閑話休題 登場人物紹介 ➂ 袁術編弐
袁術軍の顔ぶれです。
西暦194年 興平元年
●紀霊 得物:三尖刀
袁術軍の東方面総大将、袁術軍において唯一、騎馬隊を率いる。
袁術とは互いに侠客だった頃からの仲間。
呂布と一騎打ちをして引き分けたこともあるほどの武勇を誇る。
●橋蕤
袁術軍の東方面副大将、紀霊とは互いにずけずけ言いあう間柄。
袁術の洛陽脱出時に左目を失う。
臆する部下は容赦なく斬り捨てる。
●張勲
袁術軍の西方面副大将、本陣を守る殿を務める。
袁術の洛陽脱出時に右腕を失う。
得意の陣形は、八門金鎖の陣(戯志才に教わった)
●陳紀・・・字は子橪
袁術の旗本頭。槍の使い手で、身辺警護が任務。
袁術の洛陽脱出時からの仲間。
●雷薄・・・字は臥繫
袁術軍の弓箭部隊を率いる。西方面の第二陣。
袁術の潁川からの撤退時に活躍。寡黙。
●楽就
西方面の第一陣。
口が達者で目立ちたがり屋。募兵時に活躍。
●梁剛
西方面の先陣を率いるが、補佐役の韓浩に裏切られた。
袁術対李傕の潁川の戦いでは、城代として南陽の城に残った。
●劉勲・・・字は子台
袁術が洛陽にいた頃には衝突しあった侠の一団の長。
野心があり約定を反故することもしばしばなため、袁術軍の将たちから白い目で見られている。
孫策が落城させた揚州・盧江の太守に任ぜられた。
●閻象
主簿。「いけませんな」が口癖で、誰彼かまわず難癖をつける。
●李豊
汜水関の戦いにおいて、玉璽を携える使者であった劉和を趙雲に託す
李傕との潁川の戦いでは、遊軍として楊弘の陣の補完をし活躍。
●陳蘭
戦は決して上手くないが、明朗な性格で部下から慕われている。
●楊弘
部隊の引率は巧みだが、酷薄な性格で部下からの信頼は薄い。
●韓胤
袁術の側近。諸国の事情に通じている。外交は苦手。笑顔も苦手。
●程普・・・字は徳謀 得物:鉄脊蛇矛
孫堅軍の四天王の一角。現在は袁術の西方面第三陣。
汜水関の戦いでは、敵将華雄を討ち取り、潁川での夏候惇との戦いでは、見事に夏候惇を生捕った。
冷静沈着で、武勇にも優れ、袁術が最も警戒している武将。
●凌操
紀霊の副将。袁術の潁川撤退時には、わざと敵に寝返り、伏兵を壊滅させた。
現在は孫策の御目付として劉繇攻めに加わっている。
●朱治・・・字は君理
孫堅の側近。現在は袁術の相談役。
孫家再興のため、もと四天王たちの袁術軍への仕官を提案。
●魯粛・・・字は子敬 【32歳】
袁術の隠密。田豊の後を継ぎ、長安にいる袁術の間者たちを束ねる。
王耀の生死についての情報を握っているが、なぜか袁術には報告していない。
長安に幽閉されている献帝救出の段取りを密かに進めている。
●王耀 【17歳】
得物:北斗七星の剣
袁術の長子。なぜかその真実は伏せられ、司徒王允の孫として都で育てられた。
袁家嫡流に受け継がれる北斗七星の剣を譲り受けた。
連環の計で董卓暗殺を謀るが失敗に終わり、捕縛され拷問を受けた。
現在は記憶を失い、西の韓遂の軍に拾われ、長安潜入組に入れられた。
呂布の娘、斗とは許嫁の関係。
●趙雲・・・字は子龍 【19歳】
愛馬:白竜 得物:点鋼槍
若くして公孫瓚軍の白馬義従七番隊隊長に任命された女傑。
父の親友であった袁術に助力したいと奮闘する。
現在の目標は最強の武将と名高い呂布に勝つこと。
呂布の娘である斗を救い出し、孫策の与力として盧江攻めに加わった。
愛用の点鋼槍は呂布が趙雲に贈ったもの。
●田豊・・・字は元晧
袁紹軍の都督。もとは王耀の側役で、密偵として袁紹軍に潜入した。
荀彧に曹操を紹介したり、飛燕攻めの呂布に手を貸したりと、地味に袁術側が優利に運ぶよう尽力している。
公孫瓚の白馬義従を殲滅するのに策を練り、活躍。その功績から都督に昇進した。




