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異世界合宿サバイバル ー チートお嬢様たちに溺愛された日陰少女のハーレム異世界復興譚 ー  作者: こみやし
02.森林村開拓編(仮)

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02-17.成長期

「カゲリちゃんてば最近、綺透きすいさんとばっかりだね」


「本気で落とすつもり。一人ずつ。確実に」


「よく耐えてるよね。綺透さん。私ならとっくに落ちてるよ」


「無駄な抵抗」


「意外だね。リーリャちゃんは綺透さんと同じ考えかと思ってた」


「考えが理解出来ないわけじゃない。雪城 綺透の誠実さには感謝だってしてる。だから敬意も払う。余計な手出しをするつもりはない」


「大絶賛だ」


「けどボクの考えは違う。影裡様を無理やり変える必要は無い。過去は必ずしも乗り越えるべきものじゃない。ボクは生涯影裡様の側を離れない。その覚悟があるならどんな影裡様だって問題じゃない。ただ幸せでいてさえくれるのなら」


「極論だね」


「問題ない。幸せにするのはボクの務め」


「流石にそれはリーリャちゃんだけには譲れないかな」


「ボクは灯里にも期待してる」


「ありがと♪」


「九条 未来は正直期待外れ」


「あら。辛口評価」


「フェアリスを連れてきたのは悪手。先の計画の為にはなっても影裡様の為にはなり得ない」


「本当は遠ざけたかったの?」


「間が悪い」


「なるほど」


「それに帰還を諦めると宣言するようなもの」


「それは極論が過ぎない?」


「何にせよ影裡様を悲しませる結果にしか繋がらない」


「フェアリスちゃんだってカゲリちゃんを幸せにしてくれるかもよ?」


「……灯里にもがっかり」


「……ごめん。そうだね。今のは失言だった」


「ガッツを忘れるな」


「うん。私だって別に諦めたわけじゃないんだよ」


「その意気だ」


「けどリーリャちゃんも頑張ってね♪ 手を抜かれたら張り合いがなくなっちゃうもん♪」


「問題ない。灯里の相手なんて片手間でも十分」


「ふふ♪ リーリャちゃんも変わってきたね♪ そこは『影裡様の事で手を抜くなんてありえない。いつもいつでも全力投球』くらい言ってくれるかと思ったのに♪」


「……不覚」


「あら。本当にショックだったみたいだね」


「感謝する」


「うん。え? あ、行っちゃった。修行でもするのかな? もうすぐ休憩終わっちゃうよ?」




----------------------




「(カキカキ)」


 茉白ちゃん > アリシアちゃん > リーリャちゃん > 未来ちゃん > 凜火ちゃん > 心愛ちゃん > 私 > フェアリスちゃん > さくちゃん > キスイちゃん



「いえ。やっぱりここは変よ。おかしいわ」


 そうかなぁ?



「トップとアンダーの差で考えれば確かにリーリャさんは大きく見えるわ。けれど総合的には未来さんの方が上だと思うの。未来さんをリーリャさんの上にすべきよ」


 う~ん。それで言うと凜火ちゃんと心愛ちゃんもかなぁ?


「そう……ね。いえ。あれはどちらかしら? ちゃんと測ってみないとわからないわね」


 そうだね~。頼んだら測らせてくれるかな?


「健康診断は必要かもしれないわね。私達は成長期だもの」


 安心して。キスイちゃんの胸は一切成長してないから。


「あぁん?」


 希少価値♪ だぜ♪


「ふっざけんじゃないわよ! だいたいあなたも大差無いじゃない!」


 私は平均よりちょっと下くらいっていうか。


「たった十人で平均もなにもないわよ! 心愛さん以上が強豪すぎて勝負になってないじゃない!! だいたいなんでサラシ付けてるやつが二人もいるのよ!? 凜火さんはこっち側だと思ってたのに!!」


 ね~。驚いたよねぇ~。あんなにぺったんこになるもんなんだねぇ~。



「お二人は何を騒いでいらっしゃるんですかぁ?」


「「っ!?」」


 み、未来ちゃん!? なんか怒ってる!?



「いえ。別に」


 これはどっちだ!?



「本当に怒ってはいませんよ。ただ少々呆れただけです」


 ……未来ちゃんも混ざる?


「呆れたって言ってる相手になんで誘いをかけるのよ……」


「構いませんよ。今は何を話し合っていたのですか?」


 それは……その……皆のバストサイズを……比べて……。


「影裡さんの好みはどの辺りですか? やっぱり茉白さんが一番ですか?」


 えっと……はい……とっても……良いと思います……。


「そんなに怯えないでください。話はわかりました。私も頑張りますね♪」


 え? 巨乳って頑張ってなれるものなの? いや確かに未来ちゃんのお胸は急成長中なんだけども。


「最近下着がキツくて困っています」


 でしょうね。


「服の問題はどうにかしないとだわ。アリシアさんのスキルに頼り続けるのは限界があるもの」


 そうだね。アリシアちゃんがどこか出かけてる時とか困るもんね。逆にこの前の未来ちゃんと凜火ちゃんみたいに単独で離れる事だってあるだろうし。


「ですね。それに下着だけではありません。今は夏服で過ごせていますが、これから先寒くなる可能性だってありますから」


 あれ? その辺は調べてなかったんだっけ?


「いえ。基本的にこの辺りの気候は安定しています。雨が降る事すらありません」


 それはそれで問題なんだけどね。


「ええ。それだけ不自然な気候ですから。いつ崩れないとも限りません。先に用意しておかねば手遅れになり得ます」


 そうだね。服を作る為の布すらない状況だもんね。植物を加工して繊維を取り出すなんて時間もかかるだろうし。一応これまで食料にした兎なんかの毛皮は残してある筈だけど。後は鳥の羽毛とか。アリシアちゃんのメイドさん達が纏めて管理してくれている筈だ。



「そろそろ仕事に戻るわ。さっさと家を作り上げてしまいましょう。続きは未来さんと影裡で話し合っておいて」


 あら。参謀担当は大忙しだ。なにせ現場監督も務めてるもんね。私以外の皆は兼任しまくりなのだ。



「影裡さんだってこうして問題を示してくださるじゃないですか」


 単に休憩中のキスイちゃんに絡んでおっぱい談義してただけなんです……すみません……。


「卑屈になる事はありません。身体の状態を確認し続ける事は重要です。動機がどうあれ影裡さんは必要な事をしてくれています。自信を持ってください」


 えっと……うん。ありがとう、未来ちゃん。


「……」


 ……どったの? そんな驚いた顔して。


「い、いえ。綺透さんは流石だなと」


 ?


「私も負けていられません!」


 なんかようわからんけど、がんばえ~♪


「はい♪」

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