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異世界合宿サバイバル ー チートお嬢様たちに溺愛された日陰少女のハーレム異世界復興譚 ー  作者: こみやし
03.森林村発展編

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03-18.親友




「ひゃっ!? 綺透さん!?」


「好きよ。未来」


「綺透さん……」


 未来ちゃんは頬を赤らめながら目を瞑った。



「……」


 キスイは少しだけ考えたものの、未来ちゃんの鼻先に口付けてお茶を濁した。



「……綺透さん?」


「またね。未来」


 あ、逃げた。




----------------------




 ダメダメだったね。引いてダメなら押してみろ作戦。


「うるっさいわね。ならあんたがやってみなさいよ」


 やってもいいけど、普通にチュッチュしちゃうだけだよ?


「くっ! 余裕ぶっこいてんじゃないわよ!」


 私相手に練習してみたら?


「今はそんな気分じゃないわ」


 キスイ。


 あごクイ♪


「やめなさい」


 なんでさ。つまんないの。


「あなたねぇ……」


 なにビビってんのさ。


「……そんなんじゃないわ」


 じゃあどんなんさ。


「……後戻り出来なくなりそうなんだもの」


 やっぱビビってんじゃん。


「ビビってない。しつこいわよ」


 キスイ。


「しつこいってば!」


 キスイ。


「なに……よ」


 キスイ。キスイ。キスイ。


「それ……やめ……て」


 ……。


 …………。


 ………………。



 うふふ♪ 影裡ちゃん大満足♪


「後で覚えてなさいよ……」


 キスイも喜んでたじゃん。


「……」


 そんな顔しないでよ。


「あなたのせいでしょ」


 お陰で少しは落ち着いたでしょ?


「……そうでもないわ」


 まだ足りぬと申すか。


「そろそろ唇だけでは物足りないと思っていたところなの」


 あ~。なんかちょっと用事思い出したかも。


「まあ待ちなさい」


 くっ! HA☆NA☆SE!!


「私のライフはまだ残っているわ」


 なんか違くない?


「よく言うじゃない」


 「発動していたのさ」とセットだよね。


「それはどうかしら」


 いつまで続けるの? このデュエリスト談義。


「ねえ影裡」


 なんじゃらほい。


「私たちって一番気が合うと思うの」


 そうだね。まるで親友のように思っているよ。


「いいわねそれ。私は恋人で親友よ」


 そうやって差別化を計っていくの?


「そうよ。浮気してはダメよ」


 わかった。私の親友は生涯キスイだけだ。約束するよ。


「ふふ♪ 嬉しいわ♪」


 これで勇気出た?


「どうしても私と未来さんをくっつけたいのね」


 キスイがやりたがってるんじゃん。未来ちゃんを怖気づかせて思い直させるんでしょ?


「無理に決まってるじゃない。あの未来さんよ?」


 自分で始めたことでしょうが。


「助けて。影裡」


 いいよ。私に出来ることはなんでもやってあげる。


「方法を考えるところからよ」


 うん。なら私の未来ちゃんを大好きな気持ちをキスイにもわけてあげるよ。


「ふざけないで」


 ふざけてないよ。名案だよ。


「迷案の間違いでしょ」


 迷走してるのはキスイでしょ。


「影裡のせいよ」


 もう何度も聞いたよ。


「責任を取りなさい」


 なら未来ちゃんを私に夢中にさせてくるね。キスイへの想いを忘れるほど。


「……それはそれで嫌よ」


 我儘だなぁ。


「もっと平和的な方法を探しなさい」


 無茶苦茶言ってる自覚ある?


「影裡になら出来るわ」


 めっちゃ平和的な案ばかり出してたと思うんだけど。


「どこがよ」


 少なくともキスイが自分から嫌われるよりはずっとね。


「そんなことしてないじゃない」


 そうかな?


「そうなのよ」


 そっか。


「中身のない会話ね」


 親友との雑談だからね♪


「作戦会議よ。大切な」


 はいはい。なら次の作戦を考えてみようか。

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