敵する勢力となった。

 白馬義従を率いる弟の公孫越がだまし討ちに遭ってから戦力が低下し、界橋の戦いで袁紹に敗れる。

 玉璽を手にし、劉備を新帝に掲げたものの、界橋の敗戦で劉備に見限られた。

 袁術、陶謙と手を結び袁紹と未だ対抗しているが、領地は少しずつ袁紹に侵されている。


 ●韓遂かんすい・・・字は文約ぶんやく  【六十歳】

官位:鎮西将軍  本拠地:涼州・金城  兵力:十万

 征西将軍の馬騰とは義兄弟の間柄。

 涼州の自治のため、異民族と協力し合って新国建設を目指す。

 羌族からも漢民族からも信頼が厚く、韓遂が動けば簡単に十万の兵を動員できると云われている。

 袁術軍と呼応して雍州で李傕軍と交戦中だが、旗色が悪い。

 長安に幽閉されている献帝を救出すべく、八名の密偵を忍び込ませた。


 ●馬超ばちょう・・・字は孟起もうき  【十九歳】

異名:錦馬超

 馬騰の長子。初陣で敵将五人の首を獲ったという涼州最強の武将。

 王耀らとともに八名で長安に潜入。献帝救出を画策中。

 東国の名将らと戦うことが何よりの夢。涼州の自治や建国の志は希薄。


 ●龐徳ほうとく・・・字は令明れいめい 【二十六歳】

官位:校尉  異名:西涼の虎

 馬超の傅役。

 馬超とともに長安に潜入中。


 ●馬鉄ばてつ

 馬騰の三男。

 長安に潜入した八名のひとり。出番はいまだなし。


 ●楊秋ようしゅう

 涼州の名家の次子。

 長安に潜入した八名のひとり。出番はいまだなし。


 ●成公英せいこうえい

 韓遂が最も信頼する側近。

 長安に潜入した八名のひとり。


 ●成宜せいぎ

 羌族の王族。

 長安に潜入した八名のひとり。出番はいまだなし。


 ●はく

 謎の少女。まったく口を開かず、常に記憶喪失となった王耀の傍に寄り添う。

 長安に潜入した八名のひとり。


次回は劉備編

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