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異世界合宿サバイバル ー チートお嬢様たちに溺愛された日陰少女のハーレム異世界復興譚 ー  作者: こみやし
01.少女たちの夏休み

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29/89

01-29.朝の挨拶

「カ~ゲリ♪」


 おはよう。フェアリスちゃん。今日も朝から来たね。あの遺跡調査の日から毎日だね。今日は普段より更に早いけど。村での立場は大丈夫? そろそろ怒られない?



「おはよ! あそぼ!」


 まあ、待ちたまえよ。こちとら朝の身支度もまだなのだ。



「はい♪ ばんざ~い♪」


 ばんざ~い。



「カゲリ、あかちゃん?」


 心地良く感じている自分がいるのは否定しない。



「すき?」


 うん。つまりはそういう事。さくちゃんが構ってくれるからね。私はそれだけで嬉しくて堪らないんだよ。



「もう♪ カゲリちゃんったら♪」


 抱きつくのは服着せてからにしてね。どさくさ紛れに揉まないで。



「奉仕だけさせて報酬は渋るよね」


 ふふ♪ さくちゃんにとって私の世話を焼けるというのはそれだけで十分な報酬と言えるんじゃないかな♪ かな♪



「流石にその思考はどうかと思う。否定はしないけど」


 さくちゃんがドン引くって相当かもしれない。



「引きはしないよ。前のめりにしゃぶり尽くすよ」


 その答えもどうかと思う。



「むずかし……」


 ふふ。私達の会話が高度すぎて、フェアリスちゃんにはまだ早かったみたいだね。いやまあ、たった数日で普通に会話が成立している時点で十分凄いんだけども。


 私のスキルは所詮伝えるだけの能力だ。私から習った言葉を記憶して使いこなしているのはフェアリスちゃん自身だ。異世界幼女マジぱない。



「なんだかんだ言いながら、カゲリちゃんって甘々だよね」


 でなきゃさくちゃんの幼馴染は務まらないでしょ。



「最高のパートナーだね♪」


 違いない♪



「むぅ~」


 今日もジェラッてるね~。



「流石に可哀想だよ」


 さくちゃんも甘くなった?



「私だって相手は選ぶんだよ。フェアリスちゃんはまだ小さな子供だもん。あんまり虐めちゃダメなんだよ」


 どの口で。リーリャちゃんと変わらないじゃん。



「ボク同い年」


 まじ? 飛び級したとかじゃなくて?



「……」


 疑ってごめんなさい。



「許す」


 ありがとう。リーリャちゃん。ぎゅっちゅ♪



「私も~!」


 ぎゅっちゅ♪



「フェアリスも!」


 めんご。



「む~ぅ~~!」


 フェアリスちゃんの方から抱きついてきた。しゃあない。これくらいは許してあげましょう。服も着たし。



「こどもちがう~」


 別にそれだけが理由じゃないんだけどね。



「そういえばあなたいくつなの?」


 八歳くらいでしょ? いっても十歳くらいだと思う。身長は百三十前後くらいだし。



「じゅうさん!!」


 え? マジで? 私達と二つか三つしか変わらないの?



「栄養が足りていないんじゃない?」


 なるほど……。そもそもの平均身長が低いパターンか。そういえば他の村の人達もそんなに高くなかったね。フェアリスちゃんの場合は特に童顔なのもありそうだけど。



「こども! ちがう!」


 ごめん。そこは認めて謝罪する。



「いいよ! ちゅ~!」


 それはそれ。



「時間切れ。離れろ」


「む~ぅ~~!」


 ごめんね、フェアリスちゃん。ありがとう、リーリャちゃん。



「おはようございます! 影裡さん!」


 おはよ。リーダーちゃん。リーダーちゃんも毎朝早いね。ぎゅっちゅ♪



「あなた達が遅すぎるのよ」


 クールちゃんもおはよ♪ ぎゅっちゅ♪



「少しは」


 ぎゅっちゅ♪



「カゲリ!」


 ごめんなさ~い!



「節度を弁えなさい! 淑女たるもの! みだりに唇を許すものではありませんのよ!」


 はいっ!



「ありゃ? 今朝の挨拶は打ち切り?」


「残念だわ~」


「無くなると物足りんものだな」


「あなた達!」


 ごめんなさい……。反省するから……。もう怒らないで、ノーブルちゃん……。



「っ! ……わかればよろしいんですの。だからそんな顔をするのはおやめなさい」


 うん! ありがとう! ノーブルちゃん! 大好き!



「それもですわ! 反省していないじゃありませんの!!」


 ちがっ……ごめんなさい……。



「くっ! ですからその顔をおやめなさいと!」


 うん……。



「もう。仕方のない子ですわね」


 ノーブルちゃんが指をパチンと鳴らすと、影メイドさん達がシーツのカーテンを広げてくれた。



「せめて人目に付かぬところでおやりなさい」


 ありがとう! ノーブルちゃん!



「ちょっと! どうしてワタクシを引っ張るんですの!? 今朝の分は済ませましたわよ!?」


 え? 普通にお礼だけど……あ、ごめんなさい。そうだよね。こんな事がお礼になるだなんて思い上がりだよね……。私なんかが……。



「ちがっ!? もう! 本当になんなんですの!? あなたは!?」


 ノーブルちゃんに引っ張られてカーテンの中に入り込む。そのままノーブルちゃんの方から抱き締めてくれた。

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