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異世界合宿サバイバル ー チートお嬢様たちに溺愛された日陰少女のハーレム異世界復興譚 ー  作者: こみやし
02.森林村開拓編

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02-49.告白




 未来ちゃん、茉白ちゃん、リーリャ。私の決意を聞いてくれるかな?



「もちろんです♪」


「ええ♪ いいわよ~♪」


「影裡様の意思は絶対。ボクは影裡様の選択を支持する」


 早い早い。一人だけ気が早い。



「内容はもちろんフェアリスちゃんとティエラさんのことですよね♪ 私も異論はありません♪ よくぞ決心してくださいました♪ 流石は影裡さんです♪」


 なんか妙にテンションが高い。何企んでるの?


「企んでいるだなんてそんな♪ 気の所為ですよ♪」


 まあいいや。どうせ未来ちゃんが悪巧みなんて出来る筈もないんだし。


「どういう意味ですかぁ!?」


 私の未来ちゃんは真っ直ぐだからね。


「影裡さんの方は近頃随分と逞しくなられましたね!」


 ふふふ♪ 皆に鍛えられているからね♪


「そこは私のお陰って言ってほしかったです!」


 皆の和を尊ぶ未来ちゃんはどこへ行ってしまったのやら。


「影裡さんのせいです」


 未来ちゃんが人のせいにするなんて。私の完璧美少女はそんな子じゃなかったのに。


「それは影裡さんの幻想です。私は元々こんなんです。完璧美少女だなんてそんな♪ えへへ♪」


 すっかりポンコツになっちゃってまぁ。


「ちょっと。いつまでイチャツイてるつもりよ?」


「もう少しくらい良いじゃないですかぁ!」


「本当にポンコツだわね」


 でっしょ~。


「恋人は似るもんなんですぅ!」


 あんだって?



「茉白さん。続きをお願いできるかしら」


 キスイは強引に会議を進めた。



「う~ん。まだ早いわ~。影裡ちゃんから内容を聞いていないもの~」


 だよね。


 えっとね。私はフェアリスちゃんとティエラを恋人に加えたいの。その為に皆の賛成が欲しい。一人でも反対するならこの提案は取り下げる。私にとって何より大切なのはこの場にいる八人だから。フェアリスちゃんたちには悪いけど、敢えて半端な距離感を維持するのも一つの手かもしれないと思ってる。それでももし許されるなら一歩を踏み出すつもりだよ。どうかな? 後は茉白ちゃんだけなんだ。認めてくれるかな? 私の浮気を許してくれるかな?


「いいわ~♪」


 本当に? 無理してない?


「ええ♪ 言った通りよ♪ 影裡ちゃんが覚悟を持って踏み出すなら支えてあげるわ♪」


 ありがとう。茉白ちゃん。


「でも忘れないでね。それはとっても大切な覚悟だっていう事。私たちはいつか帰るつもりだって事。それから私も放っておかれたら寂しいって事をね」


 もちろん♪ 覚悟はしたよ♪ 帰る時は二人も連れてくよ♪ 二人がそう望んでくれるなら♪ それに私は毎日茉白ちゃんを抱きしめないと生きられない身体になっちゃったもんね♪


「うふふ♪」


 ぎゅっちゅ♪




----------------------




 ということなんだけど。フェアリスちゃんとティエラもどうかな? 私の恋人になってくれるかな?


「いまさら!? フェアリスこいびとちがうの!?」


 フェアリスちゃん的にはとっくに恋人のつもりだったようだ。めんごめんご。改めてよろ。てことで次。



「わたしも? なんで?」


 ティエラはキョトンとしている。やっぱりそういうつもりはなかったようだ。


「ティエラも♪ なろ♪」


「だからなんで? カゲリはわたしが好きなの?」


 えっと……。


「ああ♪ 気を遣ってるんだね♪」


 あ、うん。つまりはそういう事。ほら。私たちってあんまり人目を気にしないじゃん? どこでもチュッチュしちゃうじゃん? ティエラもどうかなって。どうせなら一緒に楽しんでみない?


「それがカゲリの望みなら♪」


「ならきまり♪」


 えぇ……。そうじゃないんだよなぁ……。


 いやまあ、私の誘い方もどうかとは思うけども。



「ちがう? カゲリ、わたし欲しくない?」


 欲しい欲しい。影裡ちゃん貪欲。全部欲しい。


「ならいーよー♪」


 やっぱりなんか違う?


「どっち~?」


 もっとティエラの主体性が見たいというか。普段そこまで従順なわけでもないじゃん? むしろ私にはもっと気安かったじゃん? 別に私は神様としてティエラを欲してるわけじゃなくてさ。ティエラが私を好きになってくれるなら嬉しいなって思ってさ。だから今は敢えて友達として答えてほしいなって。ティエラは私ともっと仲良くなりたい? 私の家族になってくれるつもりはある? 私と一緒に神様をやってくれる? 私の全てを背負ってくれる? 私たちが故郷に帰る時は一緒に来てくれる? もしそうしてくれるなら私は私の全てを、ううん。その十分の一をティエラに差し出すよ。どうかな? 受け取ってくれるかな?



「う~ん……」


 ごめんね。急にこんな事言い出して。


「ううん♪ ありがと♪ カゲリ♪ とっても嬉しいよ♪」


 そっか。なら。


「けど少し考えさせて♪」


 うん。了解。


「わたしは巫女だから。それを大切に思ってるから。神様の一人になるのは少し難しいかも」


 そこはまあ、臨機応変に。別に私たちも神様ってわけでもないし。私たちはあくまで神様に頼まれてこの世界を救おうとしているだけだからね。神様に許可を貰って神様のフリをしているだけだからね。何が言いたいかっていうと、つまりは私たちの立場って結構曖昧なんだよ。だからあんまり気にする必要はないと思うよ。そこはね。


「ううん。そうじゃないよ。わたしにとってはカゲリたちこそが神様なんだよ。わたしはカゲリたちに仕えられる事を誇りに思っているし、カゲリがわたしを求めてくれた事が嬉しいんだよ。それもこれも全部カゲリたちがわたしたちを助けてくれたからだよ。本物の神様は関係ないよ」


 なるほど。神様云々じゃなくて、私たちの一員に加わる事が懸念事項なのか。それは光栄であると同時に、恐れ多いことでもあるんだね。


「うん。だいたいそんな感じ」


 なら待ってるね♪ ティエラのお返事♪


「うん♪ ありがとう♪ カゲリ♪」

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